話題のドゥカティ「スクランブラー」をイッキ乗り!(1/2)
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:和田清志
話題のスクランブラーを800ccモデル・400ccモデル一気に試乗!
昨年の試乗会ではデビュー前ということもあり展示だけに留まっていたドゥカティの『スクランブラー』ながら、今年は最初に販売された800ccの他、最近追加の400ccモデルも出展されていた。
外観ほぼ同じながら、排気量2倍!4輪車で言えば1500ccと3000ccを同じボディに搭載しているようなもの。果たして乗るといかに?
まず800ccの『アイコン』から試す。
エンジン形式はLツイン。Vツインとドコが違うのかと言えば大きく二つ。
Vの場合、バンク角は自由。60度でもいいし、120度だってOK。されどLなら90度が限定です。もう一つ。真横から見るとLツインは前方のシリンダーが前方向に寝ており、右側から見ると『L』字に見える。だからLツインなのだった。
バルブの駆動は伝統的にギアトレインを使う『デスモドロミック』。スプリングに頼らず強制的にバルブを駆動するのだけれど、今やドゥカティの「名物」みたいなもの。乗って解る違いは無い。日本仕様の最高出力75馬力。フロントサスに倒立式&ラジアルマウントのブレンボ製ブレーキを採用している。前後サスKYB製です。少し残念。
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