BMW 7シリーズ 試乗レポート(3/4)
- 筆者: 日下部 保雄
- カメラマン:島村栄二
7シリーズもやはりドライバー・オリエンテッドである
さて、走り出して驚くのは乗り心地だ。BMWはランフラットタイヤを積極的に使っているが7シリーズでもスタンダードとなっている。試乗した750LiはオプションのF:245/40R20、R:275/35R20という大径タイヤを履いていた。メークはグッドイヤーだが、超扁平タイヤとランフラットは相性が良いとはいえ、サイズの割には驚くほど乗り心地がいい。低速での凹凸路面には反応してゴツゴツ感はあるが許容レベル。むしろ740iが履いていた245/50R18のランフラットの方が凹凸路面には正直なところがあるのは面白い。
7シリーズにはインテグレーテッド・アクティブ・ステアリング(前後操舵、および操舵量変化)を装着するが、パーキングレベルではロック・ツウ・ロック2回転で、最小回転半径はホイールベース3,070mmのショートボディで5.5m、ロングでも5.7mに納まる。前後逆操舵のメリットだ。後輪の操舵は時速80km付近で同相になり、高速での姿勢安定性を増す。
この種の機構の違和感はドライバーの慣れに多分に影響されるが、7シリーズのそれは比較的ナチュラルですぐにオーナーに馴染む。ただ、電動パワーステアリングのためだろうか、BMWの滑らかな操舵力は若干損なわれる。
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