メルセデス・ベンツ Eクラス 試乗レポート/金子浩久 編(1/3)
- 筆者: 金子 浩久
- カメラマン:原田淳
メルセデス・ベンツ Eクラス 試乗レポート/金子浩久 編
メルセデス・ベンツ Eクラスのフルモデルチェンジは7年ぶりのことなので、日本での正式発表前からすでにその前評判は高かった。
北海道で行われたメディア試乗会の会場で、初めて実物を眼の前にした。
第一印象としては、先代Eクラスがボディ各部に緩やかな曲線や曲面を多用していたスタイルから一転して、今度のEクラスはシャキッ、パキッとエッジの立った平面と直線が多用されている。
ボディは、全長で20mm、全幅が35mm、ホイールベースが20mm拡大された。全体のフォルムは先代譲りだが、Cクラスの延長線上にあるものとイメージすればよいのかもしれない。
車内空間は、さすがにCクラスよりも格段に広く、余裕たっぷりだ。
ダッシュボードやドアトリムがヒサシ状になった裏側の照明を間接照明として用いている。
他メーカーでも取り入れている手法で、走行性能とは直接関係ないとはいえ、車内の雰囲気を高級クラブやラウンジのように演出する効果はある。
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