バンコクで見つけた日本で見かけないクルマたち

バンコクで見つけた日本で見かけないクルマたち
マツダ2のスポーツモデル マツダBT-50 マツダBT-50 ハマーもどき ハマーもどき ヒュンダイ・ソナタ ヒュンダイ・ソナタ シボレー・コロラド シボレー・コロラド フォード・レンジャー フォード・レンジャー 画像ギャラリーはこちら

東南アジアという地域に適したクルマたちが勢ぞろい!

フォード・レンジャーシボレー・コロラド

来場者数では東京をも上回り、東南アジア最大のモーターショーといわれるのがバンコクモーターショー。

今年で32回に及ぶ歴史の長さもアジアでは東京に次ぐものだ。

さすがに、東京やフランクフルト、デトロイトやジュネーブと違って、たくさんのワールドプレミア(世界初公開)が発表されるショーではないが、東南アジアならではのクルマはここで最初にお目見えすることも多い。

特に日本では市場がなくなって車種ラインナップが途絶えてしまった1t級のピックアップトラックなどは、世界の各社がバンコクで最初に発表し、タイで生産したクルマを世界に供給している。

ほかにも新興国市場向けの専用車といったものも含めると、けっこう話題性に富んだショーといえるだろう。

欧米のショーではあまり見かけないコンパニオンがたくさん配置されて笑顔を振りまいていることなどは、いかにもアジアのモーターショーといった感じ。

さて、ここでは日本で見かけることのできないバンコクモーターショーならではのクルマを紹介しよう。

マツダ・デミオセダン スポーツモデル

マツダ2のスポーツモデル

タイではデミオ(マツダ2)のセダンモデルがあるのだが、日本や欧州と違いハッチバックよりもセダンモデルが人気。

ショーでは迫力モノのフロントバンパー&グリルを持つスポーツ仕様も展示されていた。

マツダ・BT-50

マツダBT-50

ピックアップトラックが大きな市場を持つタイでは、さまざまなメーカーが小型トラックに力を入れている。

マツダでは、フォードとの合弁生産会社オートアライアンス社(AAT)でピックアップトラックを生産しており、マツダBT-50(フォードレンジャー)が新型に切り替わった。

ハマーもどき

ハマーもどき

一見するとハマー?というような感じのクルマだが、このクルマのベースはトヨタのハイラックスビーゴ。

ピックアップトラックをベースに、樹脂製のパネルで外観をまとめたモデルだ。

ヒュンダイ・ソナタ

ヒュンダイ・ソナタ

アメリカで人気が赤丸急上昇中のヒュンダイ・ソナタ。日本からヒュンダイは撤退してしまったので見ることができなくなったが、外観は相当にかっこ良い。

“クーペと呼んで”というキャッチフレーズの通りだ。インテリアもまずまずだが、外観ほど特徴的ではない。

シボレー・コロラド

シボレー・コロラド

GMはシボレーブランドの中型トラックであるコロラドを世界に先駆けてタイで発表した。

シボレーブランドのコンセプトを受け継いだスタイリッシュなトラック。

GMも中型トラックについては大市場であるタイで生産し、世界に供給する戦略を立てている。

フォード・レンジャー

フォード・レンジャー

前述のマツダBT-50と姉妹車となるフォードブランドの小型トラック。

アメリカの小型トラックらしい迫力十分のデザインだ。

スズキ・キャリイ

スズキ・キャリイ

スズキはキャリイと呼ぶコンパクトなトラックを販売している。

ただし、日本の軽自動車サイズではなく、ひと回り大きなサイズを持ち、フロントノーズなどもしっかり出っ張っている。

これが新興国向けの世界基準だろう。

奇瑞(チェリー)・A1

奇瑞(チェリー)・A1

中国の地場自動車メーカーも徐々にタイ市場への進出を始めており奇瑞汽車は、チェリーQQをメインにした前回に続いて、今回はA1と呼ぶベーシックモデルを出品していた。

品質はともかく価格はマーチやブリオよりも安い水準だ。

起亜・ソウル

起亜・ソウル

ソウルも日本以外で人気を集めている韓国の起亜自動車製のコンパクトカー。

ミニのような個性とSUV感覚の作りが人気を集める理由のようだ。

日産・マーチ

日産・マーチ

マツダ2と同じようにマーチもエアロバンパーを装着したスポーティな仕様のモデルが展示されていた。

外観だけでスペックには違いがないという。

いすゞ・MU-7

いすゞ・MU-7

日本では乗用車系モデルの生産を止めてしまったいすゞだが、タイではピックアップトラックが大きなシェアを持ち、そのフレーム付きのプラットホームをベースにした3列シートのMU-7というSUVを作っている。

ピックアップベースのSUVは一定の条件によって税制上の優遇を受けられる。

募金箱

募金箱

バンコクモーターショーの会場には募金箱や日本を支援するメッセージを書いて結ぶための施設などが用意されていた。

主催者であるGPIからの募金も含め、タイの皆さんからの支援に感謝の気持ちでいっぱいになった。

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松下 宏
筆者松下 宏

自動車そのものはもとよりクルマに関連する経済的な話題に詳しい自動車評論家。新車、中古車を含めてユーザーサイドに立った的確な購入アドバイスを語ることで定評がある。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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