メルセデス・ベンツ 新型Cクラス 試乗レポート/日下部保雄(2/3)

  • 筆者: 日下部 保雄
  • カメラマン:メルセデス・ベンツ日本
メルセデス・ベンツ 新型Cクラス 試乗レポート/日下部保雄
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新型Cクラスはインテリアもよりスポーティに

メルセデス・ベンツ 新型Cクラス
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通常、かなり大きなマイナーチェンジでもインテリアまでは手を加えないのだが、新型Cクラスは大きな変更を受けた。

エクステリア同様、インテリアもより一層スポーティな雰囲気になった。

インパネ表面のシボは新しくなって高級感が増し、かつメーターナセルがナビ一体型になったために横に長いタイプになっている。またメーターグラフィックスも一新されて高解像度のカラーディスプレイに変更された。

そして、心臓部のエンジンも大きな変更を受けた。

2009年にC200は直噴化されて、スーパーチャージャーからターボになっているが、C350は大きく変更になりV6エンジンも直噴化され、更に希薄燃焼を採用して低燃費化とクリーン化を両立している。

メルセデス・ベンツ 新型Cクラス

ちなみに、C200は従来通りの135kW/270Nmで変わりはないが、C350はV6の3リッターから3.5リッターに排気量がアップし、170kW/300Nmから225kW/370Nmに出力がアップされた。

にもかかわらず、燃料消費は先代のC350に比べ31%も削減されている。(日本はC300)

組み合わされるトランスミッションは、C200が従来の5速から「7速7Gトロニック」へ変更されることになった。C350は、もともと7速トランスミッションが積まれているので、こちらに変更は無い。

もう1つの大きな燃費改善策は、「アイドルストップ」が搭載されたことだ。これによる燃費削減効果は、大きい。

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日下部 保雄
筆者日下部 保雄

大学卒業後、モータージャーナリズムの世界へ入り、自動車専門誌をはじめ各媒体に新車の試乗レポートやコラムを寄稿。最近では、雑誌媒体のほかにFMラジオやインターネット自動車情報サイトでも活躍。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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