ホンダ新型「NSX」を公道で長時間試乗！日米共同開発の新型NSXの魅力とは！？(3/4)
- 筆者： 国沢 光宏
- カメラマン：茂呂幸正
「ユックリ走っても楽しい」という味を持っている
新型NSX、大半の人は「乗り心地イイね！」と思うかもしれません。加えて現状でも“悪い”と言うことでは無い。
さらなる上を目指して欲しいという希望を込めてみた次第。新型NSXの乗り心地が「イマイチ」と書くの、私くらいか？
ワインディングロードを走ってみたが、クルマの実力を引き出すようなペースにはならない。圧倒的な余裕を持っているからだ。
頑張って走る普通のクルマの後ろを、手首を捻るくらいの舵角と、アクセルを1cm踏むくらいの（少し大ゲサ）でついて行けてしまう。嬉しいことに「ユックリ走ってても楽しい」という味を持っていた。
もちろん新型NSXの限界性能は抜群に高い
スーパーカーは普通のペースで走った時も楽しくなくちゃならないと私は思っている。今回、全ての道をユックリ走ってみた。
姫路～神戸間など12.8km/Lという好燃費ペースで走ったけれど、どこでも楽しかったです！
もちろんアクセル全開にした時はキッチリ速くないとダメ。先日、鈴鹿サーキットで試乗した際、存分に試しました。新型NSXの限界性能は抜群に高いだけでなくコントローラブル。ペース上げれば上げるほど実力出てくる。
おそらく新型NSXではユーザー向けのサーキット走行会など開かれると思う。手に入れたなら、ぜひ機会を作って参加してみたらいい。ライバルに全く負けていないです。いや、コントロール性などは勝っているほど。
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1958年生まれ。ベストカーガイド編集部員を経て自動車評論家に。空気を全く読まず言いたいことを言い、書きたいことを書くので自動車メーカーから嫌われている。現在所有しているクルマは日産 リーフやトヨタ MIRAIなど多数。趣味はラリーに出場すること。人気のない（本人談）Ｗｅｂサイトを運営中。記事一覧を見る
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