新型ヴェゼルを速攻イメチェン!? ホンダアクセスはなぜ攻めたデザインにしたのか!?

画像ギャラリーはこちら

2021年2月18日、新型ヴェゼルの姿がお披露目された。初代モデルよりもスッキリとした顔立ちとなり、かなり高級路線へシフトした印象だ。

ところがホンダの純正パーツを手がけるホンダアクセスからは、ヴェゼルのコンセプトを真っ向から否定する真逆デザインのフロントグリルが発表され話題を呼んでいる。

一体どうしてイメージと真逆のパーツを生み出したのか!? そんな素朴な疑問をホンダアクセスにぶつけてみた。

新デザインは賛否両論! ボディ同色のグリルは斬新すぎた!?

新型ヴェゼルは2021年4月に発売予定と発表されたが、それを待たずして2021年2月18日に内外装デザインがお披露目された。SNS界隈では「超カッコいい」という肯定的な意見もある一方で「マツダっぽくなった」あるいは「グリルレスで迫力がダウンした」といった否定的なコメントも多数散見された。

>>やっぱり似ている! 歴代フィットとヴェゼルを写真でイッキ見

ヴェゼルとフィットは血縁関係! 新型になってもそれは同じ

そもそもヴェゼルは初代モデルから基本コンポーンネンツをコンパクトカーのフィットと共有しており、この2台のデザインは似通った部分があった。新型ヴェゼルも同様で昨年2020年にデビューした現行フィットが採用しているクリーンなイメージを踏襲している。

もっといえばフィットはスッキリフェイスとしており、新型ヴェゼルもまた同じデザインアイデンティティを採用しているのだ。他社のクルマと見比べてみると少々大人しく、斬新な顔つきに見えるかもしれないが。

>>ライバルはみんな派手顔! ヴェゼルの対抗馬を写真で確認

フロントグリルが果たす重要な役割とは!?

グリルとはフロントグリルを指し、一般的なクルマでいうところのメーカーエンブレムが装着されてる部分のことである。

通常フロントグリルはダクトを持っており、ボンネット内に走行風など外気を送り込む機能を持っている。熱されたエンジンルームを冷却するなど重要な役割を果たしているのだ。ちなみにフィットから採用しているスッキリフェイスとは、ダクトを持たないツルンとしたデザインを指している。

フロントグリルあってこそクルマ! ホンダアクセスの心意気がスゴい

細かい説明はさておき、新型ヴェゼルはスッキリフェイスを採用している。昨今のクルマはメッキ加飾を多用したド派手な顔が人気を集めているが、ホンダはそこに一石を投じたというイメージだ。

たしかに新型ヴェゼルはカッコよくなった。だが、その一方でグリルこそクルマの象徴と考える人も多い。

そこでホンダの純正パーツを手掛けているホンダアクセスは、新型ヴェゼルのコンセプトを覆しかねないフロントグリルを開発したのだ。

ホンダアクセスの担当者になぜ真逆のデザインにしたのか? とか尋ねてみると「やっぱりクルマはメッキ加飾のフロントグリルがあってこそ!」というクルマ好きが唸る回答が返ってきた。

>>コレはぜひ付けたい! ホンダアクセスの新型ヴェゼルがカッコよすぎる

2色に塗り分けたのは納得の理由だった

どうですかこのパーツ装着車の顔! 素直にカッコよく、そしてノーマルもこの顔でいいのでは? という完成度なのだ。よーくホンダアクセスのパーツを見てみるとフロントグリルにクロームメッキとシルバー加飾の2色を使用していることに気が付く。

この理由を先述の担当者に尋ねると「クロームメッキ一色にするとイカつい印象になってしまう。さらに言えばシルバー加飾を合わせて使うことでフロントグリルそのものに奥行き感が出て、全体のデザインと統一感を強められる効果がある」という。その話を聞いて改めてパーツ装着車を見てみると、確かに奥行き感がある。加えて、元々ヘッドライトが奥まった位置に設置されているために、実際のサイズ以上に大きく見えるのだ。

かなり長く書いてしまったが、結論としてはノーマルもいいが、パーツ装着車もかなり魅力的であるということ。発売前のためユーザーの反応ははっきりしないが、人気パーツとなることは予想できる。それだけに今から2021年4月に予定している新型ヴェゼルの発売が待ち遠しい!

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

ホンダ/ヴェゼル
ホンダ ヴェゼルカタログを見る
新車価格:
239.9万円341.9万円
中古価格:
75万円389万円

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

検索ワード

MOTA編集部 木村 剛大
筆者MOTA編集部 木村 剛大

記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

ホンダ ヴェゼルの最新自動車ニュース/記事

ホンダのカタログ情報 ホンダ ヴェゼルのカタログ情報 ホンダの中古車検索 ホンダ ヴェゼルの中古車検索 ホンダの記事一覧 ホンダ ヴェゼルの記事一覧 ホンダのニュース一覧 ホンダ ヴェゼルのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる