【2024年】おすすめのワンタッチテント10選! メリット・購入時の注意点も紹介

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これまでテントを設営したことがなく、キャンプに不安を感じている人でも簡単に設営できるのがワンタッチテントです。

今回はワンタッチテントのメリットや注意点について解説します。また、おすすめのワンタッチテントもご紹介します。記事をご参考に、ぜひ簡単キャンプを楽しんでみてください。

目次[開く][閉じる]
  1. ワンタッチテントのメリット
  2. ワンタッチテントを使う際の注意点
  3. ワンタッチテントの選び方
  4. ソロ用におすすめのワンタッチテント5選
  5. ファミリー用におすすめのワンタッチテント5選
  6. ワンタッチテントのたたみ方
  7. まとめ

ワンタッチテントのメリット

ワンタッチテントは、メーカーによって設営方法や機能が異なる種類があります。

ワンタッチテントに共通する点は、フレームと生地が一体化しており、傘のように広げることで簡単に設営できることです。

収納袋から取り出し、広げればほとんどの設営が完了します。収納時もテントシートを広げずに折りたためるため、撤収も比較的簡単です。初心者でも簡単に扱えるため、おすすめのテントでもあります。

メーカーによって設営方法や構造、広さなどが異なるため、自分に合ったテントを見つけることができます。前室が広いものであれば、様々なスタイルに対応できるため、魅力的です。

ワンタッチテントを使う際の注意点

ワンタッチテントは、フレームが多いため、同サイズのテントに比べて重量が重くなります。そのため、バックパックで持ち運ぶには向いておらず、車やバイクでキャンプをする方に向いています。

大型のワンタッチテントは、重量も大きいため、一人での設営はおすすめできません。無理に設営すると、故障の原因になるため注意が必要です。

また、風対策も重要です。設営が完了すれば風に強くなりますが、設営途中は風によって負荷がかかるとフレームが破損する可能性もあります。

このように、ワンタッチテントは耐久性や通気性などが劣る部分もあるので、注意が必要です。

ワンタッチテントの場合、干す場所の工夫も必要です。通常のテントなら物干し竿にかけて干せますが、ワンタッチテントはフレームを外せないため広げて干す必要があります。

そのため、テントを干すためにも広い場所が必要になることも留意しましょう。

ワンタッチテントの選び方

ワンタッチテントを買うときにチェックすべきポイントを解説します。

ワンタッチテントは、メーカーによって特徴が異なるため、自分の使い方に合ったものを選びましょう。

設営・撤収がしやすいか

ワンタッチテントの設営方法は、傘型やポール式など、いくつかの種類があります。基本的には傘のように展開する構造なのですが、そこに複数のポールを組み合わせて展開するものや、複数の傘が組み合わさったような構造のものもあります。

例えばケシュアの「EASYシステム」は、組み立てやすさにこだわった構造です。

ポールを組み合わせて設営するような少し工夫が必要なものもありますが、大きな室内空間を作れるものもあります。

メーカーごとに設営・撤収の方法が異なるため、事前に確認しておきましょう。また設営・撤収のしやすさは、人数によっても異なります。普段のキャンプスタイルに合ったワンタッチテントを、選ぶようにしましょう。

ベンチレーションなどで通気性が高いか

ワンタッチテントも、通常のテントと同じように、通気性が快適に過ごすための重要な要素です。

そのため、ベンチレーション(通気口)やダブルウォール(フライシートとインナーテントが分かれている)構造になっているかどうかは、必ず確認しましょう。

ワンタッチテントは、大半がダブルウォール構造です。ただし、シングルウォールや、フライシートの設営後にインナーテントを取り付ける必要があるものもあります。

またダブルウォール構造でも、フライシートとインナーテントの間に隙間があるかどうかは重要です。店舗などで実物を見る際には、この点を確認しましょう。

通気口は、どこから風が入ってきてどのように抜けていくのか確認しましょう。複数の通気口がある製品は、より通気性が増すのでおすすめです。

耐水性が高い素材・加工を使っているか

テントの耐水性を示す単位として「耐水圧」があります。

雨具として利用する傘の耐水圧は最大500mm程度ですが、テントは傘とは使用用途が大きく異なります。傘は雨を凌ぐためのものであり、テントは寝泊まりするためのものです。

