自動車購入ノウハウ

不動車を高く買取してもらう方法とは？おすすめの買取業者や売却手順を解説

公開日:2023/08/17 19:00 最終更新日:2024/09/17 18:43

筆者：岡部和男

「動かなくなった車は廃車処分するしかない」と思っていませんか？実は、不動車でも買取業者などから買取してもらうことは可能です。

今回は、不動車を買取に出すときの流れや高く買取してもらう方法、おすすめの買取業者などをご紹介します。この記事を読んで、スムーズな取り引きと高価買取を実現しましょう。

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不動車でも業者から買取してもらえる！

不動車とは、「エンジンがかからない車」「事故や災害による故障で動かなくなった車」を指します。ほかにも、バッテリーが上がっていたり、車検が切れていたりする場合もそうです。

そんな不動車は廃車にするしかないと思われがちですが、買取してもらえるケースは多くあります。その理由は4つです。

▼業者が不動車を買取する理由

・修理して販売する

・海外に輸出する

・解体して部品をリサイクルする

・鉄やアルミ、プラスチックなどの資源をリサイクルする

解体した車からは多くの部品や資源が取り出せます。それらをリサイクルすることで利益を生み出せるのです。

さらに、日本車はアジア圏を中心に海外からの人気も高いため、日本では販売できないような状態の車でも輸出して利益を得ることができます。

不動車の買取価格を調べたいなら「MOTA車買取」で査定がおすすめ

不動車の買取相場を調べたいなら、車一括査定サイト「MOTA車買取」がおすすめです。

車などの情報を1回入力するだけで、複数の買取店へ同時に見積もり依頼が可能。MOTA車買取なら、最短45秒で入力が終わるほど簡単です。

査定をしたからといって、かならず車を売る必要もなく、査定だけならキャンセル料もかかりません。

車を売るか迷っている方、まずはお気軽にMOTA車買取で査定をしてみてはいかがでしょうか？

廃車買取専門業者、中古車買取店、ディーラーを選ぶ基準とは？

不動車の買取先として候補に挙がるのは、「廃車買取専門業者」「中古車買取店」「ディーラー」の3つです。

それぞれの特徴や選ぶ基準について紹介しましょう。

廃車買取専門業者

廃車買取専門業者とは、事故車や故障車、水没車、走行距離が多い車などの買取を専門に行う業者のことです。車の解体やリサイクルに精通しており、部品や資源をリサイクルすることで利益を得ています。

▼廃車買取専門業者が向いているケース

・事故や災害でひどく故障している

・修理しても費用が高額になる

・走行距離が多くて年式も古い

・買取に出しても値段がつかない

一般の中古車買取店が買取できないような不動車は、廃車買取専門業者に相談しましょう。「廃車手続き費用」や「レッカー代」は、基本的に無料になっている業者がほとんどです。

中古車買取店

不動車でも「廃車にするほど状態は悪くなさそう」という場合は、中古車買取店に買取してもらうのがおすすめです。不動車を修理してから販売するのが目的なので、廃車買取業者よりも高価買取に期待できます。

▼中古車買取店が向いているケース

・年式が新しく走行距離も少ない

・部品を交換すればまだまだ走行できそう

・車検が切れているだけ

・ただのバッテリー上がり

・次の車も探したい

なお、中古車買取店の一部では事故車や故障車、年式が古くて走行距離が多い車でも買取してくれる場合があります。迷ったら廃車買取専門業者に依頼する前に中古車買取店に相談することをおすすめします。

ディーラー

不動車をディーラーに買取依頼しても、断られる可能性があります。車を解体したり部品などをリサイクルしたりする業務を持たないディーラーでは、引き取った不動車を外注で処分する必要があるためです。

仮に応じてくれた場合でも、査定額が0円になったり、不動車の処分費用やレッカー代を請求されたりするのが一般的です。ただ、新車購入が前提の場合は不動車でも下取り扱いとなり、（その分を）購入価格から値引きしてくれる可能性はあります。

