メルセデス・ベンツ 新型 Eクラスクーペ 試乗レポート/岡本幸一郎(2/3)
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最終更新日:
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
あえてV6 3.5リッターNAエンジンを選ぶ贅沢
現在のメルセデスのラインアップでは、グレード名の数字とエンジン排気量が一致しているモデルのほうが少なくなったほどだが、試乗したE350クーペには、最高出力306ps(225kW)/6500rpm、最大トルク370Nm/3500-5250rpmというスペックの3.5リッターのV6直噴エンジンが搭載されている。
Eクラスクーペで日本に導入される3グレードのうち、E350クーペのみが自然吸気で、E250クーペとE550クーペはダウンサイジングターボとなる。E550クーペは別格として、E250クーペも十分に出来が良いことは重々承知の上での話だが、E350クーペはさらに乗りやすい。自然吸気エンジンらしくトルクの出方がより素直だからで、とくに発進~停止を繰り返す日本の交通事情下では、このドライバビリティが強みとなる。
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