【2025年】ウォッシャー液のおすすめ人気10選! 選び方や補充する際の注意点も徹底解説
- 筆者: MOTA編集部
ウォッシャー液は、エンジンオイルや冷却液と同様にクルマにとって重要な消耗品です。
また、ウォッシャー液は各社から多くの商品が発売されていて、役割は単純な洗浄だけでなく、撥水や凍結防止などの機能的なものもあります。
この記事ではウォッシャー液の役割や選び方、交換時の注意点について詳しくご紹介します。
ウォッシャー液とは?
ウォッシャー液とは、フロントガラスを洗浄するために使われる液体です。クルマのフロントガラスが汚れていた際などに、ウォッシャー液を吹きつけてワイパーを使って洗い流します。
ウォッシャー液は良好な前方視界を確保するという、安全運転をするうえで重要な役割を担っています。
まずは、ウォッシャー液の基本的な役割と、水道水では代替できない理由を詳しくみていきましょう。
ウォッシャー液の基本的な役割:手間をかけずに視界を確保できる
ウォッシャー液があると、手間をかけずにフロントガラスを常にきれいな状態に保つことができます。フロントガラスに油膜や汚れが付着したままだと、十分な視界を確保できず、事故にもつながりかねません。
特に油膜については、注意が注意が必要です。明るい日中には気にならなくても、雨天時の夜間に対向車のヘッドライトが乱反射して、突如として視界を奪われることもあります。
さらに、油膜は放置するとフロントガラスに固着して落ちにくくなるため、日常的なメンテナンスが欠かせません。
一方で、毎日のようにフロントガラスの掃除をするのは大変です。ウォッシャー液があれば、レバー操作1つで油膜が固着する前に除去できます。
水道水ではだめな理由
ウォッシャー液の代わりに水道水を使用する方もいますが、基本的にはおすすめしません。
水道水をウォッシャー液として使用できない主な理由は、水アカや腐敗による不具合を招く可能性があるためです。
水道水にはわずかなミネラル分が含まれていて、水アカとして固まってしまう可能性があります。ホースやノズルに水アカが付着すると、最悪の場合には使用できなくなる恐れもあるので注意しましょう。
また、水道水は長期間放置すると、雑菌が繁殖して腐敗する点も見落とされがちです。腐敗した水を使用していると、タンクやホース、ノズルなどウォッシャー液の通る箇所を傷めてしまいます。
ウォッシャー液の選び方
ウォッシャー液は、各メーカーからさまざまな商品が販売されています。目的に応じて、最適な商品を選びましょう。
ウォッシャー液の選び方について、ポイント別に詳しく解説します。凍結温度という、地域によっては重要な項目も紹介しているので、ウォッシャー液を購入する前に一度確認してください。
油膜取り成分
ウォッシャー液のなかには、特別に油膜取り成分が配合されている商品もあります。交通量の多い地域をよく走行する方や、日常的に洗車をしない方におすすめです。
走行するクルマが巻き上げるアスファルトの油分や、排気ガスが油膜として付着します。
通常の洗浄剤では油膜が十分に落ちないため、できるだけ手軽に油膜を除去したい方は、油膜取り成分を配合したウォッシャー液を選びましょう。
撥水効果
ウォッシャー液でフロントガラスを洗浄することで、同時に撥水効果が得られる商品もあります。
クルマを運転する機会の多い人や、梅雨などの天候の悪い時期にもおすすめです。
雨の日の水滴を弾くことで、よりクリアな視界を確保できます。
凍結温度
ウォッシャー液は、基本的に水道水よりも凍結温度は低くなっています。
しかし、寒冷地や冬場などは、より低い凍結温度に設定されたウォッシャー液がおすすめです。
また、仮にタンク内で凍結しなくても、フロントガラスに噴射した瞬間に凍ってしまい、クリアな視界が奪われてしまう危険性もあります。
特に寒冷地では、実際の温度よりも凍結温度の低いウォッシャー液を選ぶことで凍結する可能性を下げることができます。
