【2024年】車の傷の直し方|自分で傷を修理する方法とは? 初心者でもできる傷消し方法からおすすめグッズまで徹底解説
- 筆者: MOTA編集部
日々運転していると、ちょっとした油断で車を傷つけてしまうことがあります。自身が気を付けていても、停めていた駐車場に戻ってきたらバンパーにすり傷が入っていた…ということもあるでしょう。
家のドアや壁の引っかき傷程度なら、自分で修理しようと思う方は多いと思いますが、車のボディについた傷を自分で補修するとなると、非常に難しいことのように思いませんか?
当記事では、「自分で傷消しをする方法」をメインに、コンパウンドやタッチペンなどを使って車の傷を消す方法からおすすめグッズまでを徹底解説します。
車にできる傷の種類
まず、車にはどのような傷ができるのでしょうか。車にできやすい傷の種類を4つご紹介します。
すり傷
縁石やガードレール、壁などに車体をこすってしまうことでできる傷です。内輪差に気づかずにこすりがちであることから車のサイド部分にできやすいです。
傷が広範囲に及ぶことが多いため目立ちやすく、修理の際にはカラーの色合わせなどに注意が必要となります。
線傷
洗車時にホコリや砂を落としきれずにタオルでボディを拭くことでついてしまう、ドアハンドルを爪でひっかいてしまう、猫やカラスなど野生動物の爪で引っかかれる、バッグの金具や指輪、腕時計などが触れるなどしてできてしまう傷です。
また走行中に木の枝などに触れてしまってできることもあります。
日常的に付きやすい傷なので、気がついたら傷がついていたということも多いです。
点状の傷
主に飛び石が当たることでできてしまう傷です。
砂利の駐車場や未舗装路などの走行時には下回りに付くことが多く、高速道路などの走行中には前走車や並走する車が巻き上げた小石がボンネットやフロントガラスなどに当たることでできることが多いです。
フロントガラスの飛び石は今回の記事では触れていません。小さい傷であれば自分で直すこともできますので、下記の記事を参考にしてみてください。
凹み傷
凹み傷は誤って障害物にボディをぶつける、交通事故で他車と衝突するといったことでできる傷です。
豪雪地帯では屋外駐車をしているとルーフやボンネットの上に積もった雪の重みでへこんでしまうこともあります。
軽くぶつけてしまった場合であれば自分で修理することもできますが、事故や派手にぶつけてしまった場合などにはボディ自体が歪んでしまうこともあります。
その場合はプロの板金技術でなければ直せないこともあるので注意が必要です。
自分で車の傷を直すメリットとデメリット
そもそも自分でやるべきかどうか、悩んでいる方もいるでしょう。そこで小傷を自分で直すべきかどうか、判断基準となるメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
プロに修理するよりも金銭的な負担が少ないことが第一に挙げられます。
今回ご紹介する商品もそうですが、比較的手頃な価格で購入できる商品が多いです。
また、商品にも使い方が書かれている、使用している動画などが見られる場合が多いので、記載されている手順の通りに作業するだけで、簡単に直すことができます。
デメリット
商品が豊富にあることから、傷の大きさや傷のある場所、車種やボディカラーなどから適した商品を正しく選択することが難しいと感じる人もいるかもしれません。
商品によっては作業のしやすさや仕上がりの質が大きく変わるので、事前に口コミや使用している動画などで調べておいた方が安心でしょう。
車の傷を消す方法|プロに修理を依頼する場合と自分で行う場合の違い
