オープンカー”イヴォーク コンバーチブル”とジャガー F-PACEで往く、雪の上のラグジュアリー体験(1/4)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:茂呂幸正・和田清志
英国の老舗高級ブランドばかりを集めた雪上試乗会に参加
英国の老舗SUVブランド「ランドローバー/レンジローバー」、そして同じく英国の高級車ブランド「ジャガー」。これらを日本で展開するジャガー・ランドローバー・ジャパンが主催する雪上試乗会に参加した。特設コースを中心に、雪道を思う存分駆け巡ったのは、モータージャーナリストの今井優杏さん。イヴォーク コンバーチブルで雪の中をオープンドライブしたり、ジャガー初の本格クロスオーバーSUV「F-PACE」の実力を試したりと、2016年にデビューし話題を呼んだニューモデルの雪上での評価を改めてチェック。20年ぶりの豪雪となった長野県斑尾高原からレポートする。
ユニーク過ぎる! オープン×SUVというクロスオーバースタイル
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2016年、ブランド初となるSUV「F-PACE」(エフ・ペイス)を発表したジャガーと、ラグジュアリーな世界観を持ちながら悪路走破性において世界的に絶大な信頼性を誇るランドローバーを展開する。今回の試乗会でも魅力的なクルマたちがずらっと揃えられた。
まずは、ユニークなコンセプト×確かな信頼性×都会的なスタイリッシュさという難題を絶妙のバランスで叶え、大きな話題をさらった「レンジローバー イヴォーク コンバーチブル」だ。試乗モデルはHSE Dynamic。
このモデルが発表されたとき、ごく失礼ながら私は密かに思っていた。
いや待て、ちょっと待ってよランドローバーさんよ。なんぼ世界的なSUV流行によって今やこのセグメントは競合ひしめく大・大・大激戦区になってるって言うたからって、そんな飛び道具的発想はちょっとアレなんちゃいますか、ずるいんちゃいますか。他社と差をつけたいからって奇を衒い(てらい)過ぎちゃいますか、と。実際、ラグジュアリー・コンパクトSUVのコンバーチブルは世界初のパッケージになる。
雪山でオープンって・・・そりゃちょっと”狙い”過ぎちゃうん?
しかし、今回改めて雪山という過酷な状況で試乗した結果、もたらされた結論はこうだ。
「え、マジで欲しいんですけど!」
駐車場、予算などの問題で、残念ながら現在は所有が叶わないのだけど、疑心暗鬼だった私を瞬時にここまでオトしたのだ。クルマ側の説得力の凄まじさにビビるしかない。それくらい、実力派であり、なおかつ強い商品力を持つモデルだった。
ページビューという名の数字に貪欲すぎる執念を燃やすオートックワン編集部員が、安直な思考回路でもって「雪山×オープンカー、画的にインパクトあるから絶対に数を稼げるぞウフフフ」ってな感じのさもしい根性で選択してくれたこのクルマのチョイスを、「寒いからヤダ」なんて言わずに素直にお受けして、結果正解だったと言える。なお、文中におきまして、編集部員に対する不適切な表現が含まれておりましたことをここにお詫び申し上げます。ごめりんこ。
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