国産ホットモデル 徹底比較(1/4)
- 筆者:
- カメラマン:島村栄二
スポーツカーの数がめっきり減ってきた中で、かわってその役目を担うようなったと思えるのがこのカテゴリーだ。ベースモデルはファミリーカーやコンパクトカーでありながら、ハイパワーエンジンを搭載し、足まわりを鍛え、内外装をスポーティに仕立てるなどしたホットモデルがラインアップされている。
ピュアスポーツカーほどではないが、スポーツカーに負けないエキサイティングな走りを楽しめるクルマである。
シビック・タイプRは、2007年3月に登場したばかり。ホンダによると、「サーキットを含むあらゆる走行シーンで人とクルマの一体感ある操るよろこびを目指して開発」したとのことで、レーシングテイスト~走る楽しさを徹底追求したスポーツモデルである。
ホンダのチャレンジングスピリットを象徴する存在である。今回の中では、唯一の4ドアセダンで、自然吸気エンジン搭載車となる。
2003年10月にデビューしたアクセラのハイパフォーマンスバージョンとして、2006年6月のアクセラのマイナーチェンジ時に追加されたのがマツダスピードアクセラだ。大型エアロバンパー、スポーティグリル、ルーフスポイラー、18インチタイヤなどを身につけ、見た目からして標準モデルとは明らかに異質の雰囲気を放つ。
最高出力194kW[264ps]/最大トルク380Nm[38.7kg-m]を発生する直噴ガソリンターボエンジン「MZR2.3L DISIターボエンジン」を搭載。このクラスのFF車としては最高レベルの加速性能を誇る。
2006年5月、コンパクトカーのコルトの高性能バージョンとして、従来の「コルト・ラリーアート」に代えて設定。より本格的なスポーツドライビングを楽しみたいユーザーを対象に、コンパクトスポーツにRevolution=革命を起こしたいという願いから「Version-R」とネーミングされた。
エンジンの高性能化、ボディの高剛性化、サスペンションのスポーツチューニング、16インチタイヤの採用など運動性能を高める改良を随所に施している。従来のCVT車に加えてゲトラグ社製5MT車が設定され、車両価格は5MT車/CVT車ともに197万4000円の同価格となっているが、今回はMT車を持ち込んだ。
3台の素性、走りの方向性、それぞれのキャラクターを探る。
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