マツダ 新型 アテンザ ディーゼル(SKYACTIV-D) 試乗レポート/国沢光宏(1/2)
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:オートックワン編集部
遂に、市販バージョンに乗ったぞー!
2012年12月末に行われた「マツダ 新型アテンザ SKYACTIV-G(ガソリン車) 試乗」に続き、お待ちかねアテンザ ディーゼルに速攻試乗したぞ。レポートは、ガソリンモデルに続いて国沢光宏サンだぁ!
マツダ 新型アテンザの売れ筋である「SKYACTIV-D」ディーゼルエンジン搭載車にやっと試乗できた。正確に書けば昨年ハンドルを握っているのだけれど、その時はプロトタイプ。最終試作車だったという。ボディの作り込みもイマイチという状態で、路面の細かいデコボコを拾うなど乗り心地イマイチだった。今回乗ったのは完全な市販車。果たしていかに?
ガソリンエンジンより気持ちいいディーゼル、「SKYACTIV-D」
まず「SKYACTIV-DRIVE」こと6速AT仕様から。プッシュボタンでエンジン掛けると、やはりガソリンエンジンと明らかに違う低い音質で回る。とはいえディーゼル特有のカラカラとかキンキンという音はほとんどしない。遮音しているだけでなく、エンジン本体から出る音も小さいのだろう。Dレンジをセレクトしてアクセ ル踏み込むと、軽快に走り出す。
さすが4.5リッター級ガソリンエンジンに匹敵するトルクの持ち主だけあり、相当パワフル!
速い交通の流れに乗って走っていても、2千回転少し手前くらいでどんどんシフトアップしていく。この時の騒音レベルは極めて少なく、振動皆無に近い。シフトアップ時のショックほとんど感じず。ガソリンエンジンよりずっと気持ちよい。
少しアクセルを多めに踏み込めばモリモリとトルクが湧き出し、シフトダウンすることなく車速を上げる。高速道路に入っても同じ。追い越し車線の速い流 れだってギアダウンしないでOK。絶対的な騒音レベルからすればガソリンと同等レベルかもしれないけれど、音質がマイルドなので気にならない。長距離ドライブの相棒としちゃ最高でしょう。
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