「赤坂のサニー」だって超プレミアモデルもある!メルセデス・ベンツ 190E【MOTA写真館】
- 筆者: MOTA編集部
1982年に発表されたメルセデス・ベンツのDセグメントセダンであるメルセデス・ベンツ 190E(W201)。コンパクトなサイズであったため「小ベンツ」と揶揄されるも、バブル経済の後押しで多くの台数が輸入され「赤坂のサニー」と呼ばれるほど、日本で大ヒットを記録した。
高級輸入車を身近な存在にした「赤坂のサニー」
本国での発表は1982年であったが、日本に正規導入されたのは2年後の1985年で、日本導入当初から右ハンドル仕様が用意されていた。日本では、ハイソカーブームやバブル経済真っ只中であったことも影響し、販売価格450万円を超える高値であったにも関わらず大ヒット。正規輸入車だけでなく、並行輸入車も流通し「赤坂のサニー」と呼ばれるほど。
ライバルである「六本木のカローラ」ことBMW 3シリーズ(E30)とともに、高級輸入車をより身近として印象付けたモデルだ。
「赤坂のサニー」のスポーツバージョン
車としての完成度が高いことでも知られるメルセデス・ベンツ 190E。ドイツツーリングカー選手権(DTM)のホモロゲーションモデル「190E 2.3-16」や現在でも2000万円を超える価格で取引される「エボリューション」モデルが存在する。
スポーティーなイメージを作り上げた「190E 2.3-16」
ホモロゲーションモデルの「190E 2.3-16」は、175馬力を発生させる直列4気筒 2.3L DOHCエンジンを搭載し、レーシングエンジンの名門として知られるコスワースが開発に携わっている。
DTM(ドイツツーリングカー選手権)での優勝やナルドテストコースで世界速度記録を樹立するなど、スポーティーなイメージを確立することに成功。メルセデス・ベンツの乗用車として初めてエアロパーツを纏っていることも190E 2.3-16の大きな特徴だ。
2000万円超え!超希少なエボリューションモデル
エボリューションモデルには、1989年に登場した「190E 2.5-16 エボリューションI」と1990年に登場した「190E 2.5-16 エボリューションII」が存在する。どちらも500台の限定生産。
搭載されるエンジンは、直列4気筒 2.5L DOHCで、エボリューションIは231馬力、エボリューションIIでは235馬力を発生する。また、DTMに出場した車両は375馬力以上の出力を発揮していたと言われている。
日本に正規導入されたエボリューションモデルは、エボリューションIは3台、エボリューションIIは複数台と少なく、現在でも高値で取引され、2000万円を超えることも少なくない。
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