ミニ クーパー クロスオーバー・ALL 4 試乗レポート/今井優杏(1/2)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:和田清志
JAIAと書いてジャイアと読む、日本自動車輸入組合(Japan Automobile importers Assosiation)とは、海外の自動車メーカーと直接輸入契約を結ぶインポーターによって結成されている組織だ(JAIA公式サイトから引用)。
そのJAIAが毎年、媒体やジャーナリストなど報道関係者を対象に行う『JAIA試乗会』は、JAIAに加盟するインポーターが大集結し、主力モデルをババ~ン!と太っ腹に揃えるギョーカイ名物・大試乗会となっている。
今年も盛大に行われたこの試乗会にて、並いるゴージャス☆ラインナップ中オートックワン編集部が懊悩に懊悩を重ねて厳選した試乗車に、ワタクシ今井優杏がイッキ乗りしてきた!短評でお届けしよう。
JAIA特集
『まだまだ売る気』のミニの四男坊
ミニといえば、もはやホットな話題は昨年の「東京モーターショー2013」でお披露目された新パワートレインに集中していて、ユーザーさま方もすっかりソレを待ち侘びているような風潮になっているんだろうか。
いやいやちょっと待って!そんな最中だからこそ?既存モデルde温故知新、ってこともある。新パワートレーンのMINIも、ここまでバリエーションを充実させるのにおそらくあと何年もかけるのだろうし、それになんと、その『まだまだ売る気』を象徴するかのように、昨年追加されたモデルだってあるのだ。
それがミニ クロスオーバーのクーパーに追加された四輪駆動『ALL 4』。
MINI Cooper Crossover All4(ミニ クーパー クロスオーバー・オール4)だ。
雨後のタケノコみたく唐突にモデルを増やしてきたミニファミリーの四男坊としてハッチバック、カブリオレ、クラブマンに続いたクロスオーバーは、ミニ初の4枚ドアと、ミニ初の四輪駆動モデルをもち、運動能力とユーティリティーという2枚看板を掲げ、本格的にファミリーカー市場に切り込んで来たモデルだった。それでありながらすべてのグレードでATとMTを選べるなど、マニアックな選択肢まで与えてくれた素晴らしきクロスオーバーの誕生、そう、あれは2011年のこと。月日が過ぎるのはあっという間なのねん……(遠い目)。
はっ、イカンイカン、すっかり感傷に浸ってしまったけども、ミニの愛らしさ、キュートさはそのままにちょっとおっきくなっちゃった!的な、なんとも「くすぐる」その姿は、『こんなんミニちゃうやろ!BIGやろ!』なんて皮肉をものともしない人気者になったのだった。
そんなクロスオーバーだが、実はウリの四輪駆動『All 4』は最上級グレードのクーパーSにしか設定されていなかったのだが、昨年(2013年)9月にクーパーでも選択できるように設定された。ちなみに弟分「ペースマン」のクーパーにも同じタイミングで設定されている。
おそらくコンパクトSUV市場がなんとなく活性化してきちゃったことがその理由だと思う。また商機がやってきたのかもしれないから、ちょっとレンジ拡げとこうかな、というイメージか。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。