クルマでしか味わえない!辺境グルメ旅Vol.2「アナタは、本当の富士宮やきそばを知っているか!?」(2/3)

  • 筆者: Art- Foods
  • カメラマン:Art-Foods/オートックワン編集部
クルマでしか味わえない!辺境グルメ旅Vol.2「アナタは、本当の富士宮やきそばを知っているか!?」
富士宮やきそば・お好み焼・鉄板焼「うるおいてい」[静岡県富士宮市] 「うるおいてい」[静岡県富士宮市] 五目焼そば 「うるおいてい」[静岡県富士宮市] 五目焼そば 「うるおいてい」[静岡県富士宮市] うるおい焼きそば 「うるおいてい」[静岡県富士宮市] うるおい焼きそば(写真は2人前) 「うるおいてい」[静岡県富士宮市] うるおい焼きそば 「うるおいてい」[静岡県富士宮市]店主、高野勝也氏 「うるおいてい」[静岡県富士宮市] 「うるおいてい」[静岡県富士宮市]オリジナルの特製辛子味噌 富士宮やきそばにひと味加えると新たな魅力を発見させてくれる。 「うるおいてい」[静岡県富士宮市]の店の前を流れる富士川の支流・潤井川(うるいがわ)。桜の名所としても地元に愛されている。 潤井川(うるいがわ)に架かる「うるおい橋」 画像ギャラリーはこちら

店主自ら調理して頂く富士宮やきそばのスタンダード

「うるおいてい」[静岡県富士宮市] 五目焼そば「うるおいてい」[静岡県富士宮市]オリジナルの特製辛子味噌 富士宮やきそばにひと味加えると新たな魅力を発見させてくれる。

ボクたちが注文したのは、スタンダードな富士宮やきそばと、「うるおいてい」さん特注の麺を使用した“うるおい焼そば”の二種類。

特注の麺とは国産小麦100%使用の香り高いもので、この本店のみのスペシャルメニュー、県内外にある支店では提供されない。

先ずは店主の高野氏自らスタンダードな富士宮やきそばを調理して下さった。

平成五年にオープンして以来使われている鉄板で手際よく焼かれてゆく焼そばは、一人前630円の「五目焼そば」で、使用される麺は市内の老舗製麺店のもの、豚バラ・イカ・エビが入っている。もちろんお約束の“肉かす”(豚の背油を絞った脂肪部分の残り)や、たっぷりキャベツが構成要素だ。ここに八種類のソースをブレンドした自慢の特製ソースや、イワシのみの“だし粉”で仕上げる。とにかくホンモノを追及してこだわりまくった高野氏が完成させた、超一級品の富士宮やきそばである。

立ち上がる湯気やソースのコゲた香りが堪らない刺激だ。もうこのヴィジュアルだけでもイッてしまうヒトは多いのではなかろうか、喰えばもっとヤバいのよね…ベツに高価な特注麺じゃなくたって、充分に美味しいとも言える。意外に優しいお味は薄っぺらなものではなく、ラードのコクやイワシ粉の効果もあってジツに深い。

そしてここに、お店特製の辛子味噌をチョイと添えてやると、また別のお料理のように素早く変身するのだな、ガーリックの香りも効いていて、ヤキトリにつけて食してみたくなるような旨味や辛味がある。

ただでさえ美味しい富士宮やきそばが、こうして違う角度で二度楽しめるというお得感も、このお店が流行るワケかも知れない。

ヨダレ必至の特注麺スペシャル焼きそばも注文!

「うるおいてい」[静岡県富士宮市] うるおい焼きそば「うるおいてい」[静岡県富士宮市]店主、高野勝也氏

そして次はいよいよ特注麺の“うるおい焼そば”だ。

レギュラーの麺に比べて若干くすんだ色であること以外は、これと云った差異は見た目には感じられないが、高野氏曰く吸水率が違うので、調理中に加える水の量やソースの加減にも特別な神経を払うらしい。

麺の違いだけでなく、具にもあわび茸やタマゴがプラスされて半熟状態で絡む…という所謂ヨダレ垂れ流し状態必至のインパクトがある[↑TOP画像をご覧アレ!]。ああ美味いったらありゃしない!

コレを喰ったらもうアト戻りは出来ないのよ、覚悟して食すべし…と申し上げたい。

麺の旨味と香りが違う。しかし矢鱈にコーフンするようなものではなく、静かにそっと優しく押し寄せるヨロコビがあって、いくら美味しくても飽きがくるような特殊なものでは決してない。ジツにクオリティーの高い、言い方を変えると小麦のピュアな風味がしっかり活きているカンジがする。そしてこれは一日20食限定なので、週末・休日の繁忙時にしか来店出来ない向きは、ぜひお電話での予約をお勧めする次第だ。

「うるおいてい」[静岡県富士宮市] うるおい焼きそば

ちょっとスペシャルなスペックではあるけれど、富士宮やきそばのファーストステップそして最終到着地としても、文句のつけようのないお店が「うるおいてい」さんだ。

そのお味の信頼度は、コンビニチェーン「サークルKサンクス」の限定カップ焼そばに「うるおいてい」さんがコラボレーションしたり、ベビースターラーメンにも登場していることで証明される。焼そばだけでなくお好み焼きも本当に美味しいし、他の鉄板焼メニューも豊富なので、クルマで行くのもイイけれど、出来れば二度目の訪問の際にはビールをお伴に出来る体制で挑みたい。

うるおいてい

 住所:静岡県富士宮市淀師415-2/TEL:0544-24-7155/FAX:0544-26-3924/営業時間(平日)11:30~14:00、16:30~20:00/(土日祝日)11:00~19:00/定休日:月曜&第三火曜日/URL:http://www.uruoi-tei.com/ /E-Mail:uruoitei@mail.wbs.ne.jp

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Art- Foods
筆者Art- Foods

1958年静岡県清水市(現・静岡市)生まれ。富士宮市在住。静岡大学教育学部美術科卒。料理はアートだ!とお皿をキャンバスにしてユルい食文化を綴り描く。クルマはルノーを二台・・・仕事にはカングー、そしてプライベートはメガーヌと使い分け、フレンチのエスプリを楽しんでいる。自身のサイト「artなfoodsのDiary」は間もなく1800日を超えるエントリー。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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