ランクルのライバルが日産にもあった! 日本で売ってない「日産 パトロール」が大きくてカッコいい
- 筆者: MOTA編集部
国産のフルサイズSUVといえば“ランクル”こと「ランドクルーザー200」だが、海外に目を向けると日産にもど真ん中のライバルモデルが存在している。その名は「日産 パトロール」。北米では「アルマーダ」として売られ、インフィニティ版の兄弟車として「QX80」も存在する。これがまた、日本売っていないのが不思議なくらいカッコいい四駆なのだ!
日本ではかつて「日産 サファリ」として売られていた
日産 パトロールは、戦後間もない日本に発足した警察予備隊(のちの自衛隊)向けとして1951年に開発された四輪駆動車に端を発する。ランクルことトヨタ ランドクルーザー(こちらも同様に警察予備隊向けとして同年スタート)と同様に、非常に歴史の長いモデルだ。
日本では1980年登場の3代目(160型)より「日産 サファリ」の名前に変更されたが、海外向けではそのままの名で継続。日本国内向けのサファリが5代目(Y61型)で2007年に販売を終えた後も、2010年には6代目(Y62型)の現行モデルが登場し、今に至っている。
マイチェン直後だが北米では近々フルモデルチェンジを実施予定
現行型パトロールは現在も、中東やアフリカ、アジアなどで販売。堂々たるスタイルでなかなかの存在感を放っている。2019年にはマイナーチェンジを実施し、デザインをリニューアルした。Vモーショングリルや異形ヘッドライトなどを採用し、さらに個性を増しているのが写真でもわかるだろう。
日産 パトロールのボディサイズは、全長5175mm×全幅1995mm×全高1940mm、ホイールベースは3075mm。ライバルのトヨタ ランドクルーザー200が全長4950mmx全幅1980mmx全高1870mm、ホイールベース2850mmに対し、ひと回り大きなサイズとなっている。
搭載されるのはV8 5.6リッターガソリンエンジン。最高出力298kW、最大トルク560Nmを発揮する(数値はオーストラリア仕様)。
北米ではフルモデルチェンジも示唆
日産 パトロールは、北米などではアルマーダの名前で売られる。さらに兄弟車として日産の高級車ブランド向け上級モデル「インフィニティ QX80」もある。
なお2020年5月に発表された日産自動車 2020-2023年度事業構造改革計画「NISSAN NEXT」では、アルマーダのフルモデルチェンジが示唆された。
アルマーダはパトロールとは独立した車種となるのか、それともパトロールも追ってモデルチェンジを迎えるのかは、現時点では不明だ。
日本では持て余しそうな巨大サイズではあるが、国内でもフルサイズSUVの需要はない訳ではない。何よりパトロールは日本の日産工場で製造され世界へと運ばれている。限定的におひざ元の日本へも導入してみるのもいかがだろうか。
>>日産 サファリの後継車「パトロール」を写真でもっと見てみる
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