新型シビック e:HEVの「スポーティな爽快感」は走りからも内装からも存分に感じられる! ガソリンモデルとの違いとは

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ホンダは2022年4月14日(木)、ハッチバックモデルのシビックにハイブリッドモデルとなる新型シビック e:HEVを追加して2022年7月に発売すると発表した。

発表に合わせて専用ページを先行公開している。

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  1. 新開発の2.0Lエンジンと2モーターハイブリッドを組み合わせた新型シビック e:HEV
  2. 発進や加速などパワーが必要なところではモーター走行、高速クルーズ時にはエンジン走行と効率的に使い分けることができる
  3. 液晶メーターはタコメーターのようなエンジン回転数と連動した演出が施され、スポーティな印象に!

新開発の2.0Lエンジンと2モーターハイブリッドを組み合わせた新型シビック e:HEV

2022年7月に発売を予定するホンダ 新型シビック e:HEVには、新開発となる2.0L直噴エンジンと独自の2モーターハイブリッドシステムe:HEVの制御システムを搭載する。

開発のコンセプトは「爽快スポーツ e:HEV」。新型シビックが持つ基本性能のよさはそのままに、進化したe:HEVによるスポーティで爽快な走りを新たに提供することを目的に、高い燃費性能とスポーティかつ上質な走りを両立した。

発進や加速などパワーが必要なところではモーター走行、高速クルーズ時にはエンジン走行と効率的に使い分けることができる

新開発のエンジンは104kW/182Nmを発揮する2.0L直噴エンジンで、街中などでの走行時は発電用モーターの原動力として、高速クルーズ時には車輪と直結し、エンジン走行を担っている。さらに世界トップレベルとなる約41%の最大熱効率で燃費向上に寄与する。直噴化によりトルク、燃費性能を向上させながら、遮音材などを最適に配置することで静粛性も高めた。

ハイブリッドシステムはコンパクトに高出力パワーを生み出す発電用モーターと153kW/315Nmを発揮する走行用モーターを搭載した2モーターだ。このエンジンとハイブリッドの組み合わせにより、実際に走ってみるとエンジン音からして軽やかで、吹け上がりも「爽快」の一言。エコ性能を重視しながらも、かなりスポーティな性格が与えられているのがわかる。

また新型ダンパーを採用することによって防振/防音性能を高めている。さらにシステムの制御としてアクセルを踏んだ瞬間からリニアな加速を提供する「ダイレクトアクセル」や、エンジン回転数を段階的に制御することでリズミカルなエンジン回転数の変化とエンジン音を届ける「リニアシフトコントロール」も採用されている。

液晶メーターはタコメーターのようなエンジン回転数と連動した演出が施され、スポーティな印象に!

エクステリアにも細かな変更がなされた。ボディ前後のエンブレムにはブルーを取り入れ、エコカーであることを想起させる。

また、グリルやサイドのウインドウモール、ミラーの一部にはグロスブラックの表面処理加工が施された。さらにリアのバンパーガーニッシュは既存のガソリンモデルとは異なるe:HEV専用形状となり、e:HEVのエンブレムも追加されている。

インテリアにはe:HEV専用の10.2インチデジタルグラフィックの液晶メーターを採用し、ボタン式のシフトセレクターを装備。液晶メーターは加速時にはタコメーターのようなエンジンの回転数と連動した動きに、減速時はバッテリーへの回生状況を表現する。

さらに、ガソリンモデルの上位グレード「EX」と同様、BOSEのオーディオシステムや運転席8ウェイ、助手席4ウェイのパワーシート、アダプティブドライビングビームヘッドライト、ワイヤレススマートフォンチャージャーなどが標準装備される。

また、ドライブモードとして「NORMALモード」「SPORTモード」「ECONモード」に加え、パワーやステアリングフィールなどを個別に設定できる「INDIVIDUALモード」も用意した。

特にSPORTモード選択時にはエンジン回転とシンクロした音をプラスする「アクティブサウンドコントロール」も設定される。実際の走行フィールからも、聴覚的にもスポーティな雰囲気が存分に感じられるのが魅力的だ。

ボディカラーはプラチナホワイト・パール、クリスタルブラック・パール、ソニックグレー・パール、プレミアムクリスタルレッド・メタリック、プレミアムクリスタルブルー・メタリックの5色が設定されている。

価格などは発表されていないが、正式な登場が楽しみな一台だ。

【筆者:篠田 英里夏(MOTA編集部)】

ホンダ/シビック
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新車価格:
344.9万円430.8万円
中古価格:
37.6万円656.6万円

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篠田 英里夏(MOTA編集部)
筆者篠田 英里夏(MOTA編集部)

クルマ好きが高じて、大学卒業後は自動車専門紙の記者や自動車メディアの編集を経験し、現職に至る。MOTA編集部ではこれまでの知識を生かし、主に記事制作や取材、企画などを担当。最近ではeモータースポーツのレースにもたびたび参戦している。記事一覧を見る

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