▼ディーラーが向いているケース

・新車に乗り換える

・買取額は気にしない

・不動車を買取に出す手間を省きたい

不動車でも一括査定を利用した買取がおすすめ

「一括査定」というサービスを聞いたことがある人も多いでしょう。廃車にするほど状態が悪くなければ、まずは一括査定に申し込むことをおすすめします。

車の一括査定とは？

車の一括査定とは、1度の申し込みで複数の買取業者に査定依頼ができるサービスのことです。1件ずつ連絡する手間をなくせるため、効率よく愛車の買取先を探すことができます。

一括査定はWebから申し込み可能で、利用料金は無料の場合がほとんどです。車の情報や簡単な個人情報を入力するだけで申し込みが完了します。

無料で出張査定してくれる

出張査定とは、担当者が車を保管している自宅や駐車場まで来て査定を行ってくれるサービスのことです。車を店舗に持ち込めない不動車にとっては、出張査定は欠かせません。

一括査定に登録されている買取業者の多くは出張査定に対応しており、しかも出張料金は無料の場合がほとんどです。

あやしい買取業者も避けられる

一括査定に登録されている買取業者は、各サービスの審査をパスした優良業者ばかりです。信頼性が高いため、はじめて車を買取に出す人でも安心して取り引きできます。

世の中には少なからず悪徳業者は存在するので、不要なトラブルを避ける意味でも一括査定の利用はおすすめです。

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一括車買取査定「MOTA車買取」とは？

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業者名	廃車手続き料金	レッカー代	特徴
廃車王	無料	無料	全国150店舗
カーネクスト	無料	無料	原則0円以上で買取
廃車ドットコム	無料	無料	買取実績10万台以上
日本廃車センター	無料	無料	当日の現金買取OK
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不動車を高く買取してもらう3つのポイント

不動車とはいえ、できるだけ高く売りたいと思うのは当然のことです。査定を受ける前に車をキレイにしておくことは最低限のマナーとして、それ以外に気を付けておきたいポイントを3つご紹介します。

（1）自分の車に合った買取先を選ぶ

大前提として、廃車にするなら「廃車買取専門業者」、修理して乗れるなら「中古車買取店」に相談しましょう。不動車の状態にあった買取先を選ぶことで、適正な買取金額が実現できます。

そのほか、サービス内容や対応の親切さ、買取業者の信頼性も重要なポイントです。事前に口コミや評判を確認しておくとよいでしょう。

（2）車の状態を把握しておく

車が動かなくなった理由は、ある程度でもよいので把握しておきましょう。もし理由がわからないまま買取に出すと、業者のいわれるがままになって安く買い叩かれる可能性があるためです。

どこが故障しているのかを事前に明確にしておくことで交渉がスムーズに進み、不要なトラブルも回避できます。

（3）複数の買取業者に査定を依頼する

不動車を高く買取してもらうための最大のポイントは、「複数の業者に査定を依頼すること」です。1社のみだと査定額が高いのか低いのかわかりにくいですが、複数社に依頼することで査定額を比較することができます。

また、業者間の競争によって査定額が自然と上がるのも大きなメリットです。もっとも高い査定額を提示した店舗を選べるため、安く買い叩かれる心配もありません。

最大20社の買取店が競うから車が高く売れる「MOTA車買取」とは？

車の一括査定「MOTA車買取」なら、最大20社の買取業者が競争するので、高額査定が期待できます！

WEBサイトで査定申し込みでき、高値をつけたお店とだけ交渉できるから、楽して高値で車が売れます。

最高額で売却したいなら、まずはMOTA車買取でお見積りを！

不動車を買取に出すときの流れ

では、実際に不動車を買取に出すときの流れを見ていきましょう。主に5つのステップで「申し込み」から「代金振り込み」までが完了します。

▼不動車を買取に出すときの流れ

（1）無料査定に申し込む

まずは、査定に申し込むことからはじまります。無料で複数社に一括査定が依頼できる「MOTA車買取」のようなサービスがおすすめです。MOTA車買取の場合は、車の情報入力の際に、事故歴の欄で「未修復・走行不可」を選択してください。

