車買取にかかる時間はどれくらい? 車の査定や売却・入金までの時間を紹介

  • 筆者: MOTA編集部
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車の売却を検討している方のなかには、どのくらいの時間がかかるかが気になる方もいるのではないでしょうか。

車買取にかかる時間は、査定の申込みから入金までおおよそ1週間〜10日です。買取の時間を節約するためには、必要書類を事前に準備することが不可欠でしょう。とくに、保管しておくべき書類がない場合は、再発行が必要です。

本記事では、車買取の工程別にかかる時間の内訳や査定時間を短くするコツ、必要書類などを詳しく解説します。とくに、必要書類の再発行には時間がかかるため、こちらの内容をぜひ参考にしてください。

目次[開く][閉じる]
  1. 車買取の大まかな流れ
  2. 車買取の工程ごとにかかる時間
  3. 車買取の査定時間を短くする3つのコツ
  4. 車買取査定の必要書類と準備時間の目安
  5. まとめ


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車買取の大まかな流れ

ここでは、車買取の大まかな流れを解説します。大まかな流れは、次のとおりです。

車買取の大まかな流れ

1. 買取の申込みから買取業者の決定

2. 前商談 or Web申込

3. 書類の準備

4. 車の査定

5. 価格交渉と契約手続き

6. 査定額の入金

車の査定にかかる時間は30分〜1時間ほどで、半日もかからず終わることがほとんどです。ただし、車を買取ってもらうには、業者に査定を申込み、査定を依頼する業者を選ぶ必要があるため、このような事前準備に時間がかかります。

車買取にかかる一般的な時間や日数は、次のとおりです。

車買取にかかる一般的な時間や日数

査定申込みから査定額の入金までの日数:1週間〜10日ほど

車の査定にかかる時間:30分〜1時間ほど

買取の工程のなかでは、書類準備に最も時間がかかります。買取をスムーズにおこなうためには、どのような書類が必要なのかを事前に知っておくことも大切です。

記事の後半では、査定に必要な書類や査定を早く済ませるコツなどを紹介していきます。

車買取の工程ごとにかかる時間

ここでは、車買取の工程ごとにかかる時間を詳しく解説します。

車買取の工程ごとにかかる時間

買取申込み〜買取業者の決定:10分〜20分

前商談 or Web申込:約10分

書類の準備:1日〜1週間

車の査定:30分〜1時間

価格交渉と契約手続き:30分〜1時間

契約後から入金まで:2日〜1週間

工程の細かな流れとともに、買取査定にかかる時間を把握するのに役立ててください。

買取申込み〜買取業者の決定:10分〜20分

買取の申込みから買取業者の決定にかかる時間は、おおよそ10分〜20分です。どの業者に依頼すべきか迷って、時間がかかる方もいることでしょう。

車の買取業者を選ぶときは、高い査定額を提示してくれる業者をいくつか選び、減額の可能性がないかどうかも確認しておきます。

ほかにも、「スピーディーに対応してくれるかどうか」や「出張買取に対応できるのか」「担当者の対応はスムーズか」なども、総合的に評価することが大切です。信頼できるサイトの口コミなどもうまく活用しましょう。

業者選びで迷ったときに便利なサービスが車一括査定です。なかでもおすすめの「MOTA車買取」は、最大20社が競い合って査定するため、愛車をより高く売却できる可能性が高まります。査定額がWeb上で簡単にわかるのも、おすすめポイントです。

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前商談 or Web申込:約10分

担当者による前商談は、10分ほどです。車の状態を聞かれるため、車検証などを手元に準備しておくとスムーズにおこなえます。聞かれる内容は、主に次のとおりです。

・車種

・型式

・走行距離

・修復歴

・オプション

ネットでの申込みであれば、これらの情報を入力して送信するだけです。情報さえ揃っていれば数分で終わるでしょう。

書類の準備:1日〜1週間

車の買取で最も時間のかかるのは書類の準備で、1日〜1週間ほど時間がかかります。書類の準備をスムーズにおこなうために、事前にどのような書類を用意すべきなのかを把握しておきましょう。

準備すべき書類については、後ほどより詳しく解説します。

車の査定:30分〜1時間

車の査定にかかるトータル時間は、30分〜1時間ほどが目安です。

高級車や輸入車の場合は、さらに時間がかかる傾向にあります。また、改造車の場合は、社外品の確認のために20分〜30分ほど余計に時間がかかるでしょう。

車の査定には、必ずしも立ち会いが必要というわけではありませんが、知らない間にキズをつけられるといったトラブルがまれに発生します。不要なトラブルを避けるためにも、愛車の査定には立ち会うほうがよいでしょう。

次に、具体的な査定時間とチェックポイントを解説します。

外装:10分〜20分

外装チェックに要する時間はおおよそ10分〜20分です。

外装のチェックでは、ボディのキズや凹み、汚れ、ランプやアンテナなどのコンディション、故障や破損の修復歴などを見ます。

洗車のキズや飛び石などの細かいキズについては、それほど査定に影響しないため心配ありません。

内装:5分〜10分

内装チェックにかかる時間は5分〜10分ほどです。

内装チェックでは、シートの汚れを目視で確認します。シートの食べこぼしやシミなどは、減点の対象です。また、タバコやペット、芳香剤のニオイも減点の要因となるでしょう。

