【2024年】おすすめ人気ルーフボックス7選|選び方のポイントとおすすめブランド、おすすめ商品を徹底解説!

ルーフボックス選びでおさえておきたい4つのポイント

アウトドアブームも手伝って、ルーフボックスを載せたクルマを見かけることも多くなってきました。愛車の積載量をアップさせるだけでなく、ルーフボックスは車外に取り付けるため、汚れたものでも気兼ねなく積めることが大きなメリットです。

現在、多くのメーカーからさまざまな商品が販売されており、どれを選んだら良いか迷っている方も多いと思います。また、愛車に取り付けられない、思っていたよりも活用できないとなってしまっては意味がありません。

そこで、ルーフボックスを購入する際、知っておきたい選び方をご紹介します。ポイントは以下の4つです。

1. 目的・用途

2. 大きさ・容量

3. 機能・特徴

4. デザイン

それでは順に紹介していきます。

1. 目的・用途で選ぶ

ルーフボックスの選び方を考える上で「目的と用途」は重要なポイントになります。なぜなら、ルーフボックスの種類と性能は、目的とする用途によって決まるからです。

まず、用途を考えましょう。スキー板やサーフボードなど特定のスポーツ用品を運ぶのか、一般的な荷物を多く運ぶのかによって適したルーフボックスは異なります。

スキー板などの長い物品を運ぶ場合は、長さが十分にあるルーフボックスを選びましょう。一方、大量の荷物を運ぶ場合は、容量の大きいルーフボックスが適しています。

次に、目的を考えます。長距離のドライブやキャンプに使用するのであれば、耐久性や防水性に優れたものが求められます。また、頻繁に取り外すような場合は、取り付けや取り外しが容易なルーフボックスを選ぶと便利です。

2. 大きさ・容量で選ぶ

ある程度目的と用途が決まっているなら、運ぶ荷物の量や大きさにも注意しましょう。長期旅行やアウトドア用品一式を積む場合、500リットル以上の容量を持つ大きいルーフボックスが便利です。

一方、荷物の大きさが小さい、または少量の荷物を運ぶのであれば、300リットル以下のコンパクトなルーフボックスでも十分と言えます。

大は小を兼ねるというように、容量の大きいルーフボックスを選んでおけば良い気もしますが、そうとも言い切れません。

ルーフボックスが大きすぎると、走行風や重心の変化によって、クルマの安定性を損なう可能性があることに加え、ガレージやパーキングスペースの高さ制限をオーバーしてしまう場合もあります。

一般的な立体駐車場は2.1メートルや2.0メートルの高さ制限があり、車種によってはルーフボックスを取り付けることで入れなくなってしまいます。頻繁に取り外しを行いたくないのであれば、愛車の全高に加え、ルーフボックスの高さにも注意しましょう。

3. 機能・特徴で選ぶ

一見すると同じように見えるルーフボックスですが、販売されているものの多くがさまざまな機能や特徴を持っています。

例えば、左右どちらからでも開閉できるルーフボックスなら、運転席と助手席どちらからでも簡単に荷物が取り出せるため、狭い場所に駐車したときでも安心です。

また、高さが調節でき、容量を増やせる「フレックス機能」を持ったルーフボックスなら、急に荷物が増えた時でも対応できます。

そのほか、フタを閉めるだけでロックがかかる「オートロック機能」やレバー操作だけでルーフボックスが容易に脱着できるものなど、さまざまな機能や特徴を持った商品が販売されています。

4. デザインで選ぶ

ルーフボックスはクルマの上に設置するため、そのデザインは外観に大きな影響を与えます。つまり、ルーフボックスのデザイン選びは、愛車をより魅力的に見せるチャンスでもあります。

まず、カラーバリエーションを考えてみましょう。ルーフボックスの色は、クルマの色と合わせることで統一感を出せます。一方で、あえてボディカラーと異なる色を選びコントラストをつければ、個性的で強い印象を与えることもできます。

