バディだけじゃない! ぶっ飛んだ個性とこだわりが詰まったミツオカの名車3選
- 筆者: MOTA編集部
1968年に富山県で光岡自動車工業として板金塗装業からスタートした光岡自動車は、マイクロカーやレプリカ車の製造を経て、1996年に型式認証を取得し、日本で10番目の自動車メーカーになりました。そして、2020年11月26日、新型車で光岡初となるSUV「バディ」の予約受注を開始。一時はサーバーがダウンするほど大きな話題となりました。そこで今回は、一度見たら忘れないインパクトを持った個性的なミツオカの名車3選をご紹介します。
その存在は唯我独尊! ファッションスーパーカー「オロチ」
2006年に発表され、2007年から販売を開始した光岡のファッションスーパーカー「オロチ」は、曲線で描かれるグラマラスなエクステリアを身に纏い、オロチ(大蛇)の名にふさわしい生命感と躍動感あるスタイリングが特徴です。オロチは、職人の手作業による組み立てとなっており、完全受注生産400台限定で発売を開始。ボディーカラーは約300色、希望に合わせた配合色がオーダーできました。
また、新世紀エヴァンゲリオンやデビルマンとコラボした限定車も販売。生産が終了しても、個性ある圧倒的な存在感が色あせることはありません。
自社設計・製造にこだわった
ミツオカ オロチの歴史は、2001年に開催された第35回東京モーターショーにコンセプトカーを出展したことから始まりました。ホンダ NSXをベースに作られたオロチのコンセプトカーは反響が大きく、市販化に向けて動き出します。
光岡自動車が販売する車両の多くが、既に販売されている他社の市販車をモディファイする形で製造されています。しかし、オロチはオリジナルのスチール製スペースフレーム構造のシャシー、特許を申請した独自の衝撃吸収装置など、自社設計・製造にこだわり、5年の月日をかけて開発されました。
ミツオカ オロチの中古車相場
■中古車掲載台数:2台
■中古車相場:1088万円~1099万円
※中古車掲載台数および相場は、2020年11月26日時点のデータ
宝石も嫉妬する美しきオープンカー!「ヒミコ」
ミツオカ ヒミコは、2008年から販売を開始した2ドア2シーターのオープンスポーツカー。「宝石すら、嫉妬する。」という発売当初のキャッチコピーからも分かるように、国産車とは思えない美しい出で立ちが大きな特徴です。
ベースとなるのは、3代目から4代目のマツダ ロードスター。発売開始当初は3代目ロードスター(NC型)をベースに生産されていましたが、ロードスターが4代目(ND型)へモデルチェンジすると、ヒミコも合わせてモデルチェンジされます。
初代ヒミコは、ソフトトップルーフとハードトップルーフをラインナップしていましたが、2代目ではソフトトップのみの展開となっていました。
月に2~3台生産の希少なヒミコ
外観は、光岡のストレッチ技術によりホイールベースを延長し、長いノーズの先には、宝石のように輝く丸型ヘッドライトを装着。また、縦型のメッキグリル、小さな丸型リアランプがレトロな印象を際立てています。
インテリアは、上質なシート、加飾したパネルなどを装備し、光岡のイメージリーダーにふさわしい質感。また、ベース車両の内装や外装を分解し、1台ずつ職人の手作業でカスタマイズしていることから、1ヶ月に生産できる台数が2~3台という少量生産モデルです。
ミツオカ ヒミコの中古車相場
■中古車掲載台数:8台
■中古車相場:338万円~655.1万円(応相談含む)
※中古車掲載台数および相場は、2020年11月26日時点のデータ
その姿は古きよき英国の高級サルーン「ガリューI」
1996年にデビューしたガリューI(我流)は、伸びやかなフォルムもクラシカルなデザインで、古きよき英国車風の仕上がり。エクステリアは、丸みのあるフェンダー、丸型ライト、大型メッキグリル、オーバーライダー付の前後メッキバンパー、縦型の細長いリアコンビランプが特徴です。
インテリアには、木目調のパネルが装着され、上質な室内空間を演出。日産 クルーサルーンをベースに作られ、2001年まで生産されました。
直列6気筒エンジンを搭載するクラシカルサルーン
ミツオカ ガリューIは、ベーシックグレードの「スタンダード」と上級グレードの「デラックス」を用意し、エンジンは、130PSを発生させる2.0リッター直列6気筒「RB20E型」を搭載。トランスミッションは、4速ATまたは5速MTから選べました。
オプションとして、本革シート、アルミホイール、ウッドパネルなどが用意され、より豪華な仕上げにすることもできます。
ミツオカ ガリューIの中古車相場
■中古車掲載台数:3台
■中古車相場:48万円~99.8万円
※中古車掲載台数および相場は、2020年11月26日時点のデータ
▼これまでご紹介した名車はコチラ!▼
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。