メルセデス・ベンツ 新型Eクラス E300 ブルーテック ハイブリッド 試乗レポート/竹岡 圭(1/2)
- 筆者: 竹岡 圭
- カメラマン:メルセデス・ベンツ 日本(株)
いよいよEクラスにもハイブリッドモデルが登場
欧州でエコカーと言えば、メインはクリーンディーゼルモデル。エコ的な側面と運動性能の両面から、クリーンディーゼルモデルが大人気だ。しかし、最近は燃料価格の高騰により、さらなる好燃費が求められている。
そこで、2009年に発売されたSクラスハイブリッドに続き、E400ハイブリッドとE300ブルーテックハイブリッドが登場した。ちなみにE400はガソリンHV、E300はディーゼルHVとなる。
今回試乗したのは、E300ブルーテックハイブリッド。HV初のツーリングワゴンもあるそうだが、今回試乗したのはセダンだ。気になる燃費は、欧州複合モデルで4.2L/100km。リッター計算で23.8km/Lだ。
特徴的なのは電気モーターの出力が20kW、トルク250Nmと小さいこと。厚さたった65mmのコンパクトサイズとなっている。バッテリーも小さい。
バッテリーが小さいと当然EV走行距離は限定されるが(時速35km/hまでで約1km)、全体のバランスを考えてあえてこういう選択をしたらしい。
というのも、大型バッテリーは重量が増すので、ガソリンやディーゼル燃料を使った走行となると燃費が悪化してしまう。ハイボルトバッテリーの搭載はプラグインじゃないとメリットが薄いと、メルセデス・ベンツでは考えているそうだ。
そこで重量の増加はプラス100kgまでと限定し、開発が行われたとのこと。そう考えると、低回転域が得意なディーゼルエンジンと組み合わせた方が、よりメリットが大きいシステムと言っていいだろう。
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