竹岡圭のドライブvol.29 カヌーによる癒しの旅・氷上(2/4)

  • 筆者: 竹岡 圭
  • カメラマン:原田淳
竹岡圭のドライブvol.29 カヌーによる癒しの旅・氷上
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フォレスト&ウォーター」

今回お世話になったのは「フォレスト&ウォーター」のみなさん。優しくて親切なスタッフばかりだし、ログハウス風のお店もキレイだし、更衣室なんかもちゃんとしてるしで、女の子やお子様連れでも安心です。オトコマエなオンナと業界で名高い私でも、やっぱり着替えるところとか、お手洗いとかは、キレイなほうが嬉しいに決まってますからね。

というわけで、キレイに管理されているウェットスーツとライフジャケットをお借りして、いざ出陣です。街道沿いにあるお店から、奈良俣湖までかるがる走行。この奈良俣湖というのは、ダム湖なんですけど、下に村などが沈んでいるワケではないので、霊感の強い人でも心配はいりません。ちなみに私も、な~んにも感じませんでしたから。

さて、記念写真を撮影したら、いよいよファルトボートに挑戦です。このファルトボートというのは、いわゆるカヌーの一種なんですけど、アルミフレームだから軽くて、バラしてしまえば専用のボストンバッグのようなものに収まってしまうくらいの大きさになっちゃうんですって。サーフボードや自転車のように、ファルトボートかついで遠出する人もたくさんいるらしいですよ。そしてこのファルトボートは、サイドに空気を入れる構造になっているので、ちょっとやそっとじゃひっくり返らないそう。初心者にも安心ってワケなんですね。

まずは、地上でオールの使い方の練習。右利きの私は、まず右側を普通にかいたら、クイッとスクーターのスロットルを操作するがごとく左手をひねって左側をかくっていう動作でOKだそう。なんか頭で考えながらやるとこんがらがっちゃいそうだけど、まずは乗っちゃいましょう!ってことで、オールでボートを安定させて、腰からボートに滑り込みます。と、あら不思議。インストラクターの伊津野さんのスペシャルな指導のおかげで、あっという間にカタチになっているじゃありませんか。案ずるより産むがやすし。なんだかスイスイ~ッと水すましのように、ボートが滑っていくんですよ。

となると、いかに効率よく早く漕げるか、なんてことにトライしたくなってきちゃうのが、悲しい性だったりして。どうも、私はオールで水をすくい上げてしまうクセがあるようなので、この辺り直さないとダメかもしれません。そんなひとり研究をしていたら「楽しめばいいんですよ。楽しめば!」とのお声が降ってきました。確かに競技に出るわけじゃないから、楽しむことが先決ですよねっ!いかんいかん。

でも、ファルトボートは安定して浮いているので、ゴロンと寝転がりながら、読書でもしたらさぞかし気持ちイイだろうな~なんて想像しちゃいました。プライベートでまた絶対来たいなぁ~って、本気で思いましたからね~。実は、カヌーって前から興味はあったんですけど、なんだかいろいろ事前の準備が大変そうで・・・なんて思って尻込みしていたんです。こんなに簡単にトライできるなら、もっと早くやってればよかったって感じ。まぁ、全部貸していただけて、オマケにレクチャーしていただいてるからなんですけど、本当に気軽にできちゃうので、かなりオススメですよ~。アクティブに遊ぶのもいいですが、水の上に浮かんでいると、癒し効果も抜群ですから!

さて、ファルトボートも気持ちいいけれど、大浴場でも誰も入っていないとついつい泳いでしまう、何を隠そう元水泳選手の私のこと、水辺にいるとどうしても泳ぎたくなっちゃうんですよね~。というわけで、今回も泳いでしまいました!

というのも、ライフジャケットで、どのくらい人間が浮くものなのか、すごく興味があったんですよ。結果は、本当に浮いていられてビックリ!まぁライフジャケットっていうくらいだから当たり前なんですけどね。でも、ライフジャケット着ていると、浮いちゃうので泳ぎにくいんですよ。その代わりといっちゃなんですが、立ち泳ぎはいつまでもしてられるので、いやはやこちらもかなり楽しかったです。

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竹岡 圭
筆者竹岡 圭

OLを経て、自動車専門誌を皮切りに、モータージャーナリスト活動を開始。国内外のレース、ラリーなど自らモータースポーツ活動に関わりながら、海外のモーターショーを精力的に回るなど、なにごとにも積極的に取り組んできた結果、近年は一般誌、女性誌、Web媒体、新聞、TV、ラジオなど、その活動はとても多彩なジャンルに広がっている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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