また、形状も重要な要素です。スポーティな車種ならスリムで流線型のルーフボックス、SUVやミニバンなどの大型車には、大きくて頑丈そうなデザインが良いかもしれません。

ただし、デザインはあくまで選ぶ要素の一部であり、機能性や耐久性、取り付けやすさなども忘れずに考える必要があります。デザインと機能性をバランス良く考えて、最適なルーフボックスを選びましょう。

おすすめのルーフボックスブランド

ルーフボックスは車外に取り付けるからこそ、破損や脱落、走行中に開いてしまうといったトラブルが起こりにくい製品を選びたいですよね。そのため、信頼のできるメーカーのものを選ぶのも大切です。

ここでは日本国内で販売されている主要3メーカーを紹介します。

INNO(イノー)

イノーは日本のカー用品メーカー大手、カーメイトが展開するキャリアのブランドです。ルーフボックス以外にも室内用キャリアやドリンクホルダーなど、車内の快適性を高めるさまざまなアイテムをラインナップしています。

ルーフボックスはアタッチメントやオプション類が豊富に揃っており、軽自動車から輸入車まで幅広い車種に対応しています。

Terzo(テルッツォ)

テルッツォはワイパーやバルブなどで有名な日本のメーカー、PIAAが展開するキャリアのブランドです。新型車への対応も早く、日本車に適合するルーフボックスが数多くラインナップされています。

イタリアの老舗デザイン事務所「ピニンファリーナ」が手がけた製品をはじめ、スポーティなデザインで若年層にも人気です。

THULE(スーリー)

スーリーはスウェーデンに本社を置く世界最大のキャリアメーカーです。輸入車への適合はもっとも多く、輸入車オーナーに根強い人気があります。

世界中に幅広く供給しているので、日本車だけでなくヨーロッパに本社をおくBMWやメルセデス・ベンツなどの輸入車メーカーにも装着できる商品が豊富なのも特徴です。

ルーフボックスの取り付け方法

ルーフボックスは、基本的に単体では取り付けができず「ベースキャリア」という土台を組み合わせて取り付ける必要があります。

ベースキャリアはルーフボックスだけでなく、自転車、サーフボード、スキー板やスノーボードを取り付けるアタッチメントなども固定することのできるパーツです。

ベースキャリアは土台の「フット」、アタッチメントを支える「バー」、フットを車体に装着するための「フック」と呼ばれる3つのパーツで構成されています。

ルーフボックスの取り付け方法は種類によって異なりますが、一般的な取り付け方法としては、ベースキャリアを屋根に取り付け、ルーフボックスをベースキャリアのバーに固定させます。

工具を使って固定させるものもあればダイヤルを回すだけで固定できるものもあり、この辺りの違いもルーフボックス選びのポイントです。

ルーフボックス7商品おすすめ人気ランキング

ルーフボックスを選ぶ際は、さまざまなポイントから検討する必要があります。普段の利用シーンや自分にあった特徴のものを選びましょう。

おすすめのルーフボックスを、使い勝手、機能性の観点で厳選してご紹介します。

商品名画像商品URL

エアロクロスライダー185 EA164CBX

エアロクロスライダー185 EA164CBX

モーションXT XXL TH6299-1

モーションXT XXL TH6299-1

モーションXT XL TH6298

モーションXT XL TH6298

ファントム BRM2020ST

ファントム BRM2020ST

オルカ380 EA380B

オルカ380 EA380B

リジットランク240 BRW240BK

リジットランク240 BRW240BK

ROOF BOX55 BRQ55WH

ROOF BOX55 BRQ55WH

その1:軽やコンパクトカーにおすすめ! テルッツォ エアロクロスライダー185 EA164CBX

テルッツォ エアロクロスライダー185 EA164CBXは、軽自動車やコンパクトカーにも積むことができるサイズでありながら、積載容量は270リットル。厚みのある荷物も積むことができ、クルマとの一体感が得られるスタイリッシュなデザインになっています。

