ジャガーがあえてクロスオーバー車を造る意義とは/新型 SUV「ジャガー F-PACE」海外試乗レポート(5/5)

  • 筆者: 金子 浩久
  • カメラマン:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
ジャガーがあえてクロスオーバー車を造る意義とは/新型 SUV「ジャガー F-PACE」海外試乗レポート
「ジャガーがあえてクロスオーバー車を造る意義とは」新型 SUV「ジャガー F-PACE」海外試乗レポート/金子浩久 「ジャガーがあえてクロスオーバー車を造る意義とは」新型 SUV「ジャガー F-PACE」海外試乗レポート/金子浩久 「ジャガーがあえてクロスオーバー車を造る意義とは」新型 SUV「ジャガー F-PACE」海外試乗レポート/金子浩久 「ジャガーがあえてクロスオーバー車を造る意義とは」新型 SUV「ジャガー F-PACE」海外試乗レポート/金子浩久 「ジャガーがあえてクロスオーバー車を造る意義とは」新型 SUV「ジャガー F-PACE」海外試乗レポート/金子浩久 「ジャガーがあえてクロスオーバー車を造る意義とは」新型 SUV「ジャガー F-PACE」海外試乗レポート/金子浩久 「ジャガーがあえてクロスオーバー車を造る意義とは」新型 SUV「ジャガー F-PACE」海外試乗レポート/金子浩久 「ジャガーがあえてクロスオーバー車を造る意義とは」新型 SUV「ジャガー F-PACE」海外試乗レポート/金子浩久 「ジャガーがあえてクロスオーバー車を造る意義とは」新型 SUV「ジャガー F-PACE」海外試乗レポート/金子浩久 「ジャガーがあえてクロスオーバー車を造る意義とは」新型 SUV「ジャガー F-PACE」海外試乗レポート/金子浩久 「ジャガーがあえてクロスオーバー車を造る意義とは」新型 SUV「ジャガー F-PACE」海外試乗レポート/金子浩久 画像ギャラリーはこちら

最初はジャガーがクロスオーバー車を造る意義が分からなかったが・・・

「ジャガーがあえてクロスオーバー車を造る意義とは」新型 SUV「ジャガー F-PACE」海外試乗レポート/金子浩久

F-PACEに乗るまでは、ジャガーがクロスオーバーを造る必然性が良く理解できなかった。レンジローバーやレンジローバー・スポーツがあればそれで十分ではないかと考えていたからだ。

しかし、モンテネグロでF-PACEに乗ってみると、そんな疑問は消し飛んだ。ランドローバーにはランドローバーのSUVがあり、ジャガーにはジャガーの造るクロスオーバーがあって、両者はお互いを侵食し合うものではないのだ、と。

同グループのオフロードブランド「ランドローバー」との棲み分け

「ジャガーがあえてクロスオーバー車を造る意義とは」新型 SUV「ジャガー F-PACE」海外試乗レポート/金子浩久

F-PACEはXFと変わらないオンロードでのスポーティかつ上質な走りっぷりを希求しながら、充分以上の荷室スペースとオフロード性能を併せ持っている。

反対側から考えてみれば、レンジローバースポーツはオンロードの走りも申し分ないが、明らかにオフロードに重点が置かれている。ジャガーとレンジローバーというブランドのテイストの違いは置くとして、オンロードとオフロードのどちらに軸足を置いているかが両者の違いだ。重なり合う部分は大きく、異なる部分は小さいが、その違いは小さくても深いのである。

現代のシューティングブレイク「F-PACE」、そのライバルはズバリ「ポルシェ マカン」

「ジャガーがあえてクロスオーバー車を造る意義とは」新型 SUV「ジャガー F-PACE」海外試乗レポート/金子浩久

F-PACEは、快進撃を続けるジャガーが送り出す初のクロスオーバーとして、その狙いをほぼ達成し切っていると断言できるだろう。ショウ氏も口にしていたライバルの「ポルシェ マカン」へのアドバンテージは、快適性と優秀なディーゼルエンジンにある。

プレミアムSUVの世界は群雄割拠の時代に入った。F-PACEの登場によって、XJ-Sシューティングブレイクは僕の心の中では博物館が似合うクルマになってしまった。

[レポート:金子浩久]

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ジャガー F-PACE 20d R-Sport[4WD] 主要諸元

「ジャガーがあえてクロスオーバー車を造る意義とは」新型 SUV「ジャガー F-PACE」海外試乗レポート/金子浩久

全長x全幅x全高:4731x2070x1652mm/ホイールベース:2874mm/車両重量:1775kg/最低地上高:213mm/最小回転半径:5.9m/エンジン種類:「インジニウム」直列4気筒 ターボチャージド ディーゼルエンジン/総排気量:1998cc/最高出力:180ps(132kW)/4000rpm/最大トルク:43.8kg-m(430N・m)/1750-2500rpm/トランスミッション:8速オートマチックトランスミッション/0-100km/h加速:8.7秒/最高速度:208km/h/燃料消費率:-[JC08モード燃費]/車両本体価格:7,280,000円[消費税込・日本国内販売予定価格]

※スペックは全て欧州値

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金子 浩久
筆者金子 浩久

モータリングライター 1961年東京生まれ。 自動車と自動車に関わる人間について執筆活動を行う。主な著書に、『10年10万キロストーリー』(1~4)、『セナと日本人』、『地球自動車旅行』、『ニッポン・ミニ・ストーリー』、『レクサスのジレンマ』、『力説自動車』など。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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