ジャガーらしさ溢れる初のSUV/ジャガー F-PACE(エフ・ペイス) 35t R-Sport・20d Prestige 試乗レポート(3/5)
- 筆者: 川端 由美
- カメラマン:島村栄二
スポーツカー「F-Type」と同じV6 3リッタースーパーチャージャーエンジンを搭載
パワートレインは、スーパーチャージャー付き3リッターV6エンジンにZF製8速ATを組み合わせた、「F−Type」と同じものだ。
最高出力340ps/最大トルク450Nmの発揮することもあって、走り出しから高速域まで滑らかな加速を見せる。正直なところ、1980kgの8速ATの躾が良いこともあって、高速道路での合流などの中間加速がしっかり取れて、もたついた印象がない。アルミ素材を多用して軽量化をほどこした結果、アッパーミドルの堂々たるSUVでありながらも、アンダー2トンにボディ重要を抑えた効用だろう。この「XF」と「XE」と共通するプラットフォームだが、「F−Pace」用に最適化がはかられており、その部品の約80%は専用のものを使っているのだ。
さらに、この上位に世界限定2000台のうち、日本に50台の限定で導入される「First Edition」も用意されるのだが、実は、すでに完売に近い状態だ。1108万9000円のプライスタグを掲げるが、最高出力が380psまでスープアップされており、22インチのファットなタイヤを履き、パノラミックグラスルーフや革製スポーツシートなどを標準で装備するとなると、実はバリューである。
勇ましいエキゾーストノートに興奮!
アクセルペダルを踏み込むと、F-Typeほどではないが、それでもかなり勇ましいエキゾーストノートが背後に響き渡る。
>>[写真100点超!]「ジャガー F-PACE」(エフ・ペイス) 画像ギャラリー
0-100km/h加速は、ライバルたる「マカン」と0.1秒差の5.5秒とされる。残念ながら、日本の道で実力を発揮する好機は少ないが、この勇ましい排気音が、ジャガー一族にとって不可欠なスポーティネスの一端を垣間みさせてくれる。
そもそも、「F-Pace」の”Pace”とは、設立理念である「Grace, Pace and Space」に由来しており、Paceとはイギリス英語でスピード感があふれる意味合いを持っているという。
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