ジープ ラングラー アンリミテッドの半端ないオトコらしさに”惚れる”![雪上試乗](3/3)
- 筆者: 藤島 知子
- カメラマン:和田清志・FCAジャパン
この頼もしさ・・・惚れてしまいそう!
一般道に降り立つと、白馬周辺はすっかり雪景色に。
ラングラーの駆動方式はパートタイム4WDと呼ばれるもので、一般的なシフトレバーとは別に設けられた専用のセレクターレバーで後輪駆動と4輪駆動を手動で切り替え出来るようになっています。
乾いた路面を走る時は燃料を消耗しにくい2輪駆動に。滑りやすい路面では4輪駆動に切り替えられるほか、岩場やぬかるんだ場所といった過酷な環境で走る時は4輪駆動のローモードに切り替えて、低速で切り抜けることができます。
>>[画像107枚]Jeep Wrangler Unlimited(ジープ ラングラー アンリミテッド) フォトギャラリー
雪深い特設コースでジープ ラングラー アンリミテッドの底力を知る
悪路の走破性を試す特設コースは雪深い広場が設けられていましたが、ラングラーがもつフレーム構造に加え、路面をしっかりと蹴り出す4輪駆動システムは脱出性の高さが抜群。
後輪駆動にして踏み込むと予測の範囲でズルリと滑っていくもので、逆ハンドルを切り込んだりしながら、ドライバーにコントロールする楽しみを楽しませる懐の深さを披露。
試しに「4L」の4輪駆動のローモードに切り替えてみると、アクセルの踏み込みに対してエンジン回転が増し、タイヤが雪を掻き出しながらアグレッシヴに駆け抜ける感覚が楽しい。
特設コースでは思い切って走れる楽しさに結びついたけれど、これが人気の少ない山あいでクルマがスタックしそうな場面だとしたら、悪路の脱出性の高さが命を守ることに繋がるはず。タフな走りが裏打ちする性能が大きな安心感を与えてくれるのです。
手に入れることを想うだけで、未知の世界が無限に拡がってゆく・・・
ラングラーは雪国や山間部で生活する人の足に求められる信頼性、アウトドアの趣味をもつユーザーのギア的存在として、はたまた、タフなバックグラウンドがもたらす世界観に心を打たれたファッション感覚で乗りこなしたいお洒落層にまで響くクルマ。
75年以上もの時間を掛けて受け継がれたタフなキャラクターは、今後も多くのファンに支えられていきそうです。
私自身もいつか所有してみたいと憧れているジープ ラングラー。このクルマに見合う趣味をもつのが先か、はたまた、クルマを手にすれば行動範囲が拡がるのか・・・。そんなことを妄想させてくれるクルマなのでした。
[レポート:藤島知子/Photo:和田清志]
Jeep Wrangler Unlimited 75th Anniversary Edition(ジープ ラングラー アンリミテッド 75th アニバーサリー エディション)主要諸元
全長x全幅x全高:4705x1880x1845mm/ホイールベース:2945mm/ステアリング位置:右/車両重量:3604kg/乗車定員:5名/駆動方式:後2輪・4輪駆動(選択)/エンジン種類:V型6気筒 DOHC ガソリンエンジン/総排気量:3604cc/最高出力:284ps(209kW)/6350rpm/最大トルク:35.4kg-m(347N・m)/4300rpm/使用燃料:無鉛レギュラーガソリン/トランスミッション:電子制御式5速オートマチック/燃料消費率:7.5km/L(JC08モード燃費)/サスペンション形式:コイルリジット(前・後)/タイヤサイズ:245/75R17/メーカー希望小売価格: 4,438,800円(消費税込)
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