三菱パジェロディーゼル 2011年モデル 試乗レポート(2/4)
- 筆者:
- カメラマン:オートックワン編集部
馬力を12%上げつつ、燃費は6%の向上を達成
ポスト新長期排出ガス規制に適合しながら、動力性能も向上した。
3.2リッターコモンレール式直列4気筒DOHC4バルブディーゼル(4M41型)エンジンは、最高出力を12%アップの140kw(190ps)/3500rpm、最大トルクは19%アップの441Nm(45.0kg-m)/2000rpmのポテンシャルを搭載。JC08モード燃費も、GRやエクシードは10.4km/Lと、4%向上した。
もちろん、平成27年度燃費基準を達成している。ちなみに10・15モード燃費は10.6km/ℓだ。こちらは6%の燃費向上である。地球温暖化の元凶とされるCO2(二酸化炭素)排出量はJC08モードで252g/kmと、4%の削減となった。
また、3.8LのV型6気筒ガソリンエンジンは制御の最適化などで燃費を向上させ、平成22年度燃費基準+5%を達成している。ブレーキ優先のブレーキオーバーライド制御を採用したこともニュースのひとつだ。
ユーティリティ関係ではHDDナビゲーションの機能を向上させたことが注目される。ミュージックサーバーの容量を増大し、グローブボックスの中にUSB端子やリンクシステムを追加した。
ボディカラーは、ブラックマイカに新色のアイガーグレーメタリックを配した3ウェイ2トーンを新たに設定している。
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