一言で「車の傷を消す」と言っても、その方法は「プロの業者に依頼する方法」と「自分でやる方法」のどちらかです。
この2つの大きな違いは料金と仕上がりの精度です。「傷の大小」「傷の深さ」、そして「本人のモチベーション・やる気」によって、選択するようにしてください。
傷消しをプロの業者に頼んだときの料金相場
自分で傷消しをやった経験のない方にとっては、自分でやるのは少し気が引けてしまいますよね。多少の経験があっても、傷が大きくて深いと、自分の手に負えないことがあります。
そんなときには、ディーラーやカー用品店、ガソリンスタンド、整備工場などに依頼する方法があります。知識と技術、そして経験を豊富に持つプロの整備士がやってくれるので、仕上がりの精度については安心できます。
ただ、心配なのは料金ですよね。当然、自分でやるより余計に費用がかかってしまいます。傷のある場所にもよりますが、浅く小さな傷や凹みであれば、費用は数千円から数万円。大きな傷でパーツ交換までしないといけない場合は、パーツ代を含めて10万円を超えることもあります。
例えばカー用品店のイエローハットでは、ドアミラーの傷1箇所で7700円〜(ただし、ドア・バンパーなどと同時施工する場合の価格)、ドア周り(15cm×15cm以内の傷の場合)で3万7400円〜、バンパー(15cm×15cm以内の傷の場合)で2万2000円〜となっています。
小さな傷なら、自分で傷を消すのに挑戦してみよう
家の壁も車のボディも、すり傷やひっかき傷などの小さな傷程度なら修理の難易度はそれほど変わりません。例えば小石によってできた小さな傷や軽く擦ってしまったというような程度の軽いものであれば、自分で修理してもそれほど大きな失敗にはなりにくいです。
完璧に補修するのは難しいかもしれませんが、どこに傷があったのかわからない程度であれば、初心者でも補修することは可能です。
DIYでボディの傷の修理をする人が多いので、カー用品店に行けばたくさんの補修グッズが並んでいます。
どれを選べば良いかは、傷の状態や傷の深さによって使う道具や修理方法が異なります。例えば、ドアの表面をこすったような薄い傷であれば、コンパウンド(研磨剤)を使った補修がおすすめです。
薄い傷の場合は塗装表面のクリア層が傷ついているだけなので、コンパウンドで磨くことできれいになります。
ひっかき傷のような少しボディの塗装が剥がれたような傷であれば、タッチアップペン(以下、タッチペン)やスプレーなど部分的に塗装できるアイテムを使うことがおすすめです。塗装が剥がれるほどの傷を放置してしまうと、サビの原因になるので注意しましょう。
塗装が剥がれて金属部分まで見えてしまっている深い傷や、ボディが凹んでいる傷はパテを使って埋めましょう。パテは徐々に固まっていくため、手早く作業する必要があります。
パテ埋めをしたあとにタッチペンやスプレーなどで塗装していきます。
すり傷が無くなると、車の見た目も変わり、一層車への愛着が深くなるでしょう。そして気持ちも晴れやかになります。傷が小さくて目立たないからといって見過ごさず、休日にDIY補修にトライしてみてはいかがでしょうか。
傷消しのための主要アイテム5つ|それぞれの違いを解説
傷を消すための主要なアイテムとしては、コンパウンドやタッチペン、スプレー、パテ、シールの5つのタイプがあります。
先ほど触れた通り、傷の種類によっても選ぶべきアイテムが変わりますので、それぞれの特徴を知って正しく選択できるようにしましょう。
コンパウンド
傷に直接研磨することで傷を目立たなくするためのアイテムです。
主にすり傷に使用します。