そのため、テントは1500mm~2000mmの耐水圧があれば、一晩大雨が降っても浸水する心配は少ないと言われています。

特に、ダブルウォールテントはフライシートとインナーテントの間に隙間があるため、浸水のリスクがさらに低くなります。

したがって、テントを選ぶ際には、耐水圧が1500mm以上であることを目安にしましょう。

同じように布と布を繋いでいる部分のシーム処理の有無や、素材自体が耐水性のあるものなのかをしっかりと確認しましょう。

テントの素材には色々ありますが、布自体が耐水性を持っているものや、布にコーティングで耐水処理をしているものなど、雨への備えも色々あります。

雨予報でもキャンプに行く人は、少し高価になっても、しっかりとした素材を使っている製品を選ぶ方が良いでしょう。

荷物を濡らさないよう、室内や前室に置けるか

キャンプには突然の天候の変化がつきものです。

荷物が濡れてしまうことで、さまざまな事故や被害の原因になってしまいます。

ですので、ワンタッチテントを選ぶ際には、荷物を置けるスペースがあるかどうか確認する必要があります。

1人でキャンプする場合は、2人用のテントを使うなど、少し余裕のあるサイズのテントを選ぶことで対応できます。

複数人でキャンプする場合も、1人増えても大丈夫な大きさのテントを選ぶと、雨対策として有効です。

ワンタッチテントに限らず、全てのテントには「2ルームテント」というジャンルがあります。

2ルームテントとは、荷物を置いたりリビングとして使う「前室」と、寝るためのインナーテントである「寝室」が分かれているテントのことです。

急な通り雨などで荷物を濡らさないために、前室を活用することで快適なキャンプを実現できます。

小型のテントでも、多少の前室的スペースが付いている製品もあるので、購入時に前室の有無を確認するようにしましょう。

ソロ用におすすめのワンタッチテント5選

ワンタッチテントの選び方を理解いただいたところで、ここからはおすすめのワンタッチテントの商品をいくつかピックアップします。

まずはソロ利用におすすめの小型かつ組み立てが簡単なテントをご紹介します。

小型と言ってもとても快適なテントばかりですので、参考にしてください。

Coleman(コールマン) インスタントアップドーム/S

老舗アウトドアブランド、Coleman(コールマン)のソロ向けワンタッチテントです。

十分なスペースのある前室としっかりとしたベンチレーションを備えています。

耐水圧はインナー底部のフロアとフライシート共に1500mmあり、雨の備えも完璧です。

収納サイズも比較的小さめなので、バイクでのツーリングキャンプなどでもしっかりと対応できます。

最大のメリットは、前室部分を大きく開放することも出入口を小さくすることもできるため、解放感のある設営もプライバシーを重視した設営も自由自在。

前室屋根の張り出しも強く、居住空間を広く確保しています。

さすがColemanといった感じのポイントを抑えたおすすめの製品です。

Coleman(コールマン) インスタントアップドーム/S

メーカー名

Coleman(コールマン)

商品名

インスタントアップドーム/S

最大収容人数

1人

収納サイズ

17x65cm

展開サイズ

210x210x115cm

重量

4.3kg

構造

ダブルウォール

耐水圧

1500mm

ベンチレーション

有り

DOD(ディーオーディー) わがやのテントS T2-981-TN

ウサギのロゴマークでお馴染み、DOD(ディーオーディー)のわがやのテントSは、快適性を重視したワンタッチテントです。

最大の特徴は、フロアを除きインナーテントをTC素材(ポリコットン)で作っていることでしょう。

TC素材は、ナイロン/ポリエステルに比べて通気性が高く、結露しにくい特徴があります。

さらに、インナーの開口部をフルメッシュにすることもできるため、オールシーズン快適に過ごせます。

室内空間も広々としているため、荷物の置き場に困ることはありません。

フロアの耐水圧は5000mmもあり、大雨でも安心して使用できる耐水性を備えています。

人気のナチュラル系カラーで、一見するとワンタッチテントには見えません。

見た目にもこだわりたい方におすすめのワンタッチテントです。

DOD(ディーオーディー) わがやのテントS T2-981-TN

メーカー名

DOD(ディーオーディー)