ベースキャリアへの装着は工具不要で、完全にカバーが閉まらなければ鍵が回らない仕様となっており、走行中にカバーが開いてしまう心配がありません。

本体重量は15.5キロと軽量のため、使用しない時には気軽に下ろすことができます。ただし、その分素材が薄く、上フタがゆがんでしまうこともあるので開閉にはややコツが必要です。

テルッツォ エアロクロスライダー185 EA164CBX

メーカー名

テルッツォ

商品名

エアロクロスライダー EA164CBX

商品寸法 (長さx幅x高さ)

185 x 70 x 30 cm

容量

270L

開閉方向

左開き

Amazon販売価格(2023年7月4日時点)

46,110

楽天販売価格(2023年7月4日時点)

39,042

その2:スタイリッシュさと大容量の収納力が魅力! スーリー モーションXT XXL TH6299-1

スーリー モーションXT XXL TH6299-1は、610リットルという大容量の大型ルーフボックスです。上フタが確実に閉まったことを知らせるスライドロックシステムを採用し、ゆるやかなカーブラインを持つデザインが特徴的。スタイリッシュさと大容量の収納力を備えています。

価格はやや高額ですが、その分各部もこだわって作り込まれており、開閉は左右どちらからも可能。つかみやすいアウターハンドルと開閉をアシストするリッドリフト機構により、どんな状況でもフタの開閉操作が簡単です。

ただし、本体重量は約25キロと重いので、季節ごと頻繁に上げ下ろししたい方には向かないかもしれません。

スーリー モーションXT XXL TH6299-1

メーカー名

スーリー

商品名

モーションXT XXL TH6299-1

商品寸法 (長さx幅x高さ)

232 x 95 x 46 cm

容量

610L

開閉方向

両開き

Amazon販売価格(2023年7月4日時点)

187,000

楽天販売価格(2023年7月4日時点)

187,000

その3:デザインと機能性を両立したバランスモデル! スーリー モーションXT XL TH6298

上記のモーションXT XXL TH6299-1では大き過ぎるという場合、次におすすめしたいのがモーションXT XL TH6298です。締め忘れを防ぐスライドロックシステムや、左右どちらからでも開閉でき動きをアシストするリッドリフト機構といった機能に違いはありません。全長は215センチ、幅は91センチとモーションXT XXL TH6299-1よりひと回り小さいサイズとなっており、より多くの車種に搭載できます。

小さい分、容量も少なくなっていますが、それでもキャンプ道具一式を入れられる500リットルを確保。価格はやや高額ですが、間違いのないルーフボックスをお探しの方におすすめしたいアイテムです。

スーリー モーションXT XL TH6298

メーカー名

スーリー

商品名

モーションXT XL TH6298

商品寸法 (長さx幅x高さ)

215 x 91 x 43 cm

容量

500L

開閉方向

両開き

Amazon販売価格(2023年7月4日時点)

158,977

楽天販売価格(2023年7月4日時点)

158,950

その4:装着スタイルを重視したデザイン! イノー ファントム BRM2020ST

イノー ファントム BRM2020STは、どちらからでも開閉可能な両開きのルーフボックスで、運転席・助手席側を気にすることなく荷物の積み下ろしができます。

SPM(低圧インジェクション成形)を採用することで、剛性を上げスムーズな開閉を実現。さらに、樹脂製品にありがちなフランジ(段差)やリベットをなくすことで、滑らかですっきりとした外観となっています。

400リットルと大容量である分、全長は2メートルあるため、全長の短い車種は注意が必要です。

イノー ファントム BRM2020ST

メーカー名

イノー

商品名

ファントム BRM2020ST

商品寸法 (長さx幅x高さ)

200 x 81 x 38.5cm

容量

400L

開閉方向

両開き

Amazon販売価格(2023年7月4日時点)

66,667

楽天販売価格(2023年7月4日時点)

