レクサス 新型IS vs BMW 320d どっちが買い!?徹底比較(1/3)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
【レクサス 新型IS vs BMW 320d ~“注目のスポーティセダン”2車種を徹底比較~】
レクサスが日本に上陸してから、2013年8月で丸8年を迎える。2012年1月にGSがフルモデルチェンジを受け、2013年5月16日にはISが一新。
ミドルサイズの新型ISは、全長4665mm、全幅1810mm、全高1430mm。先代に比べると80mm長く、15mm広いが(全高は同じ)、2リッターを超えるエンジンを積んだセダンではコンパクトな部類だ。日本の道路環境に合ったレクサス車だろう。
新型ISはプラットフォームに大幅なテコ入れが図られた。ボディの前側と中央部分は基本的に2003年に登場した12代目トヨタクラウンを踏襲するが、燃料タンクから後方は、現行GSと同じく刷新されている。従ってプラットフォームの後部は現行クラウンと異なり、全幅は1810mmと少し幅広い。新型ISの開発者は「プラットフォームを改善しながら、可能な限り全幅を抑えて1810mmに収めた」と言う。
エンジンはクラウンアスリートと基本的に同じ組み合わせ。ノーマルタイプはV型6気筒の2.5リッターと3.5リッターで、直列4気筒2.5リッターのハイブリッドもそろえる。
車両価格は2.5リッターのIS250が420万円、3.5リッターのIS350が520万円、ハイブリッドのIS300hは480万円。IS300hはIS250よりも60万円高いが、LEDヘッドランプなどを装着し、実質的な価格差は50万円少々。
【レクサス 新型IS vs BMW 320d ~“ISのベストグレード”とは?~】
意外に高価なのはIS350。この3.5リッターはツインインジェクターだから高コストだが、車両価格をIS250と比較すると100万円の開きがある。装備の違いを補正しても、エンジンの価格差は90万円前後に達する。
一方、クラウンでは、装備の違いを補正すると2.5リッターと3.5リッターのエンジン価格差は約45万円。ISの割増し額はクラウンの約2倍だ。
レクサス車では2.5リッターに対して3.5リッターの割高感が強く、推奨しにくいグレードになる。
となればISで選ぶべきはハイブリッドのIS300h。エンジンとモーター駆動を合算したシステム最高出力は220馬力で、215馬力のノーマル2.5リッターよりも余裕を感じる。
そしてISの場合、ノーマルエンジン車にはアイドリングストップすら装着されない。JC08モード燃費は、IS300hが23.2km/L、IS250は11.4km/Lにとどまる。
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