商品名

わがやのテントS T2-981-TN

最大収容人数

2人

収納サイズ

71x22x21cm

展開サイズ

240x220x120cm

重量

6.5kg

構造

ダブルウォール

耐水圧

3000mm

ベンチレーション

有り

PYKES PEAK(パイクスピーク) ワンタッチテント

PYKES PEAK(パイクスピーク) ワンタッチテントは、コストパフォーマンスの高い多機能型ワンタッチテントです。

半開放型のフライシートは、設営時の利便性が非常に高く、簡単に設営することができます。

さらに、フライシートだけで設営することにより、ビーチシェルターやサンシェード、小型のタープとして使用することも可能。

単純な構造ですが、室内空間は広く、雨の日でも荷物の置き場に困ることはありません。

解放感のあるデザインと手頃な価格で、初心者におすすめです。

また、カラーバリエーションも豊富なため、自分の好みのデザインを選ぶことができるのも魅力的でしょう。

PYKES PEAK(パイクスピーク) ワンタッチテント

メーカー名

PYKES PEAK(パイクスピーク)

商品名

ワンタッチテント

最大収容人数

2人

収納サイズ

16x16x74cm

展開サイズ

220x165x135cm

重量

2.9kg

構造

半開放ダブルウォール

耐水圧

2000mm

ベンチレーション

有り

DOD ライダーズワンタッチテント

DODのライダーズワンタッチテントは、その名の通りツーリングキャンパーにおすすめのワンタッチテントです。

室内空間は225x145cmととても広く、2人で寝ても十分な荷物置きスペースを確保することができます。

さらに、しっかりと機能する広さの前室があり、快適に過ごせます。

ベンチレーションと呼ぶよりも窓と呼んだ方が適している背面の大型窓がしっかりと空気を通すので、湿気がこもることもありません。

背面の大型窓はロールアップして全開放することもできますが、張り出してプライバシーを確保する形で展開することも可能。

十分な広さと快適性をソロキャンプに持っていきたい人におすすめのワンタッチテントです。

DODライダーズワンタッチテント

メーカー名

DOD

商品名

ライダーズワンタッチテント

最大収容人数

2人

収納サイズ

62x20x20cm

展開サイズ

243x235x133cm

重量

4.3kg

構造

ダブルウォール

耐水圧

3000mm

ベンチレーション

有り

DOD ライダーズバイクインテント

ツーリングキャンパー向けの製品を数多くリリースしているDODですが、こちらはさらにライダーに特化したワンタッチテントになっています。

とても広い前室スペースがついていて、雨の日のおこもりキャンプでも安心して過ごすことができます。

特に前室部分の高さを確保する構造になっているので、前室部分での活動がしやすいことが特徴。

ポールを使って前面パネルを立ち上げるとバイクを屋根の下に入れることができます。

入口も2つあり、開閉できないパネルには大型の窓がついており、通気性を確保。細かいところに数多くの工夫を感じるとても面白いワンタッチテントです。

DODライダーズバイクインテント

メーカー名

DOD

商品名

ライダーズバイクインテント

最大収容人数

2人

収納サイズ

61.5x23x23cm

展開サイズ

215x260x140cm

重量

5.5kg

構造

ダブルウォール

耐水圧

3000mm

ベンチレーション

有り

ファミリー用におすすめのワンタッチテント5選

ファミリー向けのテントは、ソロ用のものとは異なる要素が大きく変わります。

テントのサイズが大きくなることで、さらに個性を前面に押し出した製品が増えています。

今回は、より快適に過ごすことができるワンタッチテントを選びました。

楽しいファミリーキャンプを作り上げる参考にしてください。

Coleman インスタントアップドーム/240

Colemanのインスタントアップドームは、ワンタッチテントのスタンダードと呼ばれる製品です。

基本的な必要スペックを備えながらも、大型サイズとしては手頃な価格と相変わらずの利便性が特徴。

インナー内の空間は240x240cmで、スタンダードな60cm幅のマットを4枚並べても荷物を置ける広さがあり、狭く感じることはほとんどありません。

前室部分の広さもさることながら、何よりも高さが170cmあるため、移動や活動も楽に行うことができます。

入り口も前後にあるため、複数人で使用する際にとても快適に過ごせます。

砂袋が純正で付属しているので、設営場所に困ることもありません。

マルチに活躍するスタンダードな性能を備えているため、初めての大型テントにもおすすめです。

Coleman インスタントアップドーム/240

メーカー名

Coleman

商品名

インスタントアップドーム/240

最大収容人数

4人

収納サイズ

23x75cm