虫取り効果
フロントガラスにこびりついた虫の死骸が気になる方には、虫の死骸を除去する成分が含まれたウォッシャー液がおすすめです。
特に夏場の夜間走行では、ヘッドライトに集まった虫がフロントガラスに衝突してこびりついてしまいます。虫取り成分の入ったウォッシャー液であれば、固着してしまう前に洗浄できるので便利です。
コスパ重視
機能性にこだわりがなければ、ウォッシャー液として販売されているものであればどの商品でも問題ありません。洗浄剤のみのウォッシャー液であれば、比較的安価に入手できます。
また、さらにコスパを重視するのであれば、希釈タイプのウォッシャー液もおすすめです。水道水で希釈して使うため、原液タイプに比べて大量に使用できます。
ウォッシャー液のおすすめ人気10選
ここまでウォッシャー液の選び方についてお伝えしてきましたが、ここからは具体的におすすめ商品をご紹介していきましょう。
■その1:シュアラスター ゼロウォッシャー 超純水クリアータイプ S-103
■その2:クリンビュー 油膜取りウォッシャー 2,500mL
■その4:古河薬品工業 クリアウォッシャー液 2L
■その6:ホルツ クルマの激落ちくん ウィンドウォッシャー液 1.5L
■その7:シュアラスター ゼロウォッシャー 撥水タイプ S-102
■その8:古河薬品工業 寒冷地用油膜取りスーパーウォッシャー液 5L
■その9:古河薬品工業 オールシーズンウォッシャー液 2L -35℃
■その10:ホルツ クルマの激落ちくん 超純水ウォッシャー 2L
その1:液あとが残りにくい シュアラスター ゼロウォッシャー 超純水クリアータイプ S-103
- ゼロウォッシャー 超純水クリアータイプ S-103
- シュアラスター
シュアラスター ゼロウォッシャー 超純水クリアータイプ S-103は、純水を使用したウォッシャー液です。ミネラル分や塩素といった不純物を含まない「純水」を使用することで、残留成分が水アカになりにくくなっています。
また、気化しやすい清浄成分を配合しているので、液跡が残りにくい点も大きな特徴です。ただし、撥水成分は含まれていないため、雨粒を弾く効果はありません。
メーカー名 | シュアラスター |
商品名 | ゼロウォッシャー[超純水クリアータイプ] S-103 |
主な特徴 | 超純水使用・跡が残りにくい |
凍結温度 | -30℃ |
容量 | 2,000mL |
その2:クルマのガラス洗浄剤の老舗 クリンビュー 油膜取りウォッシャー 2,500mL
- 油膜取りウォッシャー 2,500mL
- クリンビュー
クリンビュー 油膜取りウォッシャー 2,500mLは、油膜取り成分を配合しています。
クルマのフロントガラス洗浄としては老舗メーカーであるクリンビューの製品なので、信頼度は抜群です。
2.5Lという大容量なので、使用量を気にすることなく、汚れが気になった際にたっぷりと使用できます。ただし、凍結温度が-12℃のため、極端な寒冷地や真冬の使用では注意が必要です。
メーカー名 | クリンビュー |
商品名 | 油膜取りウォッシャー 2,500mL |
主な特徴 | 油膜取り成分配合 |
凍結温度 | -12℃ |
容量 | 2,500mL |
その3:不快なワイパービビりを抑える CCI スマートビュー 撥水タイプ G-136
CCI スマートビュー 撥水タイプ G-136は、撥水効果のあるウォッシャー液です。
また、潤滑添加剤の配合によってガラス表面の摩擦係数を下げ、ワイパーを動かした際に発生する引っかかるような不快なビビり音を抑えます。
さらに、凍結温度が-30℃のため、冬場でも安心して使用できます。ただし、ワイパーゴムの状態によってはビビり音が抑えられなかったという口コミもありました。
メーカー名 | CCI |