タッチペン
塗装が剥げた部分をボディと同色に塗って埋めることで傷を目立たなくするためのアイテムです。
主に線傷やひっかき傷に使用します。
スプレー
ボディカラーと同色に塗ることで傷を目立たなくするためのアイテムです。
パテ
凹みを埋めて平らにすることで傷を目立たなくするためのアイテムです。
主に凹み傷や大きくえぐれてしまった傷などに使用します。
シール
ボディカラーと同色のシールを貼って傷を隠すことができるアイテムです。
「タッチペンやスプレーを使用した傷消しは失敗しそうで怖い」という方にはおすすめです。
今回取り上げた5つのタイプの中でも、特に傷消し用としてスタンダードな「コンパウンド」と「タッチペン」「パテ」を使った、車の傷を消す方法を詳しく紹介していきます。
初心者でもできる! 「コンパウンド」を使って車の傷を消す方法
ごくごく浅い小さな傷がバンパーなどにできていたときに、研磨材のコンパウンドで浅い傷を消す方法を解説していきましょう。
手順その1:傷のついた部分を水で洗う
まずは、小さな傷がついた部分を水洗いします。
濡れた布などでボディ表面に付いたホコリや汚れを落としてきれいにしましょう。
汚れが付いたまま作業を始めてしまうと、ボディに残っている小さな砂や砂利によって余計に車に傷を付けてしまい、作業効率の低下にもつながります。
手順その2:傷の部分をコンパウンドで磨く
次に、コンパウンドを綺麗な布か、スポンジにつけて、傷がついた部分を磨いていきます。
力を入れずに優しく、傷にそって真っ直ぐに磨きます。コンパウンドは傷を埋めるのではなく、けずり取って小さな傷を目立たなくするのが目的です。
力を入れてこすってしまうとボディが変色してしまうので注意が必要です。
手順その3:より細かいコンパウンドで仕上げる
傷が薄くなってきたら、さらに粒子が細かいコンパウンドで磨きます。
粗目のコンパウンドから細目のコンパウンドへと順番に研磨することによって、ツヤが出てきます。使うスポンジは使うコンパウンドごとに使い分けるようにしましょう。
同じスポンジを使ってしまうと、粗い研磨剤が残ったスポンジで細かい研磨剤をつけることになるので、注意が必要です。仕上げは液体コンパウンドで磨きあげます。
初心者でも簡単! 「タッチペン」を使って車の傷を消す方法
次に、塗装が少し剥がれた程度の小さな傷の修理です。高速道路などでボンネットやバンパーに飛び石が当たり、塗装が剥げてしまうことはよくあることです。
小さな塗装の剥がれなら、タッチペンなどでの補修がお手軽です。タッチアップ塗料は、小さいハケで塗装が剥げたところを塗っていく補修方法です。
タッチアップ塗料は、カーメーカーの純正品の他に、ケミカル用品メーカーからも販売されています。購入する際は、自分の車のボディカラーを確認したうえで購入してください。
手順その1:傷のついた部分を水で洗う
まず、下準備として水洗いをします。加えて、ワックスや車に付いた油分を除去します。
油分を落とす際には、シリコンオフという、表面の汚れを落とす下地処理のための脱脂剤があると便利です。
下準備は、タッチペンの塗料をしっかりとボディに定着させるために必要な準備です。
手順その2:タッチペンで傷の部分を塗る
下準備が出来たら、傷以外の場所に塗料がつかないように、補修したい傷に沿ってマスキングテープを貼りボディを保護。タッチペンで点を打つように丁寧に塗って埋めていきます。
傷が小さい場合は、尖端をとがらせた割りばしなどに塗料をのせ少しずつ塗っていくと、塗料の塗り過ぎを防ぐことができます。