展開サイズ

405x240x170cm

重量

8.4kg

構造

ダブルウォール

耐水圧

1500mm

ベンチレーション

有り

DOD わがやのテントL T5-869-TN

DODのわがやのテントLは、家族で快適に過ごせるワンタッチテントです。

ソロ用のわがやのテントSと同様に、インナーテントはTC素材(ポリコットン)で作られているため、結露も少なく快適に過ごすことができます。

特に大人数で就寝する際は結露が多くなるので、この工夫はファミリー向けテントでさらなる価値を発揮する構造となっています。

サイズが大きくなった分、メッシュパネルも大きくなっていますので、快適性は損なわれていません。

全面メッシュでフライシートを取り外して設営することで、デイキャンプなどで解放感のある空間を作ることも可能。

宿泊を伴わない家族でのピクニックなどでも活躍する、使い方を限定しないDODらしさが光るワンタッチテントです。

DOD わがやのテントL T5-869-TN

メーカー名

DOD

商品名

わがやのテントL T5-869-TN

最大収容人数

5人

収納サイズ

90x26x26cm

展開サイズ

280x280x156cm

重量

10.5kg

構造

ダブルウォール

耐水圧

3000mm

ベンチレーション

有り

Quechua(ケシュア) 2 Seconds EASY Fresh&Black テント

Quechua(ケシュア)は知る人ぞ知るワンタッチテントの名門ブランドです。

ケシュアの「2 Seconds EASY Fresh&Black テント」は、細部まで作り込まれた優れたワンタッチテントと言えます。

まず、傘のような構造体を複数組み合わせることで、簡単に広い空間を作り出すことができます。

オリジナリティのあるデザインも特徴ですが、他のワンタッチテントにはない点は、設営するとテント内が真っ暗になることです。

テント内を完全に遮光するため、熱を遮断し、夏でも快適に過ごすことができます。

また、早朝の光が差し込むことがないため睡眠を妨げず、質の高い睡眠をとることが可能。

構造的には耐風性が高く、雨や風にも強い頑丈なテントで、より高品質の製品をお求めの方におすすめです。

Quechua(ケシュア) 2 Seconds EASY Fresh&Black テント

メーカー名

Quechua(ケシュア)

商品名

2 Seconds EASY Fresh&Black テント

最大収容人数

3人

収納サイズ

71x22x22cm

展開サイズ

210x205x128cm

重量

8.2kg

使用人数

1~2人

構造

ダブルウォール

耐水圧

2000mm

ベンチレーション

有り

FIELDOOR(フィールドア) ONE TOUCH TENT 300

FIELDOOR(フィールドア)の「ONE TOUCH TENT 300」は、広い前室が特徴のワンタッチテントです。

付属のポールを使用してキャノピーを立ち上げることで、前室に広々としたリビングスペースを作ることができます。

また、背面にも入口があるため、リビングスペースを保持しながらテント内への出入りも可能。

インナーテントも十分な広さがあり、雨の強い日でも荷物を全てテント内に収納することができるため、安心感があります。

この価格帯のテントとしては、ファミリー向けに求められる性能をしっかりと備えていると言えるでしょう。

新しくファミリーキャンプを始めたい方にはおすすめできるテントです。

FIELDOOR(フィールドア) ONE TOUCH TENT 300

メーカー名

FIELDOOR(フィールドア)

商品名

ONE TOUCH TENT 300

最大収容人数

6人

収納サイズ

103x20x20cm

展開サイズ

300x500x180cm

重量

10.5kg

使用人数

1~2人

構造

ダブルウォール

耐水圧

1500mm

ベンチレーション

有り

Naturehike(ネイチャーハイク) ワンタッチ テント Village 13.0

Naturehike(ネイチャーハイク)の「ワンタッチ テント Village 13.0」は、ワンタッチテントの常識を塗り替える製品です。

ロッジテントと呼ばれる家のような形状をしたワンタッチテントは数が少なく、さらにダブルウォールで室内空間まで快適に作り上げているものはあまりありません。

天井の高さも十分で、テント内を歩いて移動可能。13平米の室内空間は、まさにグランピングのレベルの広さがあり、普段できない非日常の体験をすることができます。

通気性も高く、雨が降らない日ならフライシートを外して天井もメッシュにすることで、解放感のある時間を過ごせるでしょう。

より快適なファミリーキャンプを過ごしたい方におすすめです。

Naturehike(ネイチャーハイク) ワンタッチ テント Village 13.0

メーカー名

Naturehike(ネイチャーハイク)

