メルセデス・ベンツ 新型Eクラスクーペ・カブリオレ 試乗レポート/岡本幸一郎(2/2)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:メルセデス・ベンツ日本
オープンのまま200km/h超で巡航できる「Eクラス カブリオレ」
試乗車のタイヤは、E250が18インチ、E500が19インチとなっていたが、どれに乗っても文句のつけようがないほど。路面からの入力を巧みにいなしながら、フラットな姿勢を保ってくれる。乗り心地は極めて快適だ。
ふだんは操舵感が軽快でとても扱いやすいが、高速巡航時となると不思議なくらいビシッとした直進性を生むステアリングフィールも、より洗練されている。
アウトバーンの速度無制限区間で超高速域の走りを試したところ、130~140km/h程度であれば問題なく走れるのはいうまでもないが、さすがに200km/hに近づくと、ダンパーが「NORMAL」ではやや横揺れし始めたので、「SPORT」を選んだところ、それも収まった。高速巡航時には「SPORT」を選んでおいたほうが走りやすい。
カブリオレでも、その安定感あるドライブフィールは屋根のあるクーペと大差なく、トップを開けたまま200km/h超のハイスピードで巡航できてしまうのもまた、このクルマなればこそなせる業に違いない。
それを実現するための必殺技のひとつが、独自の「エアキャップシステム」だ。オートモードを選んでおくと、車速が40km/hを超えると自動的にせり出し、15km/hを下回ると格納されるのだが、これが出ているかどうかで風の巻き込み方がまったく違う。
また、試乗時は気温が20度台半ばと暖かかったため、お世話になることはなかったが、前席の首元から温風が吹き出す「エアスカーフ」は、寒い時期のオープンエアドライブをより快適なものとしてくれる。そして、ひとたびソフトトップ閉じると、クーペと遜色ないほど外界と遮蔽された感覚となるのもまた、このクルマならではである。
また、一足先にEクラスのセダンとワゴンにも与えられた、次期Sクラスに照準を合わせて開発された最先端を行くセーフティディバイスの数々が、マイナーチェンジでありながら大量導入されているのも特筆できる。
あまりに多いので機会があればあらためて解説したいのだが、ようするに自車の周辺で何が起こっているのかを常に把握しており、起こっている状況に対して、現時点で考えうる最適な方法で対処する、とご理解いただければいいだろう。
冒頭で述べたとおり、初日の目的地であるズュルトは高級リゾート地であり、Eクラス クーペ/カブリオレは、そんな風景が最高に似合う。そして、移動時には至上の快適性を提供するとともに、ドライブ自体をとても楽しいものとしてくれるパーソナルカーである。
日本への導入が本当に待ち遠しいのだが、楽しみにして待つことにしよう。
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