そのほか、カーナビやオーディオ、パーツなどの付属物をチェックします。

足回り:約5分

足回りのチェックに要する時間は5分ほどです。

ブーツの破損やオイル漏れの有無、タイヤの損傷や摩耗具合などをチェックします。足回りのチェックは、目視で簡単に済むため時間はかかりません。

フレーム:5分〜10分

フレームのに要する時間は5分〜10分ほどです。

フレームとは、車体の骨格となる部分のことで、エンジンやサスペンション、ボディを作る大きな鉄骨を指しています。

フレームに問題があると安全性が大きく低下してしまうため、査定においても時間を長めに確保して細かくチェックをおこないます。

足回りと同様に、基本的には目視のチェックのみとなっており、売り手の申告をもとに確認がおこなわれるのが特徴です。

エンジンルーム:5分〜10分

エンジンルームのチェックにかかる時間は5分〜10分ほどです。

実際にエンジンをかけてチェックします。エンジンオイルが漏れていないかどうか、エンジン音に異常がないか、などを確認します。

価格交渉と契約手続き:約30分〜1時間

価格交渉と契約手続きに要する時間は、おおよそ30分〜1時間です。

車の査定が済むと、査定額が提示されます。査定額に満足できれば、契約手続きが完了するまで時間はそれほどかかりません。

しかし、査定額に満足できず価格交渉をおこなうと、その分の時間がかかります。通常、交渉にかかる時間は10分〜30分ほどですが、これは人によって異なります。

交渉を長引かせないためにも、あらかじめ時間を区切っておくとよいでしょう。たとえば、「これから用事があって、交渉にそれほど時間をかけられない」と伝えておくと、交渉を切り上げる材料になります。

契約後から入金まで:約2日〜1週間

契約後から入金までにかかる時間は、2日〜1週間ほどが目安です。

買取業者によっては、車と必要書類を引き渡した際に現金で支払ってくれるところもありますが、銀行口座振り込みが一般的です。

必要書類がそろわないと手続きが終わらないため、必要書類を準備しておくことが、入金までの工程をスムーズに進めるコツといえます。

ただし、入金までに要する時間は買取業者によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。予定日に振り込まれていない場合は、早めに業者に連絡しましょう。なんらかの手違いで、遅くなっている可能性があります。

車買取の査定時間を短くする3つのコツ

車買取の査定時間を短くするコツは、次の3つです。

車買取の査定時間を短くするコツ

・出張査定を依頼する

・買取業者の都合に合わせる

・スムーズな交渉を心がける(車一括査定を利用する)

査定を早く済ませたい方やスムーズに査定を終わらせたい方は、こちらの内容を活用してみてください。

出張査定を依頼する

出張査定を依頼することも、査定時間を短くするコツです。査定依頼を予約していても、持ち込みであれば、業者の混み具合で待ち時間が生じることもあります。

出張査定であれば、予約の時間に来てもらえるため、時間を節約できるでしょう。車を持っていく時間も省け、仕事で時間の取れない方も利用しやすい方法です。業者によっては、職場まできてくれる場合もあります。

買取業者の都合に合わせる

査定時間を短くするためには、買取業者の都合に合わせることもコツのひとつです。通常、週末は、査定を依頼する人で混み合います。出張査定の場合でも、週末だと混み具合によっては待ち時間が発生する可能性も否定できません。

待ち時間を含めた査定時間を短縮したい場合は、買取業者の空いている日時に査定を依頼することです。予約も、スムーズに取れるでしょう。

買取業者が忙しいのは、一般的に2月から3月にかけてです。引っ越しで車を売却したい方が増えることや、自動車業界の決算時期が重なるためです。高値で売りやすい時期ではありますが、時間を重視するならば、こういった時期を避けることも検討しましょう。

スムーズな交渉を心がける

車買取の査定時間を短縮するためには、スムーズな交渉が大切です。査定の工程で時間が最もかかるのは、価格交渉です。

買取業者は、PCを使って相場を調べて査定額を提示します。チェック時間は、10分ほどでしょう。その後、価格交渉に進みますが、納得できないとどうしても時間がかかりがちです。

査定を早く終わらせられるかどうかは、売り手次第といえるでしょう。価格に納得できない場合は交渉をしますが、上手くいかない場合は一度交渉を終了して、ほかの買取業者に査定をしてもらうなど、切り替えたほうが良いでしょう。

ただし、複数の買取業者に査定を依頼するのは大変です。そこでおすすめなのが車一括査定です。Webで申込をおこなうと、まずはWeb上で複数の買取業者が査定を行います。そこで目標に近い査定額を提示する買取業者に依頼をすれば、交渉もスムーズに行えるでしょう。