商品名 | スマートビュー 撥水タイプ G-136 |
主な特徴 | 撥水効果 |
凍結温度 | -30℃ |
容量 | 2,000mL |
その4:撥水コーティングを施工していても使える 古河薬品工業 クリアウォッシャー液 2L
- クリアウォッシャー液 2L
- 古河薬品工業
古河薬品工業 クリアウォッシャー液 2Lは気化性洗浄剤を配合しているので、洗浄成分の跡残りが気になりません。
また、比較的安価で、購入しやすい点も大きなメリットです。
さらに、凍結温度は-30℃のため、シーズンを問わず使用できます。
ただし、撥水効果や油膜取りといった、特別な成分は配合されていません。
メーカー名 | 古河薬品工業 |
商品名 | クリアウォッシャー液 2L |
主な特徴 | 超純水使用・跡残りが気にならない |
凍結温度 | -30℃ |
容量 | 2,000mL |
その5:雨の日の快適な運転を実現する クリンビュー 撥水ウォッシャーα 2,500mL
- 撥水ウォッシャーα 2,500mL
- クリンビュー
クリンビュー 撥水ウォッシャーα 2,500mLは、ガラス撥水コーティング剤を配合したウォッシャー液です。
ウォッシャー液を使用するだけで、フロントガラスに撥水コーティングができるので、雨の日のドライブが快適になります。
また、2,500mLという大容量なので、たっぷりと使えるのも嬉しいポイントです。
ただし、ウォッシャー液としてはやや高額な部類に入ります。
メーカー名 | クリンビュー |
商品名 | クリアウォッシャー液 2L |
主な特徴 | 超純水使用・跡残りが気にならない |
凍結温度 | -30℃ |
容量 | 2,500mL |
その6:頑固な汚れもスッキリ落とす ホルツ クルマの激落ちくん ウィンドウォッシャー液 1.5L
ホルツ クルマの激落ちくん ウィンドウォッシャー液 1.5Lは、油膜に加えて虫や鳥フンといった頑固な汚れに強いウォッシャー液です。
住宅用掃除道具として有名なメラミンスポンジ「激落ちくん」の名を冠していることから、高い洗浄力に期待できます。
ただし、容量が1,500mLとやや少ないので、たっぷり使う方はまとめ買いをしておきましょう。
メーカー名 | ホルツ |
商品名 | クルマの激落ちくん ウィンドウォッシャー液 1.5L |
主な特徴 | 油膜取り、虫や鳥フンにも対応 |
凍結温度 | -20℃ |
容量 | 1,500mL |
その7:希釈しても使用できる シュアラスター ゼロウォッシャー 撥水タイプ S-102
- ゼロウォッシャー 撥水タイプ S-102
- シュアラスター
シュアラスター ゼロウォッシャー 撥水タイプ S-102は、希釈しても使用できる撥水ウォッシャー液です。
すでに撥水コーティングを施工済みのクルマでも、メンテナンス用として利用できます。
ただし、希釈した場合は凍結温度が変わってくるため、希釈割合も含めて事前に確認しておきましょう。
メーカー名 | シュアラスター |
商品名 | ゼロウォッシャー[撥水タイプ] S-102 |
主な特徴 | 撥水効果 |
凍結温度 | -30℃ 原液の場合 |
容量 | 2,000mL |
その8:厳しい寒冷地でも安心して使える 古河薬品工業 寒冷地用油膜取りスーパーウォッシャー液 5L
- 寒冷地用油膜取りスーパーウォッシャー液 5L
- 古河薬品工業
古河薬品工業 寒冷地用油膜取りスーパーウォッシャー液 5Lは、-40℃という低い凍結温度を誇ります。
さらに、厳しい寒さで凍結しないだけでなく、フロントガラスの霜や氷を溶かすことができる点も寒冷地では大きなメリットです。
また、強力な洗浄力で、がんこな油膜も落とします。
5Lという大容量でたっぷり使える反面、すべてタンクに入らない場合は保管しておく必要がある点に注意しましょう。
メーカー名 | 古河薬品工業 |
