【解説】ダイハツ 新型コペン 新型車解説/渡辺陽一郎 -200万円を切る価格で登場-(2/4)

  • 筆者: 渡辺 陽一郎
  • カメラマン:オートックワン編集部・ダイハツ工業
【解説】ダイハツ 新型コペン 新型車解説/渡辺陽一郎 -200万円を切る価格で登場-
ダイハツ 新型コペン(COPEN)[プロトタイプ/2014年6月発売予定] ダイハツ 新型コペン(COPEN)[プロトタイプ/2014年6月発売予定] ダイハツ 新型コペン(COPEN)[プロトタイプ/2014年6月発売予定] ダイハツ 新型コペン(COPEN)[プロトタイプ/2014年6月発売予定] ダイハツ 新型コペン(COPEN)[プロトタイプ/2014年6月発売予定] ダイハツ 新型コペン(COPEN)[プロトタイプ/2014年6月発売予定] ダイハツ 新型コペン(COPEN)[プロトタイプ/2014年6月発売予定] ダイハツ 新型コペン(COPEN)[プロトタイプ/2014年6月発売予定] ダイハツ 新型コペン(COPEN)[プロトタイプ/2014年6月発売予定] ダイハツ 新型コペン(COPEN)[プロトタイプ/2014年6月発売予定] ダイハツ 新型コペン(COPEN)[プロトタイプ/2014年6月発売予定] 画像ギャラリーはこちら

キーワードは「D-Frame(ディー・フレーム)」と「DRESSFORMATION(ドレスフォーメーション)」

ダイハツ 新型コペン(COPEN)[プロトタイプ/2014年6月発売予定]

問題は新型コペンの何が「今まで通り」ではないのか、だ。それはボディ構造の「骨格+樹脂外板化」にあるという。

まずは「D-Frame(ディー・フレーム)」と名付けられた「骨格」からだが、プラットフォームの基礎部分は「ダイハツ ミライース」と共通。ボディの底面からボディサイドまで入念な補強が施され、先代コペンに比べて上下の曲げ剛性は3倍、捩り剛性は1.5倍に達する。ボディの「土台」がしっかりと造り込まれている。

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ダイハツ 新型コペン(COPEN)[プロトタイプ/2014年6月発売予定]

そして、堅牢な骨格の上に成り立つのが「今まで通り」ではない樹脂外板化だ。ボディに樹脂部品を使うのは珍しくないが、新型コペンでは外装を13個の樹脂パーツで構成し、その内の11部品を交換可能にしている。前後のフェンダーとバンパー、ボンネットやトランクフード、フューエルリッドなどだ。

ダイハツでは、これを「DRESSFORMATION(ドレスフォーメーション)」と呼んでいる。

アフターパーツメーカーにも車両情報を開示

ダイハツ 新型コペン(COPEN)[プロトタイプ/2014年6月発売予定]

樹脂外板部品はボルトで固定され、ユーザーが好みに応じて脱着(着せ替え)できる。開発者によれば、エアロパーツなどを手掛けるアフターパーツのメーカーにも車両の情報を開示して、外装パーツを開発しやすくするという。今までにも外装のドレスアップは数多く行われてきたが、コペンでは開発や取り付け作業をスムーズにできることがメリットだ。価格の引き下げにも繋がるだろう。特に軽自動車はボディサイズが厳しく制限されているから、メーカーの情報開示は大切になる。

ダイハツ 新型コペン(COPEN)[プロトタイプ/2014年6月発売予定]

交換可能な部分は内装にもおよび、運転席と助手席の加飾パネル、オーディオクラスターなども含まれる。こういった面白さが加わると、クルマのイメージも変わるかも知れない。オジサン世代の私としては、1960年代に販売されていたダイハツコンパーノスパイダー(って知ってますか?)みたいな外観にアレンジしたいなど、その程度のイマジネーションだが、若いデザイナーが手掛ければ、カッコイイ外観も期待できるだろう。って、何だか解説になってない…。トホホ。

気を取り直してメカニズムの話題に移ろう。

[次ページへ続く]

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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