2.0リッター搭載のロードスター レースカーを緊急試乗/マツダの“走る歓び”を体感せよ!(3/3)

2.0リッター搭載のロードスター レースカーを緊急試乗/マツダの“走る歓び”を体感せよ!
[GLOBAL MX-5 CUP]マツダの“走る歓び”を体感せよ![マツダ Be a driver. 体験試乗取材会 レポート]/山本シンヤ [オートテスト]マツダの“走る歓び”を体感せよ![マツダ Be a driver. 体験試乗取材会 レポート]/山本シンヤ [G-BOWL]マツダの“走る歓び”を体感せよ![マツダ Be a driver. 体験試乗取材会 レポート]/山本シンヤ [ロードスターパーティーレースIII]マツダの“走る歓び”を体感せよ![マツダ Be a driver. 体験試乗取材会 レポート]/山本シンヤ [GLOBAL MX-5 CUP]マツダの“走る歓び”を体感せよ![マツダ Be a driver. 体験試乗取材会 レポート]/山本シンヤ [GLOBAL MX-5 CUP]マツダの“走る歓び”を体感せよ![マツダ Be a driver. 体験試乗取材会 レポート]/山本シンヤ [GLOBAL MX-5 CUP]マツダの“走る歓び”を体感せよ![マツダ Be a driver. 体験試乗取材会 レポート]/山本シンヤ [GLOBAL MX-5 CUP]マツダの“走る歓び”を体感せよ![マツダ Be a driver. 体験試乗取材会 レポート]/山本シンヤ [GLOBAL MX-5 CUP]マツダの“走る歓び”を体感せよ![マツダ Be a driver. 体験試乗取材会 レポート]/山本シンヤ [GLOBAL MX-5 CUP]マツダの“走る歓び”を体感せよ![マツダ Be a driver. 体験試乗取材会 レポート]/山本シンヤ [GLOBAL MX-5 CUP]マツダの“走る歓び”を体感せよ![マツダ Be a driver. 体験試乗取材会 レポート]/山本シンヤ 画像ギャラリーはこちら

日本では売られていない、2.0リッター搭載の国際レース仕様[GLOBAL MX-5 CUP]

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そして、今回のメインイベント!でもある筑波2000での走行だ。試乗車はマツダ ロードスターの2台。「グローバルMX-5カップ仕様車」と「ロードスター・パーティーレース仕様」だ。

>>マツダ Be a driver. 体験試乗取材会 フォトギャラリー

まずは気になるグローバルMX-5カップ仕様から紹介しよう。

157ps/201Nmを発揮する2.0リッターエンジン+6MTを搭載する北米仕様のMX-5(左ハンドル)をベースに開発されたワンメイクレース仕様車だ。

エンジン/ECUは製作時に封印、タイヤ(BF Gooddrichs)、ホイール(RAYS)、ダンパー(マルチマチック)、ブレーキ(PAGID)なども指定部品を使用。更にレース時はドライバーのウエイトも調整するなど、とにかくイコールコンディションにこだわっている。

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レーシングギアに着替え、ゴツいロールケージの間からシートに座りこむ。かなりスーペースは狭いので、ステアリングは脱着式である。

純正メーターの前に指定のデータロガー、センターコンソールにはイグニッションスイッチが配置される。走るのに不必要なアイテムは取り外されているが、単にスパルタンなだけでなく各部の作り込みもシッカリしている。

エンジンを始動させると、専用エキゾーストシステムから発せられる乾いた音はレーシングカーそのもの!

早朝から降る雨は止んだものの、未だ路面はウエットのためレインタイヤを装着。なお、今回の試乗はプロドライバーによる先導走行、ドライバーのスキルを判断してペースを上げてくれるようだ。

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無駄な動きが抑えられてダイレクト感アップ、濃度も増した!

[GLOBAL MX-5 CUP]マツダの“走る歓び”を体感せよ![マツダ Be a driver. 体験試乗取材会 レポート]/山本シンヤ

ギアを1速に入れてスタート。クラッチ操作に気難しさはなく、1トン前後のボディに2リッターエンジンの組み合わせは、発進した瞬間から力強さが全然違う。今のところ日本仕様のマツダ ロードスターは排気量の少ない1.5リッターのみの設定だが、500ccの差はやはり大きい。6速MTもノーマルと同じように軽い操作でスコスコ決まる。楽しい!!

