【2025年】車の傷消しにおすすめグッズ11選! 自分で傷の補修を行う方法も紹介

  • 筆者: MOTA編集部
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愛車の気になる傷、どうすればいいか悩みますよね。この記事は車の傷消しに悩んでいる方に向け、傷の種類や正しい対処法、DIYで使える人気グッズ11選、コンパウンド・タッチペン・パテを使った具体的な補修方法から、プロに依頼する場合の費用まで詳しく解説します。

目次[開く][閉じる]
  1. 車にできる傷の種類と対処法
  2. 車の傷消しにおすすめのアイテム 一覧
  3. 自分で傷消しをするためのおすすめグッズ11選
  4. 「コンパウンド」を使って車の傷を消す方法
  5. 「タッチペン」を使って車の傷を消す方法
  6. 車のへこみ傷は「パテ」を使って修理
  7. 車の傷消しをプロに依頼する場合の費用

車にできる傷の種類と対処法

傷の種類によっては自分で修理できる場合もあります。ここでは、代表的な車の傷の種類とその原因、そして具体的な修理方法についてご紹介します。

洗車傷や軽いこすり傷など

爪でそっと撫でてみてもほとんど引っかかりを感じない、塗装の表面(クリア層)についてしまった比較的浅い傷です。洗車時についてしまう拭き傷や、カバンなどが軽くこすれてできたような傷がこれにあたります。

コンパウンドがおすすめ

この傷におすすめのグッズはコンパウンドです。

コンパウンドは微細な研磨剤で、塗装の表面をごく薄く削ることで傷のエッジを滑らかにし、目立たなくします。まず粒子の細かい「極細」や「液体」タイプのコンパウンドを柔らかい布につけ、傷に沿って優しく磨いてみましょう。力を入れすぎたり、同じ箇所を磨きすぎたりすると塗装を傷める可能性があるので注意が必要です。

浅い表面傷の補修には極細、細目、液体コンパウンドを揃えておくと便利です。あわせて、コンパウンドでボディの表面を磨くためのスポンジまたは布を何枚か用意しておきましょう。

ボディの飛び石や爪によるひっかき傷など

爪でなぞると軽く引っかかる程度の線傷や、走行中に小石が当たってできてしまった米粒程度の点状の塗装剥がれなどです。塗装のカラー層まで達している可能性があります。

タッチペンがおすすめ

この傷におすすめのグッズはタッチアップペン(タッチペン)です。

タッチペンは傷ついた部分や塗装が剥がれた部分に、愛車のボディカラーに合った塗料を筆で乗せていくことができます。

ボディカラーの調べ方は、運転席側のドア部分やエンジンルーム内に取り付けられている、型式プレートに記載してあるカラーナンバーやカラーコードを見て確認してください。

傷を塗料で埋めることで見た目を改善し、また、下地が露出している場合はサビの発生を防ぐ効果もあります。

塗料を一度に厚く塗るとムラになったり垂れたりするので、薄く塗り、乾燥させてから必要に応じて重ね塗りするのがコツです。

塗装をきれいに馴染ませるためには、塗装面の油分除去がポイントです。あわせてシリコンオンスプレーも用意しておくと便利です。

フロントガラスの飛び石は今回の記事では触れていません。小さい傷であれば自分で直すこともできますので、下記の記事を参考にしてみてください。

深い傷・へこみを伴う傷

塗装が完全に剥がれてしまい、ボディの金属部分や樹脂などの下地が見えてしまっている傷や、衝撃によってボディパネル自体がへこんでしまっている状態です。

パテがおすすめ

これらの傷におすすめのグッズはパテです。

パテは深い傷やへこみのくぼみを埋めるための充填剤としての役割を果たします。パテを傷やへこみに盛り付け、硬化後にサンドペーパーなどで研磨して元のボディ形状に近づけることができます。パテには厚付け用や薄付け用など種類があるので、傷の状態に合わせて選びましょう。

パテで補修した後には「サフェーサー(下地塗料)」を塗装し、その上にボディカラーの「カラースプレー」を、最後に「クリアスプレー」を吹き付けるという本格的な塗装作業が必要です。

