クライスラー 300 SRT8 試乗レポート/今井優杏(1/3)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:オートックワン編集部
クライスラー最強のラグジュアリースポーツカー
永らく迷走していたクライスラーの、日本復活劇の第一弾モデルとなったのはコンパクトカーであるイプシロンとラグジュアリーセダンの300Cあらため「クライスラー 300」だったが、この春(3月2日販売開始)はやくもその300のハイパフォーマンスモデルが発売された。
「クライスラー 300 SRT8」である。
今回はこの300 SRT8でロングドライブの機会を得たのでレポートしたい。
そもそもベースとなる300が入ってきたときも質感の高い走りが印象的で、「アメ車もここまで来たか!」と鮮烈に感動したものだったが、300 SRT8は“クライスラー最強のラグジュアリースポーツカー”と自負する通り、ベース車よりもさらに鍛え上げられたパフォーマンスと、クライスラーらしい(というかアメ車らしい)華美なくらいに飾られた豪華な内装が特徴となっている。
SRTとは「Street and Racing Technology」の頭文字から
SRTとはStreet and Racing Technology(ストリート・アンド・レーシング・テクノロジー)の略で、2002年はクライスラーにおける最高グレードを意味するひとつのモデル名だったのだが、本国アメリカでは2011年にひとつのブランドとして独立した。
本国のSRTのラインナップには、ダッジの「バイパー」、「チャージャー」、「チャレンジャー」、ジープの「グランドチェロキー」、そしてクライスラーの「300」がそれぞれバイパーSRT、チャージャーSRT、とかいうかたちでリリースされているが、日本ではブランド展開という大人の事情もあって、あくまでもクラシカルなやりかたに倣いクライスラー 300 SRT8として販売された。
まぁわかりやすく言えばメルセデス・ベンツでいうところのAMG、フィアットでいうところのアバルトみたいな感じ。
ちなみにこのSRTブランド、日本には今回紹介する300 SRT8とグランドチェロキーSRT(日本名グランドチェロキーSTR8)が導入されている。
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