【PR】あえてのサーティファイブ推し! AMG 35モデルがしっくりくるワケ|AMG A 35 & GLA 35(2/3)
- 筆者: 山田 弘樹
- カメラマン:佐藤 正巳
快適性を保ちつつシャキッとしたGLA 35の乗り心地
乗り心地は、シャキッと引き締まっている。コンフォートモードでショックアブソーバーの減衰力を緩めてみても、まったりとしたそぶりなど微塵もない。
とはいえ不快な突き上げや、段差落ちを伴うほどストロークは規制されておらず、快適性はきちんと保たれている。その足下に18インチの50扁平タイヤを履くことも功を奏しているのだろう、凹凸をトトン! とワンクッションで乗り越えて、ハンドルを切ればキビキビと動いてくれるのである。
306PSを発揮するAMG4気筒エンジン
こうしたシャッキリ感のあるサスペンション剛性は、AMGというスポーティなキャラを演出すると同時に、その高出力を支えるためにある。
フロントに横置き搭載される直列4気筒ターボ「M260」は、2リッターの排気量から306PS/400Nmものパワー&トルクを発揮する高性能ユニット。その出力は8速DCTを介して、4MATICによって4輪に伝えられる。
可変バルブタイミング機構やツインスクロールターボチャージャーの制御が緻密なのだろう、ブーストの立ち上がりは跳ね感がなくリニア。即ちアクセルコントロールがしやすいから、ドライバーはその素早いダッシュを自分の管理下にたやすく置くことができる。よって街中ではスマートな加速が可能となり、高速道路では合流や追い越し時の度に、ラグのない加速感に満足することができる。
騒音規制への対応か、サウンドは後述するA 35よりも大人しめに感じられた。スポーツやスポーツ+モードに転じればサウンドの輪郭がより強調されるものの、アクセルオフでパンパン! バラララ…と、アンチラグ的な排気音をまき散らすようなこともない。
日常と非日常を柔軟に行き来するGLA 35のポテンシャル
中央高速道路の下り路線。上野原インターチェンジを右ルートに取った、長い下り坂。ここでGLA 35 4MATICのアクセルをゆっくり踏み込んで行ったときの、伸びやかな加速感は素敵だった。それは消えゆく内燃機関へ、ちょっとしたノスタルジーすら感じてしまうほどのエンジンフィールだった。
そして4輪が大地をつかむ足まわりの頼もしさにも嬉しくなった。きっとここから床まで右足を踏み抜けば、GLA 35はいとも簡単に自分を非日常のステージへと連れて行ってくれることだろう。そんな、脳みそからドーパミンがあふれ出す予兆をつかんだ瞬間、思わず右足の力を緩めた。するとGLA 35は何事もなかったかのように筆者を元の世界へと連れ戻してくれた。
この柔軟性の高さこそが、GLA 35の大きな魅力である。
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