少し深さのある引っかき傷を修理するには、耐水ペーパーも必要です。耐水ペーパーは使う用途、作業の内容によって使い分けをします。

例えば、ボディの塗装をはがすときは粗い目の150番、盛り上げたパテをならすなら320番、タッチアップ塗料の研磨をするなら1000番、塗装の仕上げに磨くなら2000番といったように使い分けをします。番手の数字が大きくなるほど目が細かくなります。

あわせてパテを塗るときに便利なパレットやヘラ、マスキングテープ、コンパウンド専用のスポンジ、使い捨てのウエス(機械の油や汚れを拭き取る用の布や紙)、新聞紙などを用意しておくと、凹み傷を修理するときに重宝します。マイカー用の救急箱として用意しましょう。

自分で傷消しをするためのおすすめグッズ11選

ここからは自分で傷消しに挑戦したい方向けに、おすすめグッズをご紹介します。

今回の記事でご説明してきた補修用のコンパウンドやタッチペン、パテから、下地処理や洗車に便利なグッズまでを厳選。

これから傷消しにチャレンジしてみようという初心者の方にもピッタリの少量セットなどもご紹介していますので、ぜひ自分で傷消しする際の参考にしてみてください。

おすすめ研磨グッズ1:SOFT99 コンパウンドトライアルセット 09192

SOFT99 液体コンパウンドトライアルセット 09192は、傷直しのDIY初心者の方にぴったりの液体コンパウンドです。

細目、中細、極細の3つの番手がセットになっており、それぞれ25mlずつ入っています。仕上げまでの番手が一式になっているので、ボディやバンパーのちょっとしたすり傷やひっかき傷などの小さな傷であれば問題なく使用できます。

ただ、スポンジがついていないので、使用する際にはそれぞれの番手に合わせてスポンジを用意する必要があります。

また、ボディカラーが濃色や黒の場合、白く磨き跡が残る場合があります。その場合には別売りの液体コンパウンドで仕上げると良いです。

SOFT99 液体コンパウンドトライアルセット 09192

内容量

25ml×3種

おすすめ研磨グッズ2:ウィルソン ハンネリコンパウンド

商品名の通り“半練り”のペースト状のコンパウンドで、傷の深さによって使い分けられる3種類のコンパウンドが用意されており、手磨きしやすいのが特徴です。

「アラ目」は平均粒径7マイクロメートルで、塗装補修の下地処理やサビ落としに最適。

「細目」は平均粒径3.5マイクロメートルで、塗装補修後の表面研磨や浅いキズ消し、老化塗膜の除去・再生に向いています。

「極細」はワックスがけや、洗車機のブラシでついた細かいキズを、平均粒径1ミクロンの超微粒子パウダーの働きできれいに消し去ります。補修塗装後の最終磨きにも最適です。

ウィルソン ハンネリコンパウンド

内容量

200g

おすすめ研磨グッズ3:ホルツ 仕上げ用サンドペーパーセット 超微粒子研磨紙&サンドブロック

#400~#2000までの4種の番手の耐水研磨紙と、#320~#3500までの4つの面があるサンドブロックというセットです。

研磨紙は最高級品で精度の高い研磨面を生み出し、車のパテ補修部分の仕上げに最適。補修塗装した部分に付着した細かなホコリ取りなどにも向いています。

サンドブロックは塗装の下地作りができ、紙とブロックのセットでおよそ1,000円とリーズナブルなアイテムです。

これらのアイテムで下地処理や研磨をした後、最終の仕上げにはコンパウンドを使って磨くことをお忘れなく。

ホルツ 仕上げ用サンドペーパーセット 超微粒子研磨紙&サンドブロック

サンドペーパー番手

#400 #800 #1200 #2000

研磨ブロック番手

#320 #600 #1200 #3500

おすすめペン&スプレー1:SOFT99 タッチアップペン X-1 つや消し黒 17101

SOFT99 ペイント タッチアップペンは、ボディの小キズ補修に便利な細筆つきのタッチペンです。

本品の色はブラック。同商品のラインナップは300色以上あるので、車の型式プレートからカラーナンバーを調べればSOFT99の公式ページから対応塗料を検索できます。

ボディやバンパーに付いた小キズ・線キズなどに対し、筆で点を打つように溝を埋めていきます。一度に塗らず、乾燥と塗りを繰り返して元の塗装面より盛り上がるまで塗り重ねるのがコツです。

