【比較】日産 新型エクストレイル vs スバル フォレスター どっちが買い!?徹底比較(1/2)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
日産 新型エクストレイル vs スバル フォレスター -エクステリア対決-
今回の「どっちが買い!?徹底比較」は、「日産 新型エクストレイル」と「スバル フォレスター」の2台を比較してみよう。
両車とも2リッターエンジンを搭載するミドルサイズSUVで、その人気の高さは皆さんもご存じの通り。エクストレイルは新型となって、北米で販売されるローグとボディの基本部分を共通化したこともあり、先代に比べるとエクステリアは大きく変わった。
従来のエクストレイルは直線基調のデザインだったが、新型エクストレイルでは丸みを持たせている。
一方、フォレスターは初代と2代目はワゴン風の外観だったが、3代目で背の高いSUVらしいデザインとなり、現行となる4代目フォレスターではこの傾向をさらに強めた。その結果、両車の外観が似通ってきている。
ボディサイズを比べると、新型エクストレイルがフォレスターよりも「45mm 長く」「25mm 幅広く」「20mm 高い」。若干ではあるが新型エクストレイルが大柄だ。
ホイールベース(前輪と後輪の間隔)も、新型エクストレイルが「65mm 長い」。そのため、最小回転半径は新型エクストレイルが「5.6m」でフォレスターは「5.3m」。小回り性能は、ホイールベースの短いフォレスターが勝る。
視界については、先代のエクストレイルはSUVの中では最も周囲が見やすくてボンネットもキッチリと視野に入ったのだが、新型エクストレイルではこの特徴が失われ、フロントウィンドウが寝かされてボンネットもフォレスターに比べて視野に入りにくい。さらにボディ後端のピラー(柱)を太くデザインしたので、斜め後方の視界も削がれた。
結果、取りまわし性はフォレスターが勝っている。
なお、新型エクストレイルでは荷室に3列目のシートを備えた「7人乗り」仕様も設定されているが、これには注意したい。なぜなら、新型エクストレイルの3列目シートは完全な「補助席」だからだ。
シートが小さく、床と座面との間隔も乏しいから膝が大きく持ち上がってしまう。そして、3列シート仕様には2列目のスライド機能が装着され、スライドを前寄りにセットしないと3列目の足元が窮屈で人が座ることが難しい。そのため、3列シート全てに人が座った場合には3列目だけでなく2列目シートの足元も窮屈になってしまい、多人数の移動は短距離に限られてしまうだろう。
だが、例えば1年間に数回、短距離を多人数で移動するためにミニバンを買うのはムダが多いからなど、ニーズによっては新型エクストレイルの7人乗りを選ぶ価値もあるので、購入検討している方は一度3列目シートに実際に座って確かめて頂きたい。
さらに、7人乗りの2列目シートは5人乗りに比べて足元が少し狭いことも注意点だ。スライド位置を後端に寄せても、5人乗りよりは20mmほど前側に位置するから、広々感が少し削がれる。
3列目仕様の新型エクストレイルの価格アップは7万2,360円。スライド機能と併用だから妥当だが、決して安い装備ではない。
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