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車買取査定の必要書類と準備時間の目安

続いて、車買取査定の必要書類と、書類を準備するために要する時間の目安を解説します。

車買取にかかる時間を節約するためには、書類準備にかかる時間を短くすることが重要です。

車買取査定に必要な種類を、普通自動車と軽自動車ごとに説明します。普通自動車と軽自動車の場合では、多少、必要となる書類が異なるため注意が必要です。

普通自動車の車買取査定に必要な書類

普通自動車を買取ってもらう場合に必要となる書類は、次のとおりです。

普通自動車の買取に必要な書類

・自動車検査証

・自賠責保険証明書

・自動車リサイクル券

・振込口座情報

・自動車納税証明書

・印鑑登録証明書

・実印

・譲渡証明書(買取業者が準備)

・委任状(買取業者が準備)

・メンテナンスノート(所有している場合)

譲渡証明書と委任状は買取業者が用意するため、売り手は、それ以外の書類の準備が必要です。

自動車検査証や自賠責保険証明書、自動車リサイクル券は、車購入時にまとめて受け取り、車のダッシュボードの中に保管している方が多いでしょう。車を売る前に、きちんとそろっているか確認しておきます。

自動車検査証の再発行

自動車検査証を紛失している場合は、運輸支局で再発行が可能です。ただし、運輸支局は平日のみの受付のため、時間を確認してから出かけましょう。その日のうちに、再発行が可能です。

自賠責保険証明書の再発行

自賠責保険証明書を紛失している場合は、保険会社か保険代理店に連絡し再発行してもらいます。再発行の手続きは、契約者本人がしなければなりません。郵送で再発行してもらう場合は、1週間〜2週間ほどの時間がかかります。

リサイクル料を紛失した場合

自動車リサイクル券は、リサイクル料を支払ったという証明です。紛失している場合は、自動車リサイクル料金の預託状況をプリントアウトしましょう。自動車リサイクルシステムのホームページで、車体番号と登録番号を入力すれば検索できます。

自動車納税証明書とは

自動車納税証明書は、納税通知書の右側についている部分です。4月ごろに納税通知書が送られてきますが、金融機関やコンビニで税金を納めると領収印を押されます。普通自動車を売却するときは、この押印済みの納税通知書が必要です。

印鑑登録証明書とは

印鑑登録証明書は、お住まいの市区町村で取得しますが、混んでいるときは取得に数時間かかることもあります。普通自動車を売る場合は、印鑑登録証明書が2通必要です。発行後3か月以内のものが求められるため、ほとんどの人は再発行しなければならないでしょう。

再発行するためには、印鑑登録カード、もしくはマイナンバーカードが必要です。実印とセットで必要なため、実印も用意しておきます。

銀行振り込みを受けるための準備

通常、車の売却金の受け取りは、銀行振り込みです。金融機関名と支店名、支店番号、口座番号をメモしておきましょう。

必要書類を紛失している場合は、再発行に時間がかかるものもあります。車買取にかかる日数を短くするには、余裕を持って書類を用意しておくことが大切です。

自動車検査証の住所と現住所が異なる場合

自動車検査証の住所と現住所が異なるときは、住民票が必要です。また、必要書類上の姓と現在の姓が異なるときは、戸籍謄本も提出しなければなりません。住民票と戸籍謄本は、いずれもお住まいの市区町村の窓口で取得できます。

軽自動車の車買取査定に必要な書類

軽自動車を売却する場合は、次の書類が必要です。

軽自動車の買取に必要な書類

・自動車検査証

・自賠責保険証明書

・自動車リサイクル券

・振込口座情報

・軽自動車納税証明書

・印鑑(認印も可)

・自動車検査証記入申込書(買取業者が準備)

・メンテナンスノート(所有している場合)

軽自動車の場合も、売り手が準備する書類は普通自動車とほぼ同じです。

ただし、印鑑登録証明書は必要ありません。印鑑も認印を使用できます。軽自動車の場合も、準備にかかる時間は普通自動車の場合と同様です。

必要書類(再発行)の準備時間の目安

自動車検査証と自賠責保険証明書、自動車リサイクル券は保管していれば、用意するのに時間はかかりません。ここでは、おもに再発行にかかる時間をまとめておきます。

・自動車検査証(再発行):申請日に再発行可能

・自賠責保険証明書(再発行):郵送の場合は1週間〜2週間ほど

・自動車リサイクル券(再発行):10分ほど

・印鑑登録証明書の取得:10分〜2、3時間ほど

書類を紛失しているときは、再発行してもらう必要があるため、時間がかかる点だけ覚えておきましょう。

まとめ

車買取は、査定の申込みから査定額の入金まで、おおよそ1週間〜10日かかります。査定自体は、30分〜1時間ほどですみます。ただし、必要書類を準備するのに時間がかかるため注意が必要です。

とくに、保管しておくべき自動車検査証や自賠責保険証明書などを紛失している場合は、再発行が必要で時間がかかります。車の売却を検討し始めたら、必要書類をそろえておくことが、車買取の時間節約につながります。

ほかにも、査定時間を短くするためには、車一括査定を利用するのもひとつのコツです。また、買取業者選びに迷う方にもおすすめの方法です。

車一括査定の「MOTA車買取」であれば、Web上で車の情報を入力するだけで、愛車の査定額がわかります。最大20社が競い合って査定するため、自然に高額査定につながりやすいのが特徴です。

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