ぶっ飛び装備満載! 高級車市場は新型Sクラスの独壇場になる?!(2/2)
- 筆者: 竹花 寿実
- カメラマン:MOTA編集部
スッキリ豪華がキモ! 注目は正方形モニター
インテリアも大変身を遂げた。とくにインパネは、直線的な造形となり、エアコン吹き出し口も丸型から長方形に。横長の大型ディスプレイが消えて、12.8インチ(標準は11.9インチ)と従来から64%も大型化したOLEDタッチディスプレイが、センターコンソールから立ち上がっている。またドライバー正面には12.3インチのOLEDの3Dディスプレイが備わる。
様々な機能が大型タッチディスプレイに集約され、物理スイッチが最小限となったことで、インパネ周辺はかなりスッキリとしている。
結果、見た目のラグジュアリー感は曲線を多用した従来モデルより薄まったようだが、シームレスにドア側と連続する、精緻な加工が施されたパネルやアンビエントライトが際立ち、凜としたハイクラスなイメージは高まった印象を受ける。
最高級サロン並みの快適性! マッサージ機能も大幅強化
またボディサイズ拡大により、室内空間も横方向と後席レッグスペースを中心に、さらに広くなった。
シートは完全に新設計で、特に後席は従来から備わる「クッシェルキッセン」と呼ばれるスーパーソフトクッションに新たにヒーター機能を装備。またこれまではアームレストに備わっていたヒーターが、新たにドアパネル側にも内蔵されるなど、一層きめ細やかに作り込まれている。
やっぱり超ゴージャスな4人乗りがオススメ! ハンパないリヤシートがコレ
シートには10種類ものマッサージ機能が搭載されている。
このマッサージ機能は、ドライブデータやウェアラブル機器の情報に基づいて適切なフィットネスやウェルネスプログラムを提案するENERGIZING COACHや、従来モデルで話題となった専用のフレグランスを車内に満たし、イオナイザーも備えたAIR-BALANCEパッケージ、そして美しい映像や4Dサラウンドサウンドとともに、ENERGIZING COMFORTプログラムの一部としても機能する。もはや最高級のサロンスペースのようだ。
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