N-ONEはホンダのアイコン!? 変わらない美学がそこにあった(1/2)

  • 筆者: MOTA編集部 木村 剛大
  • カメラマン:茂呂 幸正
画像ギャラリーはこちら
フルモデルチェンジといえば見た目がガラっと変わり、見ただけで「ああ、新型車だ」なんてユーザーが思うのが世の常。ところがホンダの新型N-ONEに至っては、本当に変わったの!? ってほど同じデザインで登場し、かなり世間をザワつかせている。一体なぜ、姿を変えなかったのか!? そのワケを開発者に直撃。

>>昔のイメージそのまま! デザインセンスがヤバいN-ONEの歴史がコレ

あわせて読みたい
目次[開く][閉じる]
  1. 熱狂的ファン多数! 超個性的なデザインがキモ
  2. 目指すはMINI! N-ONEはホンダの象徴になる
  3. N-ONEの将来を決めたのは無茶ブリがキッカケ!?
  4. 伝統を作れ! N-ONEで日本車が変わる

熱狂的ファン多数! 超個性的なデザインがキモ

本題に入る前にホンダ N-ONEを少しおさらい。初代N-ONEがデビューしたのは2012年のこと。今やもっとも日本で売れているクルマにまで成長したN-BOXから始まったNシリーズの第三弾としてデビューしたハイトワゴンで、第四弾に当たるN-ワゴンは正統派ハイトワゴンなのに対し、N-ONEは個性派モデルという位置付けであった。

>>やっぱりN-BOXは偉大!? 軽自動車を変えたNシリーズを一気見

もっと詳しくいうならばマイカー黎明期の1967年に登場したN360(通称Nコロ)を現代風にアレンジした、いわば復刻版のようなイメージだ。ホンダの狙い通り当時を知る5〜60代以上の方々に大ウケしただけでなく、見た目の可愛さから若年層、とくに女性から絶大な支持を集めたモデルである。

台数的にはN-BOXというお化けモデルには叶わないものの、着実にファンを獲得している隠れた名車でもあり、8年の時を経ていよいよ新型に切り替わったというイメージだ。

目指すはMINI! N-ONEはホンダの象徴になる

新旧を見比べても、正直大きな差はない。先にも述べた通り、通常クルマが世代交代する際はキープコンセプトといっても少なからず時代に即した、あるいはニーズの変化に応えるべく手を入れるのが世の常だ。にも関わらず、エクステリアに大きな変更をしなかったのは「N-ONEはホンダのアイコンと考えているから」と新型N-ONEの商品開発責任者を務めた宮本 渉氏は語る。

ホンダとしての見解はN-ONEをN-BOXのような稼ぎ頭として考えるのではなく、“ホンダ=N-ONE”となるようなモデルに育てていきたいと考えているのだ。

例えるならMINIやフィアットのチクエチェントのようにブランドの顔として捉えていると表現すればわかりやすいだろうか。

それならばわざわざ大金をかけてフルモデルチェンジをせずに、N-ONEのまんま売り続ければいいのでは? という意見もあるはずだが、ホンダの答えは違った。先進安全装備ホンダセンシングや念願のMTモデルの追加を果たすためには、どうしたって新世代プラットフォームを採用するしか術はなく、新型へと切り替えたのだ。ここまでが姿を変えずにモデルチェンジをした理由である。

N-ONEの将来を決めたのは無茶ブリがキッカケ!?

