マツダ RX-8 試乗レポート(2/4)
- 筆者: 日下部 保雄
- カメラマン:原田淳
装いを新たに、さらなる気持ちいい走りへ
マイナーチェンジの内容は、ロータリーエンジンの基本性能の改善が挙げられる。ウォーターポンプやオイルポンプの改良で、エンジンの安定性が高くなり、耐久性とレスポンスなどが改善されている。パワースペックも見直され、スタンダード仕様では4ポートから6ポートになり、210psから215psへとアップ。
ちなみにハイパワー仕様は250psから235psに出力ダウンしているが、ドライバビリティの向上を目指した、実質をとった格好だ。またシフトフィールも1~4速にカーボントリプルシンクロを採用し、ギアレシオも見直すことでシフトフィールと加速性能の両方を向上させている。
トランスミッションは6速ATを採用しており、Dレンジでもパドルシフトを操作することで、マニュアル機能への変更もでき、エンジンブレーキも素早く積極的に行なえる。
サスペンションもフロント/リア共に、バネ、ダンパー、スタビライザー等を見直し、乗り心地とハンドリングの改善を目指している。またベースグレードのタイヤは、16インチから17インチとなり、更に19インチを履く“タイプRS”も設定された。
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