塗り終わったら乾燥をさせ、再度塗料を塗り乾燥を繰り返しましょう。ボディよりも塗料が盛り上がる状態になるまで塗り重ねます。
乾いたら、マスキングテープを剥がし、塗料が完全に乾くまで、一週間ほど自然乾燥をさせます。
「タッチペンでの傷補修は塗っておしまい」という方が多いのですが、盛り上がった塗料を削っていく次の工程を行えば、補修の完成度がグっとアップします。
手順その3:塗料とボディの段差がなくなるよう磨く
タッチペンで塗って盛り上がっている傷の部分に沿って、マスキングテープを上下に何枚か重ねて貼って高さを出します。
次に、耐水ペーパー(防水の紙やすり)を濡らして、盛り上がった塗料を研磨していきます。粗い目の耐水ペーパーから始め、徐々に細かい目のものに変えていきます。
この粗さのことを「番手」といい、番手の数字が小さければ目が粗く、大きければ目が細かいやすりです。マスキングテープからはみ出さないように注意しながら、力を入れ過ぎずに優しく磨いていきます。
塗料が平らになってきたら、重ねたマスキングテープを上下1枚ずつ剥がし、塗料の盛り上がった箇所を再度耐水ペーパーで磨きます。この作業を繰り返し、最後の1枚になるまで研磨します。
マスキングテープを剥がして、耐水ペーパーをさらに細かい目の番手に変えて、ボディと塗料の段差がなくなるまで磨きます。最終仕上げは、液体コンパウンドでつやが出るまで磨き上げて終了です。
車の凹み傷は「パテ」を使って修理
バックで駐車するときに壁にぶつけてしまって「車に凹み傷をつけてしまった」という話はよく聞きます。
小さい凹み傷であれば、我慢して乗っているうちに、気にならなくなる方もいるでしょう。しかし、凹み傷は第三者から見ると意外と目立つものです。
車のボディに大きな凹み傷をつけた場合は、プロの業者に任せるほうが無難ですが、小さな凹み傷であれば自分で修復するのもひとつの方法です。
凹み傷を修復するにはコンパウンド、塗料だけでなく、凹んだ部分を埋めて補修するパテも必要となります。
手順その1:パテが定着するように下準備をする
それでは、補修の仕方を解説します。まず、最初の段階は、パテを塗るための下地処理です。
凹みのある箇所を水洗いして汚れを落とし、作業がしやすいように修復する部分をマーキングします。
次に、補修箇所の塗装を綺麗に剥がすために、目が粗い耐水ペーパーでボディをこすり、次に少し細かい目の番手に変えて表面をなめらかにしたら、シリコンオフスプレーなどを用いて、塗装面の油分などを取り除きます。
塗装面に油分が残ったままだと、パテが剥がれる原因のひとつになるのでしっかりと油分を除去することがポイントです。
手順その2:パテを塗り、塗った部分を磨く
それでは、パテを使って補修します。凹みが一番大きい部分には、パテを押し付けるように厚く塗り、凹みが無い面に向かって薄く塗っていきます。
塗り終えたら、パテを硬化させるために約15~20分間、乾燥させます。続いて、盛り上がったパテを研磨するのに最適な番手の耐水ペーパーを選んで磨きます。
パテを塗った範囲の外側から磨くのがコツです。パテと塗装面の段差が無くなり平らになったら、さらに細かい目の番手の耐水ペーパーに変えて、表面がツルツルになるまで磨きます。
素手でパテとボディを触りながら、削り具合を丁寧にチェックして、削り過ぎないようにします。
ここで1度、削れたカスなどを洗い流し、きれいな布で拭いたら、再びシリコンオフスプレーを使って汚れを除去します。塗装したい箇所以外に塗料がつかないように、ボディをマスキングします。
手順その3:パテの部分を塗装して仕上げる
