日本版コンシューマレポート -ダイハツ タント ユーザー試乗レビュー-(4/6)
- 筆者: 桃田 健史
タントのユーザー評価・レビュー/ドライビング
「乗ってみたら、ビックリした!」。
「タント」に関するこうした声、ダイハツディーラーの方なら毎日のように聞いているはずだ。それほどまでに「タント」は、外から見るのと中に入ってみるのでは大違い。さらに、実際に運転してみると、さらに大きな違いを感じる。
「タント」は実に不思議なクルマだ。「試乗前後でイメージが変わったか?」の設問で「変わった」は32.3%。
以下が、その全回答である。
「試乗前後でイメージが変わりましたか?」変わったと答えたユーザーの回答
・想像以上に開放感があった。後席の足元スペースは軽とは思えない (たむたむさん 徳島県)
・思っていたより高速道路で快適に走行できた (ぺこりさん 兵庫県)
・実車に乗ってみると、思ったよりも広くて驚いた。 (ヒロサワさん 新潟県)
・前のより馬力がよかった (ヤマグチさん 大阪府)
・重量感がかんじられる。ワイパーを動かす際に、コラムシフト部分に指が引っ掛かり使いずらい (バンさん 埼玉県)
・4.5年前の軽自動車と比べて普通自動車に近づいている感じがした (satomaru777さん 京都府)
・内装が思っていた以上に出来が良く非常に落ち着くし、また、室内の広さに驚いた (ヤマダさん 福井県)
・ハイトワゴンということで躊躇したイメージがくつがえされました。運転しやすいです (sidewaylookさん 群馬県)
・プラットフォームはムーヴと同じであり、タイヤサイズも同じであったので、似たような乗り味を想像していましたが、13インチタイヤに対して上屋があまりにも重いようで、常にタイヤのたわみを感じながら運転することになりました。14インチ仕様に乗ると、こちらは問題なく、13インチは不適切であると結論付けられます (GONTAさん 兵庫県)
そして、試乗後の感想では「実物より大きなクルマに乗っている感じがした」が71.0%。
「視界が良く、運転が楽だった」が61.3%と高い数値を示した。
インテリアの項で紹介したように、タントの車内の広さ感は「ケタ違い」。
実際に運転してみると、その「ケタ違い」が、非日常的な走行体験に結びついていく。
この他、試乗後の感想では「車内がとても静かだった」35.5%、「エンジンパワーが物足りなかった」38.7%、が目立つ。
「どうせ、軽自動車でしょ」という感覚で、「タント」に接すれば接するほど、遮音性の高さに驚くはずだ。
660ccの小型エンジン特有の「安っぽい音のイメージ」も、「タント」ではかなり和らいでいる。
また、「エンジンパワーの物足りなさ」については、4AT車で感じられる。ひとり乗車でも、少々勾配のある坂道ではDレンジでは失速する。
コラムシフトで2段ダウンして床までアクセルを踏み込む状況も多い。
こうした場面では「やっぱり軽だから、仕方ないか・・・」と思う。だが、これがCVTになると状況は好転する。
登り坂にしても、高速道路での追い越し加速にしても、「あれ?これってターボ付いていたっけ?」と錯覚するような、粘りある伸びを見せる。
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