錦織圭、軽量・スポーティな新型XFを ”エア・ジャガー”と命名/新型「ジャガー XF」発表会レポート
- 筆者: トクダ トオル(MOTA)
- カメラマン:オートックワン編集部
ジャガー80周年に照準を合わせ、イッキに3モデルを投入
ジャガーブランドの誕生から80周年を迎えた2015年。ジャガーはここへ照準を合わせ、主要モデルをイッキに投入してきた。
新たに激戦のDセグメントへ再投入されたスポーツセダン「XE」(今夏日本導入済み)、今春4月に世界で初公開された高級セダンの2代目「XF」、そして先日開催されたIAAフランクフルトショー2015でワールドプレミアを果たしたジャガー初のクロスオーバーSUV「F-PACE」の3モデルだ。
中でもXFは、初代モデルが2007年のデビューから7年の間に世界で約28万台を販売し、ジャガー史上最多の145もの賞を受賞するなど、名実ともに同社の中核をなす重要なモデルとなっている。
軽快な走りは「エア・ケイ」を彷彿させる!?
新型XFは、アルミニウムを75%使用することで最大190kgの軽量化を図った車体構造や、開発から製造まで一貫してジャガー・ランドローバー社で行うパワフルなINGENIUMディーゼルエンジンの採用などで得た高い運動性能、そしてCd値0.26の流麗かつスタイリッシュなデザインなど魅力の数々を武器に、強豪のライバル「メルセデス・ベンツ Eクラス」「BMW 5シリーズ」に真っ向から対抗する意欲作だ。もちろん先進のドライバー安全支援機能も多数搭載する。
錦織 圭選手は新型XFの印象について「エア・ジャガーです」と、自らの愛称「エア・ケイ」になぞり賞賛。日ごろアメリカ・フロリダの自宅周辺で愛用するジャガーのスポーツカー「Fタイプ」にも共通する”エア・ジャガー”の軽快な走りに、早くも想いを馳せている様子だった。
先進テクノロジーと見事に融合される伝統の技
ジャガーではここ最近のプロモーションで「GAME CHANGER(ゲーム・チェンジャー)」のキーワードを掲げ、ライバル勢力の「流れを変え」ようとしている。そんな意欲的なジャガーだが、新型XFでも、軽量ボディや動力性能以外でも、新たな取り組みを進めている。そのひとつが全面液晶画面のメーター表示「12.3インチTFTインストルメント・クラスター」と、10.2インチ静電式タッチスクリーンのインフォテインメント・システム「InControl Touch Pro」だ。
前者は4種類のビジュアルテーマもしくはドライバー専用フルスクリーン・ナビゲーション・ディスプレイを表示する斬新なもの。後者のInControl Touch Proは、スマートフォン画面を触るように、指先で意のままの操作が出来る。伝統の英国ラグジュアリーブランドとして、職人技が冴えるリアルウッドと革の贅沢な世界も与えつつ、こうした先進テクノロジーを見事に融合する手法は、同グループのランドローバー・レンジローバー同様すっかりお手の物となった感がある。
高級セダンのGAME CHANGERを目指す新型XF
なお4月のワールドプレミアでは、ロンドン・カナリー・ワーフ埠頭を「綱渡り」(!)して登場し、世界をアッといわせた新型XF。赤坂の発表会場でも、展示されたジャガーXFの上にはトリックアートが配され、まるで東京の空中を浮かぶかのような”エア”演出が行われた。
このように一貫した世界観で我々に訴求する新型XF。見事、高級セダンのGAME CHANGERとなれるか、2016年の本デビューが今から待ち遠しい。
[レポート:トクダ トオル(オートックワン編集部)]
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