SOFT99 タッチアップペン X-1 つや消し黒 17101

内容量

12ml

カラー

マットブラック

おすすめペン&スプレー2:ホルツ カーペイント トヨタ車用 202 ブラック

ホルツのカーペイント トヨタ車用 202 ブラックは、トヨタ車のカラーNo.202 ブラック専用に調色された純正塗料スプレーです。

愛車のボディやバンパーについてしまった小さなキズの補修に最適で、スプレーするだけで手軽に純正カラーに近い美しい仕上がりを実現します。耐候性に優れ、塗りやすく、乾燥後には深みのある光沢が得られます。

内容量300mlで、気になる部分のちょっとした補修に適しています。

ホルツ カーペイント トヨタ車用 202 ブラック/th>

内容量

300ml

カラー

ブラック

おすすめペン&スプレー3:ホルツ ペイント塗料 脱脂剤 シリコーンリムーバー MH11101

本品はスプレーしてタオルでふき取るだけで手早く油分を除去できるシリコンオフスプレーです。

パテ塗りや塗装前に金属部分の脱脂や洗浄に適しています。またステッカーや粘着テープを張る前などの下地処理としても使用できます。

「使い勝手が良い」というコメントもよく見られ、内容量にも満足している人が多いようです。

ホルツ ペイント塗料 脱脂剤 シリコーンリムーバー MH11101

内容量

420ml

おすすめ傷補修&パテ1:ホルツ 簡易補修キット キズ直し安心セット

ホルツ 簡易補修キット キズ直し安心セットは小さなキズの補修に便利な6点セットが入った簡易キットです。

内容は、キズ消し・ツヤ出しの2つのコンパウンドに、マイクロファイバークロス、マスキングテープ、研磨ブロック、耐水サンドペーパー(#1000)。カラータッチペンは別売りですので、車のカラーに合わせて別途購入しましょう。

比較的安価で購入することができるので、初心者でも気軽に試すことができます。業者に頼むほどでもない小キズであれば、本品でDIYデビューもおすすめです。

ホルツ 簡易補修キット キズ直し安心セット

キズ消し用コンパウンド

15g

ツヤ出し用コンパウンド

25g

おすすめ傷補修&パテ2:ソフト99 ボデーパテ 09025

ソフト99 ボデーパテ 09025は、車のボディにできた大きな凹みや深いキズ(目安:範囲15cm、深さ20mm以内)の補修に最適な徳用サイズの厚づけパテです。

このポリエステルパテは密着性に優れ、硬化後の縮みや痩せがほとんどないのが特長です。

また、硬化時間が短いため作業がスムーズに進み、キメ細かい仕上がりでパテ塗り後の塗料のノリも抜群です。使い残した分は保存も可能で、本格的な板金補修をサポートします。

ソフト99 ボデーパテ 09025

主剤内容量

400g

硬化剤内容量

15g

おすすめ傷補修&パテ3:ホルツ 補修用パテ ねんどパテ ホワイト MH225

ホルツ 補修用パテ ねんどパテは、小さな凹みに粘土感覚で自由に成形できる補修用のパテです。主剤と硬化剤の2種が入っており、同量をよく練り合わせて使います。

車のバンパーにできた凹みや欠け、穴の補修などに適しています。

気温10~30度で作業するのが適しているとされています。完全硬化には12〜15時間かかります。

同様のシリーズとして今回ご紹介したライトカラーだけでなく、シルバー、ブラックなどが用意されており、ボディカラーに応じてあったものを選ぶと良いです。

また「指に水を少し付けながら練ると指にパテがくっつかないためおすすめ」というコメントが多く寄せられていました。

ホルツ 補修用パテ ねんどパテ ホワイト MH225

主剤内容量

7g

硬化剤内容量

7g

おすすめスプレー1:ホルツ プラサフ ホワイト MH11501

ホルツのプラサフ ホワイト MH11501は、車の塗装前に使用するスプレータイプの下地処理用塗料です。

この下塗り剤は、塗装面と上塗り塗料との密着性を強力に高め、塗料の剥がれを防止する重要な役割を果たします。同時に、パテ作業後の細かなキズを埋めて滑らかな下地を作り、金属部分のサビを防ぐ効果も発揮します。

