マツダ RX-8 試乗レポート(1/4)
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- 筆者: 日下部 保雄
- カメラマン:原田淳
RX-8 マイナーチェンジモデル登場
マツダのユニークなスポーツカー、RX-8のマイナーチェンジモデルの登場である。2008年3月10日に発売を開始したRX-8マイナーチェンジモデルは、元は2003年に発表された4ドア4シーター、そして世界で唯一ロータリーエンジンを搭載したスポーツカーだ。スポーツカー・マーケットが縮小して行く中で、マツダはロードスターと、このRX-8で常に市場をリードしている。
RX-8のユニークポイントはたくさんある。1つはピラーレスの観音開きの4ドアである点。これによってピラー付きの2ドアでは不可能だったリアシートへの乗降性が抜群となり、フル4シーターが実現した。ホイールベースもスポーツカーとしては長めの2,700mmで、後席の居住性は十分取れている。
もう1つはロータリーエンジン。654ccの2ローター。排気量は1.3Lだが、最高出力は215ps/235psを発生する。もちろんターボではなく自然吸気からの出力で、ロータリーエンジンの効率の高さを示している。
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