（2）買取先を決めて契約を結ぶ

査定額に納得できたら契約を結びます。

（3）必要書類を準備する

通常の車買取と同じ書類を準備します。

（4）車の引き取りと書類の提出

約束した日時に買取業者が不動車を引き取りに来ます。このタイミングで書類も提出します（郵送で対応できるケースもあり）。

（5）代金の振り込みを確認する

指定した振り込み先に代金が入金されたことを確認して完了です。

※買取価格の相場や高額査定を狙うためのコツ、必要書類などについて詳しく知りたい人は下記記事をチェック

不動車を買取に出さないで放置するデメリット

不動車をそのまま放置し続けると、どのようなデメリットがあるのでしょうか。具体的な理由を2つ挙げてみます。

（1）不動車でも税金はかかる

不動車でも自動車税（軽自動車の場合は軽自動車税）はかかります。自動車税・軽自動車税は、4月1日時点の車の所有者に対して課せられる税金です。

たとえば、軽自動車の場合は1万800円～、普通自動車は排気量1000cc以下で2万9500円～、2000cc超2500cc以下では4万5000円もかかります。

（※）2023年末時点。自家用、エコカー減税なしの場合

さらに、自動車税・軽自動車税は、新車の新規登録から13年が経過すると増税の対象となりますし、もし支払いを滞納すると延滞金も加算されてしまいます。

なお、「一時抹消登録」や「永久抹消登録」の手続きをすることで、自動車税をはじめとした税金を非課税にすることも可能です。

（2）車は乗らないと状態が悪くなる

長いあいだ動かしていない車は、バッテリーの劣化やタイヤの硬化・ひび割れ、オイルの劣化、野外に保管している場合は紫外線などで塗装も傷みます。

査定額は車の状態が悪くなれば悪くなるほど下がる可能性があります。そのため、今後も不動車に乗る予定がない場合は、できる限り早く買取に出すことを検討しましょう。

不動車の買取でよくある疑問／Q&A

Q、車検切れでも買取できる？

A、車検が切れた車でも買取はできます。もちろん、公道を走行することはできませんが、車としての価値に大きな影響はありません。

また、買取の前に自分で車検を通しても、買取価格は少しだけしか上がりません。手間と車検費用を考えると、車検切れのまま買取に出すのがおすすめです。

Q、水没車でも買取できる？

A、水没車の買取は、廃車買取専門業者に相談するのが一般的です。一部の中古車買取店でも買取は行っていますが、水没の場合は査定の減点が大きいため、高額査定には期待できません。

中古自動車の売買に関しての基準となる査定方法を定めている組織「JAAI（日本自動車査定協会）」の加減点基準では、水没車（冠水車）の減点率を次のように定めています。

・フロアまで浸水／減点50%以内

・シートクッション上部以上／減点70%以内

以上のことから、水没車は「大幅な減点を覚悟で中古車買取店に相談する」、もしくは「はじめから廃車買取専門業者に相談する」のがおすすめです。

Q、事故車や故障車でも買取できる？

A、事故で壊れたり故障したりした車でも、買取してもらえる可能性はあります。ただ、無事故車に比べると査定額は低くなります。

車の一括査定では、「修復歴の有無」を入力する項目があるので、修復歴ありにチェックを入れてから申し込みしましょう。

まとめ

動かなくなった不動車でも買取をしてもらえます。廃車になるような状態であれば廃車買取専門業者、修理すればまだ乗れる状態であれば中古車買取店に相談するのがおすすめです。

いつまでも不動車を放っておくと、状態がどんどん悪くなっていきます。また4月1日を過ぎると、その5月には自動車税も納めなければなりません。

不動車を少しでも高く売ろうと考えている方は、複数の買取業者にまとめて査定依頼できる一括査定を利用し、高価買取を目指しましょう。

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