SUVモデル「Mクラス」が名前も新たにリニューアル/「メルセデス・ベンツ GLE 350 d 4MATIC Sports」試乗レポート(2/4)

  • 筆者: 今井 優杏
  • カメラマン:茂呂幸正・島村栄二
SUVモデル「Mクラス」が名前も新たにリニューアル/「メルセデス・ベンツ GLE 350 d 4MATIC Sports」試乗レポート
「Mercedes-Benz GLE 350 d 4MATIC Sports」試乗レポート/今井優杏 「Mercedes-Benz GLE 350 d 4MATIC Sports」試乗レポート/今井優杏 「Mercedes-Benz GLE 350 d 4MATIC Sports」試乗レポート/今井優杏 「Mercedes-Benz GLE 350 d 4MATIC Sports」試乗レポート/今井優杏 「Mercedes-Benz GLE 350 d 4MATIC Sports」試乗レポート/今井優杏 「Mercedes-Benz GLE 350 d 4MATIC Sports」試乗レポート/今井優杏 「Mercedes-Benz GLE 350 d 4MATIC Sports」試乗レポート/今井優杏 「Mercedes-Benz GLE 350 d 4MATIC Sports」試乗レポート/今井優杏 「Mercedes-Benz GLE 350 d 4MATIC Sports」試乗レポート/今井優杏 「Mercedes-Benz GLE 350 d 4MATIC Sports」試乗レポート/今井優杏 「Mercedes-Benz GLE 350 d 4MATIC Sports」試乗レポート/今井優杏 画像ギャラリーはこちら

「AMG 63S」以外、全てディーゼル仕様

「Mercedes-Benz GLE 350 d 4MATIC Sports」試乗レポート/今井優杏

さてそのGLEだが、頂点の「メルセデスAMG GLE 63S 4MATIC」を除き、パワートレーンは3.0リッター V6ディーゼルターボの「350d」のみ。すべて四輪駆動の4MATICで、ベース/ 本革仕様/ スポーツの3グレード展開だ。

加えて先述のAMGだけガソリンエンジンで、5.5リッター V8ツインターボとなる。

今回の試乗は「350d」で、話は冒頭に戻る。

ディーゼルを感じさせないジェントルかつシルキーな感触

「Mercedes-Benz GLE 350 d 4MATIC Sports」試乗レポート/今井優杏

踏んで行く際、最初のひと転がりからしばらくだけはややルーズ。スロットル開度に対してラグを持たせながらぬるっと進み始めるイメージだが、これは燃費との両立もあるのだろう。いざ速度にさえ乗ってしまえば、ディーゼルならではの懐深い、背中を押されるようなパワフルなトルクがそこかしこにふんだんに用意されている。

だというのに、どんな速度域に至ってもドライバーが受け取る印象は完全にジェントルなのだ。坂道を駆け上がって行くとき、高速道路の合流で、また追い越しをするとき。

ディーゼルエンジンが唸りを上げなければいけないようなタフなシチュエーションでも、その咆哮はあまりにシルキー。完璧に車内に保たれた、完全無欠のフラット感は決して破綻しない。

メルセデス自慢のクリーンディーゼル「BlueTEC」

「Mercedes-Benz GLE 350 d 4MATIC Sports」試乗レポート/今井優杏

GLEにはメルセデスが誇るクリーンディーゼル「BlueTEC」エンジンが搭載されているのだが、もはやお家芸のコモンレールシステムや電子制御式の可変ターボチャージャーなど燃焼技術を駆使しており、繊細によく回るトルクフルなもの。そのエンジンの美味しいトコロ、花道を生かすのに貢献しているのが尿素水溶液「AdBlue」を使用した触媒技術だ。

排出ガスにこれを吹きかけることで有害物質と化学反応を起こさせて水と窒素に還元し、有害なNOx(窒素酸化物)を削減するというもの。大容量で効果も高いが、尿素タンクが必要となるため、大型車にしか向かないシステムでもある。

GLEはその巨体を生かしてこれを搭載させることで、どうしてもNOxが出てしまう領域の燃焼で得られる、特有のガッツリ系トルクを殺すことなく走りに生かすのだから、踏み心地がいいエンジンであることは間違いない。ちなみに燃焼自体でも有害物質を抑える工夫はなされ、欧州および日本の厳しい排ガス規制に、高いレベルで適合している。

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

今井 優杏
筆者今井 優杏

自動車ジャーナリストとして、新車や乗用車に関する記事を自動車専門誌、WEBメディア、一般ファッション誌などに寄稿しながら、サーキットやイベント会場ではモータースポーツMCとしてマイクを握り、自動車/ モータースポーツの楽しさ・素晴らしさを伝える活動を精力的に行う。近年、大型自動二輪免許を取得後、自動二輪雑誌に寄稿するなど活動の場を自動二輪にも拡げている。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

MOTA編集部
監修者MOTA編集部

MOTA編集部は自動車に関する豊富な知識を持つ専門家チーム。ユーザーにとって価値のあるコンテンツ・サービスを提供することをモットーに、新型車の情報や、自動車の購入・売買のノウハウなど、自動車に関する情報を誰にでも分かりやすく解説できるように監修しています。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

メルセデス・ベンツ GLEの最新自動車ニュース/記事

メルセデス・ベンツのカタログ情報 メルセデス・ベンツ GLEのカタログ情報 メルセデス・ベンツの中古車検索 メルセデス・ベンツ GLEの中古車検索 メルセデス・ベンツの記事一覧 メルセデス・ベンツ GLEの記事一覧 メルセデス・ベンツのニュース一覧 メルセデス・ベンツ GLEのニュース一覧

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる