マツダ アクセラ SKYACTIV 試乗レポート/森口将之(2/3)
- 筆者: 森口 将之
- カメラマン:オートックワン編集部
セダン、ハッチバックの2WDモデルが全車SKYACTIVに!
アクセラはスカイアクティブ搭載車をデミオより増やした。
デミオではその名も「13スカイアクティブ」1車種だけだったが、アクセラではハッチバックのスポーツ、3ボックスのセダンともに、2Lの2WD全車をスカイアクティブ化した。特別扱いしていないのである。グレードはスポーツが20Cと20S、セダンが20Cと20Eだ。
この他ベーシックな15C(スポーツのみ)と15S、従来型エンジンを積む4WDの20E、スポーツに設定される高性能版マツダスピード・アクセラがあるが、乗るならやっぱりスカイアクティブでしょ!というわけで、スポーツの20Sを2台、いずれもオプション装着の15インチと17インチのホイール/タイヤ(標準は16インチ)でドライブした。
アクセラに乗るのは、i-stopが搭載された2年前以来だ。そのときと比べると、スタイリングもちょっと違う。とくにフロントマスクは、グリルがかっちりした形状になり、両脇のフォグランプホルダーも角形になったことで、精悍さがアップした。デミオのスカイアクティブ同様、ヘッドランプのブルーリングが絶妙なアクセントになっている。
インテリアは質感が上がった印象。基本的な造形はそのままなので、インパネ表面の仕上げなどを工夫したのだろう。こちらもデミオ同様、メーターの目盛りをブルーとし、2つのメーターの間にi-DMと名付けられたエコドライブアシストインジケーターが装備されていることで、他のアクセラと見分けがつく。
2年前に乗ったi-stop付きアクセラは、夏の市街地でのドライブだったこともあり、自慢のアイドリングストップがあまり効かず、期待外れだった覚えがある。しかし秋の箱根で乗った新型は、それとは正反対の印象だった。
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