車の塗装には手順があります。車のボディカラーは、下地となる下塗りがあって、平滑な塗装面を作るための中塗りがあり、ベースカラーとなる上塗りと段階に分けられて塗装されています。
メタリックやパール・マイカ塗装の車であれば、ベースカラーの上にさらに上塗りのクリアー塗装がされています。補修用の塗料も車のボディカラーに合わせて段階を踏まえた塗装が必要です。
最初は下地用の塗装から始めます。一度に塗ろうとせずに、数回に分けて重ね塗りをしていきます。
乾燥したら、下地塗装と、元のボディカラーとの段差を無くすために、耐水ペーパーで磨きます。
研磨後はシリコンオフで汚れをふき取ります。カラーの塗装をするために再度、マスキングをします。カラースプレー塗装はかなり飛び散るので、余計な部分まで塗ってしまわないためにも、広い範囲でマスキングをしておくと安心です。
カラースプレーの塗装前にボカシ剤を使うとなおベストです。
ボカシ剤とは、カラー塗装をした際に生じる「スプレーダスト」といわれる、白っぽいザラザラとした霧状の塗料が発生しないようにするためのものです。
ボカシ剤をスプレーし、乾かないうちにカラースプレーで塗装を開始します。ツヤのあるメタリックやパール・マイカといった塗装が施されている車の場合は、仕上げに無色透明な塗料を使用したクリアー塗装も行います。クリアー塗装を行うことでツヤ出しの効果があります。
3~5回ほど塗り重ねてツヤのあるボディに仕上げましょう。最後にボカシ剤をまんべんなくスプレーし、塗料がしっかりと乾くまで約1週間程度待ちましょう。
完全に乾燥した後は、仕上げ用のコンパウンド、液体コンパウンドで磨いてボディをピカピカに仕上げれば終了です。
車の小さな傷、ひっかき傷の補修にそろえたい3つのグッズ
車の小さな傷、ひっかき傷の補修にそろえておくと便利なアイテムを紹介します。
コンパウンド
浅い表面傷の補修には極細、細目、液体コンパウンドを揃えておくと便利です。あわせて、コンパウンドでボディの表面を磨くためのスポンジまたは布を何枚か用意しておきましょう。
タッチペン・スプレー
車の塗装が剥がれるのは、車に乗っていれば起こりうることです。車のボディカラーを確認して、純正色のタッチペンや、スプレーは用意しておくと便利です。
ボディカラーの調べ方は、運転席側のドア部分やエンジンルーム内に取り付けられている、型式プレートに記載してあるカラーナンバーやカラーコードを見て確認してください。
塗装をきれいに馴染ませるためには、塗装面の油分除去がポイントです。あわせてシリコンオンスプレーも用意しておくと便利です。
耐水ペーパー&パテ
少し深さのある引っかき傷を修理するには、耐水ペーパーと、パテの用意が必要です。耐水ペーパーは使う用途、作業の内容によって使い分けをします。
例えば、ボディの塗装をはがすときは粗い目の150番、盛り上げたパテをならすなら320番、タッチアップ塗料の研磨をするなら1000番、塗装の仕上げに磨くなら2000番といったように使い分けをします。番手の数字が大きくなるほど目が細かくなります。
ホームセンターには、耐水ペーパーが豊富に取り揃っています。1セットで何種類かの番手がセットになった商品もありますので、まとめて購入しておくと便利です。
あわせてパテを塗るときに便利なパレットやヘラ、マスキングテープ、コンパウンド専用のスポンジ、使い捨てのウエス(機械の油や汚れを拭き取る用の布や紙)、新聞紙などを用意しておくと、凹み傷を修理するときに重宝します。マイカー用の救急箱として用意しましょう。
自分の手に負えない大きくて深い傷は、どうすればいいの? 少しでも修理代を安く済ませる方法は?
