ジャガーがあえてクロスオーバー車を造る意義とは/新型 SUV「ジャガー F-PACE」海外試乗レポート(5/5)
- 筆者: 金子 浩久
- カメラマン:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
現代のシューティングブレイク「F-PACE」、そのライバルはズバリ「ポルシェ マカン」
F-PACEは、快進撃を続けるジャガーが送り出す初のクロスオーバーとして、その狙いをほぼ達成し切っていると断言できるだろう。ショウ氏も口にしていたライバルの「ポルシェ マカン」へのアドバンテージは、快適性と優秀なディーゼルエンジンにある。
プレミアムSUVの世界は群雄割拠の時代に入った。F-PACEの登場によって、XJ-Sシューティングブレイクは僕の心の中では博物館が似合うクルマになってしまった。
[レポート:金子浩久]
ジャガー F-PACE 20d R-Sport[4WD] 主要諸元
全長x全幅x全高:4731x2070x1652mm/ホイールベース:2874mm/車両重量:1775kg/最低地上高:213mm/最小回転半径:5.9m/エンジン種類:「インジニウム」直列4気筒 ターボチャージド ディーゼルエンジン/総排気量:1998cc/最高出力:180ps(132kW)/4000rpm/最大トルク:43.8kg-m(430N・m)/1750-2500rpm/トランスミッション:8速オートマチックトランスミッション/0-100km/h加速:8.7秒/最高速度:208km/h/燃料消費率:-[JC08モード燃費]/車両本体価格:7,280,000円[消費税込・日本国内販売予定価格]
※スペックは全て欧州値
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