下地がホワイトであるため、特にイエローやレッド系、ホワイトパールなど明るい色のカラー塗料の発色を鮮やかにし、最終的な塗装の仕上がりを格段に向上させます。速乾性で研磨作業も容易なため、作業性に優れています。

ホルツ プラサフ ホワイト MH11501

内容量

300ml

おすすめスプレー2:ホルツ クリアペイント MH11604

ホルツ クリアペイント MH11604は、車のカラー塗装後の最終仕上げに使用するスプレータイプの透明塗料です。塗装面に一層クリア層を作ることで、美しい光沢を引き出し、色あせや紫外線、細かな傷から塗装面を保護します。

耐候性を高め、仕上がりの美しさを長期間持続させる効果も期待できます。メタリックやパールカラーのぼかし塗装にも適しており、手軽にプロ級のツヤと保護効果を得たい方におすすめです。

ホルツ クリアペイント MH11604

内容量

300ml

「コンパウンド」を使って車の傷を消す方法

車のバンパーなどのごく浅い小さな傷であれば、研磨材のコンパウンドを使って目立たなくすることができます。その手順の要点を以下にまとめます。

手順その1:傷のついた部分を水で洗う

まず、傷とその周辺を水で洗い、濡れた布などでホコリや汚れをきれいに除去します。

汚れが残ったまま磨き始めると、砂や砂利で新たな傷を付けてしまう可能性があるため、この最初の洗浄作業は丁寧に行いましょう。

手順その2:傷の部分をコンパウンドで磨く

次に、コンパウンドをきれいな布か専用のスポンジに適量取り、傷の部分を磨いていきます。

ここで大切なのは、力を入れすぎず、傷の方向に沿って直線的に、優しく磨くことです。コンパウンドは傷を埋めるのではなく、塗装表面を薄く削ることで傷を目立たなくするものです。

力を込めてゴシゴシこすると、塗装が変色したり、余計な磨き傷をつけたりする恐れがあるので注意が必要です。

手順その3:より細かいコンパウンドで仕上げる

傷が薄くなってきたら、使用するコンパウンドをより粒子の細かいもの(細目、極細目など)に替え、さらに磨いていきます。粗いものから細かいものへと段階的にコンパウンドを変えて研磨することで、徐々にツヤが出てきます。

この際、重要なポイントは、コンパウンドの種類ごとにスポンジや布を必ず使い分けることです。同じものを使うと、粗い研磨剤の粒子が残ってしまい、きれいに仕上がりません。

最後に液体コンパウンドなどで丁寧に磨き上げれば、傷が目立たなくなり、ツヤのある滑らかな表面に仕上がります。

「タッチペン」を使って車の傷を消す方法

車の小さな塗装剥がれ傷は、タッチペンを使えば手軽にご自身で補修できます。まず、ご自身の車のボディカラー(カラーナンバー)に合ったタッチアップ塗料を用意しましょう。

手順その1:傷のついた部分を水で洗う

はじめに、補修する傷とその周辺を水で洗い、汚れを丁寧に落とします。

次に、シリコンオフなどの脱脂剤を使い、ワックス成分や油分を完全に取り除いてください。この下準備が、塗料をしっかりとボディに定着させるための重要なポイントです。

手順その2:タッチペンで傷の部分を塗る

傷の周囲をマスキングテープで保護し、塗料が余計な場所につかないようにします。

タッチペンを使い、傷に対して点を打つように、または傷に沿って薄く塗料を乗せるように丁寧に傷を埋めていきます。一度塗ったら乾燥させ、この作業を数回繰り返し、塗料が元の塗装面よりもわずかに盛り上がる状態まで塗り重ねましょう。

塗り重ねが終わったらマスキングテープを剥がし、塗料が内部まで完全に硬化するまで、通常1週間ほどを目安にしっかりと乾燥させます(乾燥時間は製品の指示に従ってください)。

手順その3:塗料とボディの段差がなくなるよう磨く

より綺麗に仕上げるためには、塗料の完全乾燥後に行う研磨作業が効果的です。

盛り上がった塗料部分の縁にマスキングテープを数枚重ねて貼り、削りすぎを防ぐための「保護壁」とします。

次に、水につけた耐水ペーパーで、最初は目の粗い番手から始め、徐々に目の細かい番手へと変えながら、盛り上がった塗料を元の塗装面と平らになるまで優しく研磨します。マスキングテープを段階的に剥がしながら、段差がなくなるまで丁寧に作業しましょう。