家の壁や床の小さな傷は、自分で修理している方は多いと思いますが、とかく工業製品である車となると、自分で補修することに対して尻込みしがちです。
特に大きな凹みや深い傷の場合は、自分で無理せずプロの整備士がいるお店(ディーラーやカー用品店、ガソリンスタンド、整備工場など)に相談することをおすすめします。
多少の費用はかかってしまいますが、プロの技術による仕上がりは抜群です。また、大きめの傷であっても自分でコンパウンド(研磨剤)を使って、傷消しを行った場合、余計に傷つけてしまい逆効果となることもあります。最悪、そこから水分が入ってしまい、内部から錆びてしまうことだってありえるのです。
プロのお店に依頼する際の注意点をご紹介しましょう。
修理の見積もりをもらう際には2ヶ所以上のお店を比較することをおすすめします。少しでも安く仕上げたいのであれば、これは必須です。
特に傷消しのような技術に対する料金は、お店によって異なります。値段や担当者の対応などを比較して、依頼するお店を選定しましょう。
自分で傷消しをするためのおすすめグッズ9選
最後に、これから自分で傷消しに挑戦したい方向けに、おすすめグッズをご紹介します。
今回の記事でご説明してきた補修用のコンパウンドやタッチペン、パテから、下地処理や洗車に便利なグッズまでを厳選。
これから傷消しにチャレンジしてみようという初心者の方にもピッタリの少量セットなどもご紹介していますので、ぜひ自分で傷消しする際の参考にしてみてください。
おすすめ洗車グッズ3選
傷消しをする前には、ボディに余計な傷を付けてしまわないようしっかり洗浄しておきたいものです。そのため、ここではおすすめのカーシャンプとモップ、クロスをそれぞれご紹介します。
おすすめ洗車グッズ1:シュアラスター カーシャンプー2000
- カーシャンプー2000
- シュアラスター
まずご紹介したいのが、シュアラスター カーシャンプー 2000です。
ワックスやコーティング皮膜を落とさず洗えるのが嬉しいポイントで、ボディカラーもホワイトを含めた全塗装車に対応しています。
中性でコンパウンドが含まれていないため、車を傷つけずに安心して洗車することができます。非常にきめ細かくクリーミーな泡立ちで、リピーターも多い一品。1本で約40回分洗車でき、ふだんのお手入れにもおすすめです。
おすすめ洗車グッズ2:キーパー技研 ラ・モップ2 グローブタイプ ECA014
- ラ・モップ2 グローブタイプ ECA014
- キーパー技研
キーパー技研 ラ・モップ2は、グローブタイプで手を入れて使えるプロ仕様の手洗い洗車用モップです。
プロが手洗い洗車に求める要素を兼ね備えた、オーストラリア産羊毛100%を使用。毛の密度と柔らかさにこだわっています。
使用後はよく洗って陰干しすることで繰り返し使用することができます。
市販の一般的なスポンジに比べて高価ですが、ボディを傷つけにくく、細かいところも洗いやすいため「もう普通のスポンジには戻れない」という声も寄せられています。
おすすめ洗車グッズ3:プロスタッフ 洗車用品 速吸水 モモンガクロス
- 洗車用品 速吸水 モモンガクロス
- プロスタッフ
プロスタッフ 速吸水 モモンガクロスは、モモンガのようにクロスを広げて三角ポケットに両手を入れて使うことで、クロスのヨレを抑えて広い面をイッキに拭き上げることができる、ユニークなアニマル洗車用品シリーズの一つです。
ボディを傷つけにくい大判の吸水クロスで、サイズは約590×260mmで。左右の二隅に三角のポケットが付いています。そこに両手を入れることでクロス全体をボディにぴったりあてることができ、一気に拭き上げができます。
約700mlのたっぷり吸水で、洗車の仕上げがスピーディ。このモモンガクロスは軽自動車に最適なサイズですが、大型車には超大判のムササビクロスもおすすめです。
おすすめ補修グッズ6選
おすすめ研磨グッズ1:SOFT99 コンパウンドトライアルセット 09192
- コンパウンドトライアルセット 09192
- SOFT99
SOFT99 液体コンパウンドトライアルセット 09192は、傷直しのDIY初心者の方にぴったりの液体コンパウンドです。
細目、中細、極細の3つの番手がセットになっており、それぞれ25mlずつ入っています。仕上げまでの番手が一式になっているので、ボディやバンパーのちょっとしたすり傷やひっかき傷などの小さな傷であれば問題なく使用できます。
ただ、スポンジがついていないので、使用する際にはそれぞれの番手に合わせてスポンジを用意する必要があります。
また、ボディカラーが濃色や黒の場合、白く磨き跡が残る場合があります。その場合には別売りの液体コンパウンドで仕上げると良いです。
