BMW モトラッド定番の水平対向エンジン搭載モデルや大型スクーターをイッキ乗り!(1/2)
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:和田清志
倒立式テレスコピックにより、圧倒的に良くなったR1200R
ということでまずはBMWの定番である水平対向2気筒を搭載する『R1200R』から紹介したい。
このシリーズ、1974年に発売されたロードモデルR90/6で始まる(それ以前のモデルはサイドカー装着も可能な設計)。何回かのフルモデルチェンジを経て現行型が2015年に登場してきた。
従来型は『テレレバー』と呼ばれる変わった構造のフロントサスを採用しており、大きく評価が分かれていた(当然ながらBMWヨイショの人達はクセあるけれど良い、と言ってた)。私からすれば「寝かし込みの素直さ無く、しかも妙なフリクションあって乗り心地もイマイチ」。あまり良くなかったです。
BMWもそう考えていたのだろう。現行モデルは今や世界的に高い評価を受けている倒立式のテレスコピックになった。
試乗してみたら、圧倒的に良い!
何も考えずコーナーへ入っていけるし、動きもスムース。1970年代のR90と同じくストローク感も出ており、BMW特有の落ち着きを持つ。
ブレーキはブレンボのキャリパーをラジアルマウントしており、これまた現代のバイクの主流。初期のタッチや強く掛けた時の剛性感などモンク無し!
当然の如くシャフトドライブだからして、チューン調整の手間掛からず。いやいやバイク通がウナる奥行きの深さだったりして。
エンジンは空冷だった従来型から、新しい世代の「空水冷」と呼ばれる、水と空気の両方を使うタイプのDOHCになった。最高出力125馬力と十分!
空冷時代より若干振動が小刻みになったものの、低い回転域から安定して太いトルクを出す。クルーズコントロール付きだからロングツーリングも楽。
今回試乗して唯一の「う~ん!」はアンコ抜きしたような座り心地のシート。
聞けばシート高を低くするため文字通りアンコ抜きしているという。結果、シート形状悪く、ライディングポジションまで気持ち悪くなってしまった。正規形状のシートで試乗してみたかったです。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。