ジープ ラングラー アンリミテッドの半端ないオトコらしさに”惚れる”![雪上試乗](2/3)
- 筆者: 藤島 知子
- カメラマン:和田清志・FCAジャパン
男前過ぎる! ワイルドな ”タフギア”具合が半端ない
直線基調で描かれた無骨な外観に対して、インテリアにもSUVとしての特徴が現れています。
センタークラスターに2DINのカーナビが埋め込めるようになっているのは現代的で有り難い部分ですが、水平に切り取られたダッシュボードは悪路でクルマの傾きが把握しやすい機能性を兼ね備えたデザイン。助手席正面に配置されたグリップはクルマが大きく揺すられたときに身体を支えることができます。
もちろん、タフに使い倒せるカッコ良さもラングラーの魅力です。
リアセクションのパネルは3ピースの分割式で取り外せるようになっていて、上半身を露出して走るオープンカーに変身させられるもの。足元が泥などで汚れてしまったら、水を流してフロアごと水洗いするといった離れ技もOK。
スーツで乗りこなせる乗用車ライクなクロスオーバーモデルとは真逆のこの上なくワイルドなキャラクターだなんて、うーん男前すぎるじゃありませんか!
>>[画像107枚]Jeep Wrangler Unlimited(ジープ ラングラー アンリミテッド) フォトギャラリー
先を急かさないのがむしろいい感じ
さて、いよいよ出発ということで、高台にある運転席にヨッコイショと乗り込み、シートポジションを整えて、いざ出発!
・・・と思ったら、アクセルペダルを踏んだつもりがスカッと空振り!?
ラングラーは2ペダルで扱える5速ATのモデルですが、アクセルペダルの位置がブレーキに対して随分奥に配置されているみたい。気を取り直してペダルを踏み直して確認します。
ブレーキペダルがドライバーの着座位置に対して正面気味に配置されていることもあり、最初は少し戸惑いましたが、慣れてくると自然に感覚が掴めてくるのが不思議なところ。最近の輸入車はペダルレイアウトが自然に扱えるものが増えているので、私もすっかり甘やかされていたものだと実感させられたのでした。
V6 3.6リッターのペンタスターエンジンは余裕の284馬力を発生。3.6トンの重めな車重と相まって、低速域ではアクセルを踏んだだけ歩を進めていける感覚が独特です。「先を急げ」と急かさないところがむしろいい感じに思えてきます。
ボディの幅は1880mmと、日本の環境で走らせるには少し大きめですが、ボンネットの膨らみがドライバーの目の端にとまることで車幅感覚が把握しやすく、安心して走らせることができます。
タフな造りはアスファルトの上でもメリット大
高速道路は中央道から長野道を経由して白馬方面へ。
カーブでハンドルを切り込むと、クルマの動きは穏やかなリズムで向きを変えていきます。ユルい感じかと思いきや、実はボディが不用意に揺すられるようなヤワな感触は少なくて、肝心の芯の部分はしっかりしている感じ。レーンチェンジしたときの車体の動きの収まりもいいみたい。悪路に負けない頑丈なクルマ作りは、アスファルトの上を走る上でも疲れにくいというメリットも。
冬晴れの空のもと、長方形のフロントウィンドウ越しには真っ白に雪が積もった北アルプスの姿。よしよし、白馬までもう少し。
雪上走行が楽しみです!
>>Jeep Wrangler Unlimited(ジープ ラングラー アンリミテッド) フォトギャラリー[画像107枚]
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