新型N-ONEのボディ外板と各種ガラスは全て初代N-ONEと同じものを使用しており、これこそが今回のキモである。

だが、これら事実から考えるに「単なるコストカットじゃないか!」と考える人も多いだろうが、それは大きな間違い。もちろんコスト削減という側面はあるものの、「N-ONEをアイコンに」という考えは昨年2019年にデビューした2代目N-ワゴンの開発スタート時まで遡る。

2017年にデビューした現行N-BOXから始まった第二世代のNシリーズは、先進安全装備ホンダセンシングなどの次世代技術や走行性能向上のためにプラットフォームを一新しているのはご存知の通り。N-ワゴン&新型N-ONEもその流れを汲んだモノを採用しているのだが、この開発当時のエピソードが非常に興味深いのだ。

前述の宮本氏は「可能ならば初代N-ONEと同サイズのボディパネルを使えるように開発してほしい」とプラットフォーム開発チームに打診したのだそう。

エンジンやタイヤなどの必要最低限必要なパーツのほかに、今は衝突被害軽減ブレーキなどの先進装備も加わる。しかも軽自動車とあらば、限られた寸法でレイアウトする必要があるため、その要求は無茶ブリに等しいモノなのだが、開発チームは見事やってのけたのだ。

クルマ好きの方ならピンとくるだろうが、通常プラットフォームが変わってしまえば、同じボディパネルを使うなんてことは不可能に近く、これまでの自動車史を考えても前例はほぼなし。

通常、刻々と変化する衝突安全などの法規をクリアすべく、ボディサイズが大きくなってしまうこともしばしば。同じサイズで、しかもまったく同じボディ外板やガラスを使うなんてのは不可能に等しいのだ。

簡単にまとめると、現行N-ワゴンの開発をスタートした2014〜15年頃には、すでに次のN-ONEは同じボディ外板を使い、“イメージをそのままに新世代に進化させたい”という考えがこの頃からあったというワケだ。

ホンダ/N-ONE
ホンダ N-ONEカタログを見る
新車価格:
159.9万円202.3万円
中古価格:
29.9万円290万円
1 2 次へ

寝転んだままでマイカー査定!

車の買取査定ってシンプルに「めんどくさい」ですよね。 鬼電対応に、どこが高く買い取ってくれるか比較しつつ・・・といった感じで非常にめんどくさい!

MOTA車買取なら家で寝転んだままマイカー情報をパパッと入力するだけで愛車の売値を知れちゃいます。

MOTA車買取はこちら

もちろん鬼電対応や、他社比較に時間を使う必要は一切なし! 簡単45秒登録で数ある買取社の中からもっとも高値で買い取ってくれる3社だけがあなたにオファーの電話を致します。

MOTA車買取はこちら

この記事の画像ギャラリーはこちら
筆者MOTA編集部 木村 剛大
監修トクダ トオル (MOTA編集長)

新車の見積もりや値引き、中古車の問い合わせなど、自動車の購入に関するサポートを行っているMOTA(モータ)では、新型車や注目の自動車の解説記事、試乗レポートなど、最新の自動車記事を展開しており、それらの記事はMOTA編集部編集長の監修により、記事の企画・取材・編集など行っております。MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ
ワンランク上の宿で、贅沢なひとときを... 金乃竹塔ノ澤
人気記事ランキング

愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?

  • 複数社を比較して、最高値で売却しよう!

    新車や中古車を購入する際、今乗っている愛車はどのように売却していますか?1社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目指しましょう。

  • MOTA車買取は、ネット上で売値がわかる。望まない営業電話なし!

    よくある一括査定で、最も嫌なのが「望まない買取店からの営業電話」。MOTA車買取は、この望まない営業電話をなくした画期的なサービスです。最大10社以上がネットで査定し、高値を付けた3社だけから連絡がきますので安心。

新車・中古車を検討の方へ

【クルマ比較ch】MOTAでは同価格帯の車種の内外装を動画で徹底比較!

MOTAではYoutubeでも、様々な車種の内外装比較動画をアップ! 「悩んでいる車種がある」「購入を検討している」という方は是非チャンネル登録をお願いします!

おすすめの関連記事

ホンダ N-ONEの最新自動車ニュース/記事

ホンダのカタログ情報 ホンダ N-ONEのカタログ情報 ホンダの中古車検索 ホンダ N-ONEの中古車検索 ホンダの記事一覧 ホンダ N-ONEの記事一覧 ホンダのニュース一覧 ホンダ N-ONEのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる