BMW X3 海外試乗レポート/石川真禧照(1/2)
- 筆者: 石川 真禧照
- カメラマン:BMW JAPAN株式会社
新型X3、X1との差別化の為、ボディサイズアップで登場だ!
X3は、2004年にミドルレンジのプレミアムセグメントに投入されたSUV(BMWはSAV=スポーツ・アクティビティ・ビークル)。X5(1999年)に続く、Xシリーズ第2弾だった。
その後X6(2008年)、X1(2010年)と、BMWはXシリーズを徐々に拡大している。BMWにとっていまやXシリーズは販売戦略上でも欠かせないモデルとなっている。
実際に2008年の実績では、全Xシリーズの販売台数はBMW乗用車のなかの15%以上を占めるまでになり、その比率は年々高まっている。4WD+高めの全高+乗用車的なスポーティスタイリングという組み合わせが、欧州、北米市場だけでなく、ロシアや中国でも人気になっているのだ。
2011年モデルとして来年日本市場に投入される予定の新型X3は、初代X3と同じカテゴリーでの登場だが、ボディサイズは大きくなっている。その理由としては、弟分のX1との差別化がある。
BMW、AT車に初のアイドリングストップを装備
新型X3のサイズは全長4648(+83mm=旧型との差)、全幅1881mm(+28mm)、全高1661mm(+12mm)になり、いうまでもなくX1とX5の中間を埋めるモデルだ。またこの新型に伴いパワーユニットも新しくなった。
試乗したのは直列6気筒DOHC、3.0L+ターボ。可変バルブ・コントロールのバルブトロニック、ダイレクト・インジェクションを組み合わせ、306馬力、400Nmを発生する。ミッションは8速AT。パドルシフトも装備された。
エコ装備では、ATに初めてアイドリングストップ(BMWはオート・スタート・ストップ)を組み合わせた。その結果、燃費はEUテストサイクルの平均燃費で11.3km/Lを達成した。
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