商品名

ワンタッチ テント Village 13.0

最大収容人数

6人

収納サイズ

30x25x110cm

展開サイズ

475x270x183cm

重量

22kg

使用人数

1~2人

構造

ダブルウォール

耐水圧

2000mm

ベンチレーション

有り

ワンタッチテントのたたみ方

事前準備

まずはテントを片付ける前に、やっておいた方が良いことがいくつかあります。

1. 周りの荷物を片付ける

一つ目は周りの荷物をまず片づけることです。

フライシートやインナーシートなどを広げるために、周りの道具を片付けて十分なスペースを確保しましょう。

2. 一度干してから収納する

二つ目は、一度干してから収納することです。

地面に直接触れるシートは夜露などで濡れることがあります。

そのため、たたむ前にまずは十分に乾かしておきましょう。

そのままたたんでしまうとテントにカビが生えることもありますので、キャンプ場でテントを干すことができる場合は、十分に乾かしてからしまいましょう。

3. インナーシートの入り口ファスナーを開けておく

三つ目はインナーシートの入口のファスナーを開けておくことです。

折りたたむときには、どうしてもインナーテントの中に空気が残ってしまいます。

空気が残ったまま片付けようとしても、きれいにたたむことができません。

そのため、インナーテント内の空気を抜くために入口のファスナーを開けておき、空気が残らないようにしっかりとたたむようにしましょう。

4. ポールを抜いて折りたたんでおく

四つ目はポールを抜くときに、ポールを引くのではなく、押しながら抜くことです。

ポールを引っ張って抜こうとすると、ポール自体が折りたたみ式のため、連結部分が外れてしまうことがあります。

最悪の場合、シートを挟んでしまい傷つけてしまうこともありますので、ポールは押し出して抜くことを心掛けましょう。

また、抜いたポールを折りたたむ際は、端から連結を外してたたむのではなく、真ん中あたりの連結をまず外し、半分に折りたたんでから、さらにその半分の位置から連結を外していく感覚で折りたたみましょう。

端から外していくとポールの中に通してあるワイヤーのテンションに偏りが出てしまい、劣化の恐れがありますので、ワイヤーのテンションを均等に保つためにも、半分の位置から折りたたむようにしてください。

ここまでできたら、いよいよテントをたたむ作業に入ります。

1. まずはフライシートをたたむ

フライシートの天井部分を持ち、半分に折ります。このとき、はみ出た余分なところは中に折り込むように持ち上げましょう。

これでフライシートを半分に折りたたむことができるので、きれいに揃えながらたたんでください。

2. フライシートを長方形になるようたたむ

両端を中に折りたたみ、長方形になるようにしていきます。

3. ポールを収納したケースの幅に合わせて、一定の大きさになるまで折りたたむ

最終的にポールを芯にして、ぐるぐると巻いていくので、巻けるぐらいの長さを残しておくことが重要です。

これでフライシートが収納できる状態になりました。

4. インナーテントをたたむ

先ほどご紹介したように、空気を抜きながらたたんでいきます。

フライシートと同様に、長方形になるようにたたんだ後、ケースの幅に合わせて、一定の大きさになるまで折りたたむようにしましょう。

5. フライシートとインナーシートを重ね合わせ、その上にポールの入ったケースを置き、ケースが芯になるようにぐるぐると巻いていく

ここまでできれば、あとはケースにしまうだけです。

この手順で行えば、簡単にワンタッチテントをたたむことができます。

メーカーによって手順が異なることもあるので、説明書などをよく確認するようにしてください。

まとめ

今回は、ワンタッチテントのメリットと注意点などの解説や、おすすめの商品について紹介しました。

ワンタッチテントは構造的に重くなりがちですが、そのデメリットを帳消しにするだけのメリットもあります。

新しいテントを選ぶ際には、より設営・撤収の機動性が高いワンタッチテントも候補に入れてみてはいかがでしょうか。気軽にキャンプ場に出かけることができるでしょう。

ワンタッチテントで、楽々キャンプを楽しんでみてください。

【筆者:木村 正晴】

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木村 正晴
筆者木村 正晴

1986年岐阜県生まれ。趣味である写真撮影やソロキャンプの影響で、遠方に移動してからレンタカーを借りることが多く、様々な種類の車を運転している。 旅行先ではもっぱら長距離移動と車中泊を繰り返しているので、燃費がよくフルフラットになる車を好む傾向が強い。 キャンプ関係の仕事で出張が増えてきたこともあり、バンライフにも興味を持ち出している。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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