BMW X5 xDrive35d 試乗レポート/小沢コージ(1/2)
- 筆者: 小沢 コージ
- カメラマン:オートックワン編集部
このパフォーマンスでリッター10km越え確実!
コイツは凄い!マジで凄い!
今回は敢えて結論を先に言っちゃいますけど、遂に日本へ初正規上陸したBMWのクリーンディーゼル、X5 xDrive35d 。コイツはズバリ“買い”だと不肖小沢は申し上げたい。
車両価格839万円はいまどき全く安くないが、ほぼ同等の3リッター直6ガソリンターボ仕様、「xDrive35」でも798万円する上、驚くべきは燃費性能だ。厳しい方の燃費「JC08」モードでもリッター11kmな上、今回、数十kmレベルとはいえメーター燃費を測った所、橫浜みなとみらいから大黒ふ頭まで、登りも含めてかなり飛ばしてもリッター9km台、逆にゆっくり帰ったらリッター13km台を記録!
「高速だけだったら確実にリッター13km以上は行きますよ」とのBMWスタッフの証言もあるように、普通に走ってもリッター10km台の前半は軽く行くと思われる。細かくは後述するが、車重2.2トンクラスの高級SUV、BMW流に言うと高級“SAV”がでっせ!
今までならリッター5~6kmも当たり前なのに雲泥の差。ガソリンとディーゼルの細かい違いはあれど、実質的味わいに遜色なく、今回にこのクラスで“リッター10km台”の精神的浄化作用ってかなり大きい。
なんか夜中にラーメン食っても全然太らない?みたいな感じではないですか!ってなわけで味わいチェック行きます!
ちょっと懐かしいけどカッコいいっしょ!
見た目は、残念ながらちょびっと懐かしい。それもそのはずこの型のX5は今から5年前の07年に販売が始まっており、既にもっとウェッジシェイプの新路線、「X1」や「X3」が登場済みで、古くささは否めない。インパネにせよ、今やBMWは楕円と直線を組み合わせた新路線デザインになっており、新鮮味はない。
が、それがどーした!って言うんですか。エクステリアは筋肉質フォルムに分かり易いBMWマスクの組み合わせがクールで、ある意味、甲殻類化して“カニ”っぽくなった新路線よりいいって人もいるだろうし、インテリアはやっぱりクオリティ命だ。インパネ表皮は全面ソフトパッドで、一瞬カバ系の本革?って思えるほど質感は高い。
ウッドや金属パネルのマテリアル感も高く、確かに800万円級のクルマではある。室内も十分広く、身長176センチの私が前後に座ったポジションで、リアシートはヒザ前にコブシ2コ分、頭上にも余裕アリ。さらにトランク容量は620リッター。十分だ。
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