ダイハツ ミラココア グレード比較(4/4)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:ダイハツ工業株式会社/小平寛
ミラココア プラスG/国内初採用のバックモニター内蔵ルームミラー付
「G」グレードはミラココアの最上級グレードで、ココアプラスにだけ設定されているグレードだ。
搭載エンジンやトランスミッションはココアプラスXと同じだが、ココアプラスGにはココアプラスXに対して5万円高い130万円の価格が設定されている。
では、5万円の価格差の内容というと、一番の違いはバックモニター内蔵ルームミラー(自動防眩機能付き)だ。
車両後部のダイハツマークの部分にCCDカメラが装備されていて、シフトレバーをRに入れると、リヤカメラで映し出した映像をルームミラーの左端の部分に映し出す。
画面があまり大きくないので特に見やすい映像とはいえないが、カーナビ装着率の低い軽自動車ではカーナビ用の液晶をバックモニターに使うことができないので、このミラーはカーナビのないクルマの後方視界を確保するためのひとつの解決法になる。
他に装備の違いと言えば、本革巻きステアリングホイール、リバース連動リヤワイパーなどがあるが、ココアXにバックモニター内蔵ルームミラーパック(リバース連動リヤワイパーもセット)をオプション装着した場合4万3,050円かかることから、5万円の価格差の大半はこの「バックモニター内蔵ルームミラー」で占められている。
バックモニターは安全装備なので、予算が許すのであればココアプラスGを選ぶか、またはココアXを選んでオプション装着するのが良いだろう。
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