徐々にペースを上げていくが、走りのイメージは、無駄な動きが抑えられてダイレクト感が増したノーマル・・・と言った印象だ。もちろんグリップレベルは高いのでノーマルよりも安定方向ではあるものの、懐の広さやコントロール性の高さなど「操る喜び」はより濃度を増しているのが五感で解る。

気が付くと”ニヤニヤ”が止まらない(笑)

[GLOBAL MX-5 CUP]マツダの“走る歓び”を体感せよ![マツダ Be a driver. 体験試乗取材会 レポート]/山本シンヤ

コーナリングが上手くいくと嬉しいし、失敗するとそれをシッカリ伝えてくれる。とにかくドライビングに一生懸命になるのだが、気が付くとコーナーを抜けるごとに顔がニヤけている自分が。

先導してくれているプロドライバーもそんな僕の気持ちに気づいてくれたのかペースアップ。興奮しすぎてラップタイムは見ていないが、かなりいいペースで周回できていたはず。

ああ、もっと乗っていたい! こりゃあ<GLOBAL MX-5 CUP JAPAN>に出るしかない!?

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欲を言えば筑波2000のコースだとちょっとシフト操作が忙しく、もう少しエンジンが上まで回わるといいのにな・・・と思う部分もあったが、インターナショナルコースなら問題ないだろう。

ちなみに2017年に開催予定の<GLOBAL MX-5 CUP JAPAN>は全5戦。スポーツランドSUGO、ツインリンクもてぎ、富士スピードウェイ、鈴鹿サーキット、岡山国際サーキットを転戦する。決勝45分のスプリントレースで、賞金総額は500万円! 日本シリーズ戦の上位者は、米国ラグナ・セカで行われる<世界一決定戦>への出場権も得られるという!

わずか10分の試乗だったが、率直な感想は「もっと乗っていたい!!」であった。

コイツなら1日中走っていても飽きないだろう。速さはすぐに慣れるが、楽しさは永遠に残る。

カップカーの後に乗ると、物足りないかと思いきや・・・[ロードスターパーティーレースIII]

[ロードスターパーティーレースIII]マツダの“走る歓び”を体感せよ![マツダ Be a driver. 体験試乗取材会 レポート]/山本シンヤ

続いて、マツダ ロードスターのパーティレース仕様へ乗り換える。

正直言うと、2.0リッターエンジンのグローバルMX-5カップ仕様車に乗った後なので、1.5リッターは物足りなさを感じるかと思ったが・・・そんな事はなかった。

もちろん速度レンジも低く、クルマの動きも大きいのだが、乗っている感覚やドライブフィールに共通項があることを再確認。また、ポテンザRE71Rのグリップの高さも感じることができた。

本番のレースでは出来なかった!? 全開走行を初めて愉しむ(笑)

[ロードスターパーティーレースIII]マツダの“走る歓び”を体感せよ![マツダ Be a driver. 体験試乗取材会 レポート]/山本シンヤ

余談になるが、筆者は毎年<ロードスターメディア対抗4時間耐久レース>にも参戦していて、このND型パーティレース仕様で実際に戦った経験もある。しかしこのレース本番ではただタイムだけ刻めばいいのではなく、燃料計を気にしての走行が求められる。

というワケで実は今回初めて、パーティレース仕様をアクセル全開で走ることが出来た。これは個人的にも大きな収穫だった(笑)。

最初の一歩も大事だけれど・・・末永い継続をさらに期待

[ロードスターパーティーレースIII]マツダの“走る歓び”を体感せよ![マツダ Be a driver. 体験試乗取材会 レポート]/山本シンヤ[G-BOWL]マツダの“走る歓び”を体感せよ![マツダ Be a driver. 体験試乗取材会 レポート]/山本シンヤ

昨今、どのメーカーもクルマ好きを増やすための草の根活動を続けているが、本格的に活動した人にとっては、ある所でステップアップが難しくなってしまうケースが多いのも事実である。

最初の一歩も大事だが、その先はもっと大事である。モータースポーツは景気に左右されがちだが、このような活動はロードスター同様に“継続”を期待したい。

マツダドライビングアカデミーを受講してクルマの面白さに目覚めたドライバーが、やがてレースの世界で活躍。ぜひ、そんな話を聞いてみたいものである。

[レポート:山本シンヤ/Photo:茂呂幸正]

>>マツダ Be a driver. 体験試乗取材会 フォトギャラリー

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山本 シンヤ
筆者山本 シンヤ

自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車雑誌の世界に転職。2013年に独立し。「造り手」と「使い手」の両方の気持ちを“解りやすく上手”に伝えることをモットーに「自動車研究家」を名乗って活動をしている。西部警察は子供時代にリアルでTV放送を見て以来大ファンに。現在も暇があれば再放送を入念にチェックしており、当時の番組事情の分析も行なう。プラモデルやミニカー、資料の収集はもちろん、すでにコンプリートBOXも入手済み。現在は木暮課長が着るような派手な裏地のスーツとベストの購入を検討中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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