商品名 | 寒冷地用油膜取りスーパーウォッシャー液 5L |
主な特徴 | 油膜取り |
凍結温度 | -40℃ |
容量 | 5,000mL |
その9:安価なのにオールシーズン使える 古河薬品工業 オールシーズンウォッシャー液 2L -35℃
- オールシーズンウォッシャー液 2L -35℃
- 古河薬品工業
古河薬品工業 オールシーズンウォッシャー液 2L -35℃は、凍結温度が一般的な商品よりも低い-35℃にも関わらず安価に入手できます。2倍に希釈しても-12℃まで対応できるので、かなり経済的なウォッシャー液です。
ただし、特別な洗浄成分などは配合されていないため、機能性を重視する方は注意しましょう。
メーカー名 | 古河薬品工業 |
商品名 | オールシーズンウォッシャー液 2L -35℃ |
主な特徴 | |
凍結温度 | -35℃ |
容量 | 2,000mL |
その10:不純物がないのでコーティングに優しい ホルツ クルマの激落ちくん 超純水ウォッシャー 2L
ホルツ クルマの激落ちくん 超純水ウォッシャー 2Lは、超純水を使用していて白残りしないウォッシャー液です。不純物をほとんど含まないため、フロントガラスの撥水コーティングを傷めません。
ただし、洗浄力や撥水力の強化といった機能はない点には注意しましょう。
メーカー名 | ホルツ |
商品名 | クルマの激落ちくん 超純水ウォッシャー 2L |
主な特徴 | 超純水使用 |
凍結温度 | -30℃ |
容量 | 2,000mL |
ウォッシャー液を補充する際の注意点
ウォッシャー液の補充、交換作業自体はそれほど難しいものではありません。
基本的には、ボンネットを開けて、ウォッシャー液タンクに注ぐだけです。
また、日常的なメンテナンス性を考慮して、ウォッシャー液タンクは多くのクルマでエンジンルーム内でも比較的作業しやすい位置に設置されています。
しかし、ウォッシャー液そのものに関しては2点ほど注意点があるので、交換前に確認しておきましょう。
すでにコーティングを施している場合はウォッシャー液を使用しても良いかを確認する
フロントガラスに撥水コーティングなどを施工している場合は、使用するウォッシャー液がコーティングに対応しているかを確認しましょう。
コーティングに対応していないウォッシャー液を利用すると、コーティングを傷めてしまう恐れもあります。
また、撥水効果のあるウォッシャー液を使用しても、もともとのコーティングによっては十分に効果が発揮されないこともあります。
銘柄を変更する場合は補充ではなく全交換
ウォッシャー液を別銘柄の商品に変更する際は、必ずタンク内を空にしてから交換しましょう。ウォッシャー液は同一メーカーであっても商品によって含まれる成分が異なるため、混ぜてしまうと本来の洗浄力や撥水力などが発揮できなくなる可能性があります。
また、混ぜたことで化学反応を起こした場合、噴射ノズルやポンプ、ホースの劣化や詰まりといったトラブルの原因になりかねません。
同一商品を使用しない場合は、継ぎ足しての補充ではなく使い切ってからの交換を心がけてください。
まとめ
ウォッシャー液は、クルマのメンテナンスであまり重要視されない消耗品です。ウォッシャー液がなくなっていることに気づいていてもそのまま放置していたり、とりあえず水道水を入れたりする人も少なくありません。
しかし、普段の運転環境や目的に合わせて最適なウォッシャー液を選べば、より安全で快適な運転を楽しめるようになります。
また、異なるウォッシャー液を混ぜるなど誤った取り扱い方をすると、噴出ノズルやポンプの故障といったトラブルにつながることもあるので注意しましょう。
凍結温度といった重要なポイントに注意しつつ、ぜひお気に入りのウォッシャー液を見つけてみてください。
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