62,480

その5:SUV/コンパクトカーにジャストフィット! テルッツォ オルカ380 EA380B

380リッターという容量を確保しながら、コンパクトカーにもぴったりなテルッツォ オルカ380 EA380B

スクエアなデザインはスペース効率に優れ、内寸で約40センチの高さを確保しており、高さのある荷物も楽に収納できます。流線型ではないデザインとすることで、SUVにもぴったりの力強さと存在感も魅力的です。

上フタは運転席からのアクセスがしやすい右開きをブランドとして初めて採用。特殊シボ加工によるマット調の表面仕上げにより、落ち着いたラグジュアリー感が漂います。

ただし、コンパクトと言ってもルーフボックス単体の高さが40センチを超えるため、高さのある車種に取り付けたい場合は事前にトータルの高さを確認しておくと安心です。

テルッツォ オルカ380 EA380B

メーカー名

テルッツォ

商品名

オルカ380 EA380B

商品寸法 (長さx幅x高さ)

180 x 82 x 41 cm

容量

380L

開閉方向

右開き

Amazon販売価格(2023年7月4日時点)

57,189

楽天販売価格(2023年7月4日時点)

58,850

その6:コンパクトなお手軽ルーフボックス! イノー リジットランク240 BRW240BK

イノー リジットランク240 BRW240BKは、容量220リットルのコンパクトなルーフボックス。軽自動車やコンパクトなクルマにマッチするサイズで、価格も手頃なため、初めてルーフボックスを購入する入門用としておすすめです。コンパクトと言っても、ゴルフバッグやベビーカーを収納でき、トランクルームの代わりとして車内空間を広く確保することができます。

本体も9キロと軽量で、体力に自信のある方であれば一人で取り付けられるのも嬉しいポイント。しかし、その分素材が薄いため、本体のたわみが気になるという方は、カー用品店で実物を確認しましょう。

イノー リジットランク240 BRW240BK

メーカー名

イノー

商品名

リジットランク240 BRW240BK

商品寸法 (長さx幅x高さ)

140 x 70 x 34 cm

容量

220L

開閉方向

左開き

Amazon販売価格(2023年7月4日時点)

35,771

楽天販売価格(2023年7月4日時点)

55,000

その7:幅広い車種で使えるジャストサイズ! イノー ROOF BOX55 BRQ55WH

イノー ROOF BOX55 BRQ55WHは、大型ミニバンからコンパクトカーまであらゆる車種に搭載できるルーフボックスです。

重苦しくならないおしゃれなホワイトカラーとなっており、容量は300リットル。500リットルを超えるような上位モデルと比較して小さいような気もしますが、スキー板なら6〜8セット、スノーボードなら4〜5セット積載可能で、4人分のキャンプギアなども収納できます。

価格も比較的手頃で、レジャーから買い物まで幅広く活躍してくれますが、素材が薄いことによるたわみは気になるところ。特に上フタの開閉には、丁寧な扱いが必要です。

イノー ROOF BOX55 BRQ55WH

メーカー名

イノー

商品名

ROOF BOX55 BRQ55WH

商品寸法 (長さx幅x高さ)

200 x 83 x 31.5 cm

容量

300L

開閉方向

左開き

Amazon販売価格(2023年7月4日時点)

37,776

楽天販売価格(2023年7月4日時点)

36,615

まとめ

ルーフボックスは愛車のトランクや後部座席のスペースが限られている場合でも、大きな荷物や長いアイテムを安全に運ぶことのできる便利なアイテムです。

「素材」「容量」「形状」さまざまなものが販売されています。家族4人以上のキャンプグッズをすべて積み込みたいのなら500リットル以上、スキー板やスノーボードなどの季節用品だけなら、積み下ろしが楽な軽量モデルと言ったように、用途に合わせたものを選ぶことが重要です。

もちろん、軽自動車に大型のルーフボックスを搭載することは難しいので、愛車の大きさをよく確認するようにしましょう。

用途と大きささえ決まれば、愛車に載せられる荷物の量を大幅に増やせるルーフボックス。ぜひあなたにぴったりのアイテムを探してみてください。

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