レクサス RX 新型車解説(3/4)
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:島村 栄二
新感覚コックピットデザイン
インテリアは“新感覚のコックピット”を創造したというだけあり、インパネ中央は奇抜な曲線で描かれた形状となっている。まず、運転する上で走行に関する情報を表示する“ディスプレイゾーン”と、他の情報へアクセスする“オペレーションゾーン”を明確に分け、無駄な視線移動を極力無くすレイアウトが施されている。さらに手元でナビなどの他の情報を直感的にコントロールできるよう“リモートタッチ”を新採用しているのも魅力的だ。
さらにメーターに目を向けると、世界初の白色有機ELを採用した“マルチインフォメーションディスプレイ”が目に飛び込む。 多彩な情報を表示するこのシステムは、ステアリングのマルチインフォメーションスイッチからもアクセスできるという利点も持つ。
一方RX450hのメーターは、RX350のタコメーター部分に、ハイブリッドシステムインジケーター及び、エネルギーモニターを表示させており、照明色もハイブリッド専用のブルーを採用している。また運転時に前方フロントガラス下部に表示する“ヘッドアップディスプレイ”を採用することにより、視線や首を動かさずに情報を確認することができる。 これはマルチインフォメーションディスプレイ同様、高輝度な白色表示をするため、雪道での視認性も確保しているという。ちなみにこの表示自体は任意でのON/OFFが選択可能となっている。
その他の機能としては、クッション長可変機能を採用した“10Wayパワーシート”に、乗降性に配慮した“パワーイージーアクセスシステム”及び、“イルミネーテッドエントリーシステム”を施しており、一段も二段も上を行くおもてなしの内容となっている。
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