最後に液体コンパウンドを使用し、美しいツヤが出るまで磨き上げれば補修は完了です。この研磨工程を加えることで、補修の完成度が格段に向上します。

車のへこみ傷は「パテ」を使って修理

車の小さな凹み傷は、適切な手順でパテを使用すればDIYで修復が可能です。以下にその手順の要点をまとめます。

手順その1:パテが定着するように下準備をする

まず、補修箇所の汚れを水洗いで丁寧に落とし、作業範囲を特定するためにマーキングします。

次に、パテがしっかりと定着するよう、補修箇所の古い塗装を耐水ペーパー(粗目から始め、徐々に細目へ)を使って剥がし、表面を滑らかにします。

最後に、シリコンオフスプレーで油分や汚れを徹底的に除去します。この脱脂作業は、パテの剥がれを防ぐために非常に重要です。

手順その2:パテを塗り、塗った部分を磨く

凹みの最も深い部分にパテを厚めに盛り付けるようにして充填し、周囲の凹んでいない面に向かって薄く塗り広げます。

パテが乾燥・硬化(通常15~20分程度)したら、耐水ペーパーで研磨します。最初は適切な番手を選び、盛り上がったパテを周囲の塗装面との段差がなくなるまで慎重に削ります。

その後、より目の細かい番手に変えて表面を滑らかに仕上げましょう。指で触って段差や凹凸がないか確認し、削り過ぎには十分注意してください。

研磨が終わったら、削りカスを洗い流して乾燥させ、再度シリコンオフで脱脂し、塗装に備えて周囲をマスキングテープで保護します。

手順その3:パテの部分を塗装して仕上げる

塗装は、下塗り、カラー塗装、クリア塗装(必要な場合)の順に段階的に行います。

下塗り

まず、下地用塗料(プラサフ)を数回に分けて薄くスプレーし、乾燥させます。乾燥後、必要であれば目の細かい耐水ペーパーで軽く研磨して表面を整え、再度シリコンオフで脱脂します。

カラー塗装

再度マスキングを確認し、補修箇所の周囲にボカシ剤をスプレーすると、元の塗装との境目が自然に仕上がります。

ボカシ剤が乾かないうちに、車のボディカラーに合わせたカラースプレーを、これも数回に分けて薄く均一に重ね塗りします。

クリア塗装

メタリック塗装やパール塗装など、クリア層がある車の場合は、カラー塗装後にクリア塗料を同様に数回重ね塗りし、ツヤ出しと塗装面の保護を行います。

乾燥

最後に、塗装の境目などに再度ボカシ剤をスプレーして馴染ませ、塗料が完全に硬化するまで約1週間程度じっくりと乾燥させます(気候や製品により異なります)。

車の傷消しをプロに依頼する場合の費用

車の傷消しをご自身で行った経験がないと、DIYでの作業には少し抵抗を感じるかもしれません。また、ある程度の経験をお持ちでも、傷が大きかったり深かったりすると、ご自身での対応は難しいと感じることもあるでしょう。

そのような場合に頼りになるのが、専門業者です。ディーラー、カー用品店、ガソリンスタンド、整備工場などでプロに依頼すれば、知識・技術・経験が豊富な整備士が対応してくれるため、仕上がりの美しさには安心感があります。

しかし、プロに依頼する際に気になるのはやはり料金でしょう。

当然ながら、DIYよりも費用は高くなります。一般的な目安として、傷の場所や状態によって異なりますが、浅く小さな傷やへこみであれば数千円から数万円程度です。もし大きな傷でパーツ交換まで必要となると、部品代を含めて10万円を超えるケースも考えられます。

具体的な料金例を挙げると、カー用品店のイエローハットの場合、ドアミラーの傷1箇所で7700円から(※ドア・バンパー等と同時施工時の価格)、ドア(15cm×15cm以内の傷)で3万7400円から、バンパー(15cm×15cm以内の傷)で2万2000円から、といった料金設定になっています。

参照元:イエローハット

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