おすすめ研磨グッズ2:ホルツ 仕上げ用サンドペーパーセット 超微粒子研磨紙&サンドブロック
#400~#2000までの4種の番手の耐水研磨紙と、#320~#3500までの4つの面があるサンドブロックというセットです。
研磨紙は最高級品で精度の高い研磨面を生み出し、車のパテ補修部分の仕上げに最適。補修塗装した部分に付着した細かなホコリ取りなどにも向いています。
サンドブロックは塗装の下地作りができ、紙とブロックのセットでおよそ1,000円とリーズナブルなアイテムです。
これらのアイテムで下地処理や研磨をした後、最終の仕上げにはコンパウンドを使って磨くことをお忘れなく。
ホルツ 仕上げ用サンドペーパーセット 超微粒子研磨紙&サンドブロック | |
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メーカー名 | ホルツ |
商品名 | 仕上げ用サンドペーパーセット 超微粒子研磨紙&サンドブロック |
サンドペーパー番手 | #400 #800 #1200 #2000 |
研磨ブロック番手 | #320 #600 #1200 #3500 |
Amazon販売価格(2023年6月15日時点) |
おすすめペン&スプレー1:SOFT99 タッチアップペン X-1 つや消し黒 17101
- タッチアップペン X-1 つや消し黒 17101
- SOFT99
SOFT99 ペイント タッチアップペンは、ボディの小キズ補修に便利な細筆つきのタッチペンです。
本品の色はブラック。同商品のラインナップは300色以上あるので、車の型式プレートからカラーナンバーを調べればSOFT99の公式ページから対応塗料を検索できます。
ボディやバンパーに付いた小キズ・線キズなどに対し、筆で点を打つように溝を埋めていきます。一度に塗らず、乾燥と塗りを繰り返して元の塗装面より盛り上がるまで塗り重ねるのがコツです。
おすすめペン&スプレー2:ホルツ ペイント塗料 脱脂剤 シリコーンリムーバー MH11101
本品はスプレーしてタオルでふき取るだけで手早く油分を除去できるシリコンオフスプレーです。
パテ塗りや塗装前に金属部分の脱脂や洗浄に適しています。またステッカーや粘着テープを張る前などの下地処理としても使用できます。
「使い勝手が良い」というコメントもよく見られ、内容量にも満足している人が多いようです。
おすすめ傷補修&パテ1:ホルツ 簡易補修キット キズ直し安心セット
ホルツ 簡易補修キット キズ直し安心セットは小さなキズの補修に便利な6点セットが入った簡易キットです。
内容は、キズ消し・ツヤ出しの2つのコンパウンドに、マイクロファイバークロス、マスキングテープ、研磨ブロック、耐水サンドペーパー(#1000)。カラータッチペンは別売りですので、車のカラーに合わせて別途購入しましょう。
比較的安価で購入することができるので、初心者でも気軽に試すことができます。業者に頼むほどでもない小キズであれば、本品でDIYデビューもおすすめです。
おすすめ傷補修&パテ2:ホルツ 補修用パテ ねんどパテ ホワイト MH225
ホルツ 補修用パテ ねんどパテは、小さな凹みに粘土感覚で自由に成形できる補修用のパテです。主剤と硬化剤の2種が入っており、同量をよく練り合わせて使います。
車のバンパーにできた凹みや欠け、穴の補修などに適しています。
気温10~30度で作業するのが適しているとされています。完全硬化には12〜15時間かかります。
同様のシリーズとして今回ご紹介したライトカラーだけでなく、シルバー、ブラックなどが用意されており、ボディカラーに応じてあったものを選ぶと良いです。
また「指に水を少し付けながら練ると指にパテがくっつかないためおすすめ」というコメントが多く寄せられていました。
[筆者:MOTA(モータ)編集部]
記事で紹介した商品を購入した場合、売上の一部が株式会社MOTAに還元されることがあります。
商品価格に変動がある場合、または登録ミスなどの理由により情報が異なる場合があります。最新の価格や商品詳細などについては、各ECサイトや販売店、メーカーサイトなどでご確認ください。 p>
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
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一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
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一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。